今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、CNET JapanのNewslettterからインスピレーションを得て書いていきます。
<もくじ>
●Google PaLMが芸人ネタを言える日は来るか。「ジョークを理解する」だけではなく。ーCNET Japan Newsletterからインスピレーション(小山ケイ)
●PaLMは多言語能力を有することになるのか?Google PaLM is about to be a multilingual guide for the world like “John’s Apocalypses”…?
●AIが人を笑わせる能力を身につけるために必要なこと。
(このブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイの撮影によるものであり、著作権はすべて、私にあります。Every photo in each article has been shot by Kay Koyama, myself..)
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆や翻訳のご依頼は、107-0052 東京都港区赤坂5-5-9 1F MBE114 小山ケイ までお願いいたします)
●Google「PaLM」が芸人ネタを言える日は来るか。「ジョークを理解する」だけではなく。ーCNET Japan Newsletterからインスピレーション(小山ケイ)Do “Google PaLM” and other AI models make people laugh like Ellen, Jimmy, or Takeshi (Kitano/Beat Takeshi)?
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CNET JapanのNewsletterに面白い記事が掲載されていたのでwebで読んでみました。
https://japan.cnet.com/article/35187639/
かいつまんで説明すると、Googleが開発するPathways Language Model (PalM)はジョークを理解するAIとして、Googleの年次開発者会議でプレゼン紹介されたとのこと。
(記事によると、世界のTwitterersにはPalM話題はあまり注目されなかったようです)
私はこの記事を読んで、こんなことを思いました。
★AI開発はますます、「理数系」の分野となりつつある。
★よって、理数系の仕事が奪われる。
★ジョークを理解する能力も、数学的な要素を利用して、とのこと。
→ だからこそ、理数系の仕事がどんどん、奪われる。文系よりも。
★文系の仕事が奪われる日は、このGogle PalMが「芸人張りにネタを仕込んで観客を笑わせることができたとき」。
★スタートレック (StarTrek)ってやっぱり、アメリカ人にはいまでもインフルエンサーなんだわぁ(AmazonのCEOベゾス氏も子どものころからの熱烈なトレッキーですよね。だから宇宙開発に邁進したり、ご高齢となった「カーク船長(ウイリアム・シャトナー)」の「宇宙の旅」をプライムで独占放送したりする)
★(Googleってさらに親会社がいるんだっけ・・・??)
→ 親会社Alphabet
★(Googleもブログ、書いてんだ・・・!まるで私だわ。笑)
★(そしてプロの翻訳者として私は)このCNETの記事、(いかにも)「英語から翻訳しました」って分かるわ。なんでだろう??
読むほどに思うのはやはり、AIはあくまで、人間の言動に対して受け身であり、能動的に人間のようにふるまうのはそうとう先(あるいは永遠に来ない・・・?)だということです。
書かれてあるのは、「おやじギャグを理解(記事より)」したり人間の質問に対してより的確に答える能力を身につける、というようなこと。
それってつまり、人間の行動があってはじめて、反応ができるということ。
受け身です。
SF作家のPhilip K Dickは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(映画「ブレードランナー」の原作です。“Do Androids Dream of Electric Sheep?”)と言ったけれど、私はPalMにこう言ってみたい、と思いました。
Do “Google PalM” and other AI models acquire the ability to make people laugh like Ellen, Jimmy, or Takeshi (Kitano/Beat Takeshi)? – Google PalMは人々を笑わせることができるか?
●PaLMは多言語能力を有することになるのか?Google PaLM is about to be a multilingual guide for the world like “John’s Apocalypses”…?
ところで記事に は、「デバイスとPalMをくみあわせることで、何語であっても翻訳・通訳が可能になる」と言うようなことが書かれています。
デバイスと言われて思いついたのはやはり、Pixel。
マンパワーに匹敵する能力となるにはまだ時間がかかりそうですが、それが本当になったら、「ヨハネの黙示録」の世界。
それぞれがさまざまな言語を話しているはずなのだけれど、なぜかお互いが理解している世界が、ヨハネの黙示録には預言的に描かれています。
それはおそらく、「あの世」。
私はGoogle Chromerですが、PaLMによる高度な翻訳・通訳のアプリが付加されたら、仕事にも利用できそうな気がします。たとえば、私であれば英語は理解できるので、世界の少数民族の言語を英語にしてくれるとか。
プロの翻訳者である私としては、とても興味をひかれますね。
●AIが人を笑わせる能力を身につけるために必要なこと。
さて。
Googleのブログに掲載されたという”Jokeを理解するPaLM”の英文を読むと、なんとなく今の段階では専門性の高い分野のジョークは理解できるけれど、私を含めた一般大衆が好むお笑いを理解するまでにはまだ時間がかかりそうな印象です。
(「TPUsとはGoogleがディープラーニングするために用いるコンピュータ・チップであり、それとクジラの集団”pad”をかけたジョーク」とのこと)
ということは、PaLM自身が芸人さんばりにお笑いネタを披露するのはまだまだ先。
PaLMだけではなく、AIが将来、「人を笑わせる」ようになるには、どんな能力が必要か。
私はこんなことを考えてみました。
1)「自分」が話す人、「自分」の話をする人の環境、状況、年齢、生い立ち、文化等、あらゆることを可能な限り把握する。
→ テレビが機能しなくなってきたことの理由のひとつが、それらが細分化されたから。
「属性」が把握しづらくなったから。
お笑い芸人さんがテレビで「事務所ネタ」を言っても、すでに10年以上テレビを所有していない私にはさっぱりわかりません(だれそれ、ですから)。
2) 時事ネタ。
3) 相手の知性の度合いを把握する。
→ 場合によっては学歴や職歴も。
4) 笑いのツボとは何か。
5) 古今東西の芸人さんの膨大な「芸」をデータ化して徹底的に「仕込む」。
→ MITの学生がバイトでデータ入力やってくれるようです。笑 某大手米国企業の話。
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