今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2023年度大学入学共通テストの「英語」リスニング試験第6問Bについて書いていきます。
<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第6問B (19)
●”City life”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第6問B (19)
今日は、第6問Bを見ていきます。
福井新聞サイトより。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701
最初に冒頭の説明文と問題文、選択肢を見ていきます。
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説明文と問題文、そして選択肢をみるかぎり、次のようなことが把握できます。
1) 登場人物は4人。→ 名前から推測して、男性二人、女性二人。
2) 4人がそれぞれ、名前を最初に呼び掛けあいながら会話を進めるはず。
→ それが、これまで2回実施された共通テストのリスニング会話問題だったから。
3) KOTAはおそらく、日本人。→ よって、KOTAを担当する人は日本語なまりの英語を話す人のはず。
4) 学生4人が卒業して就職したときに住む場所について話しているらしい。
→ その状況をイメージする。「寮」「4人の男女」「すむ場所について」
5) 4人のうち、3人あるいは2人は町の中心地には「住まない」、とのこと。
6) 37問の図表4つを見ると、ペットや家賃、通勤中にしていること、などについて触れられる可能性。
それでは、実際に音声問題を聴いてみましょう!
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これも、前問の「お母さん (Sue)」と同じく、会話によって考えを変えたり迷ったりしている人がいますよね。
会話の走りだけ聴いていると、回答を間違えそうになります。
問題文をよく読むと、「会話の終わりで」と書いてあります。
これも、前問と同じ。
最後までしっかり、聴く。
そうすると、「もうそうすることに決めた」からそのような行動をとった人がいるのが分かります。
それぞれはやはり、「私は街に住む」とか「地方に住む」とか「郊外に住む」などと、問題文に沿ったような(笑)明確な回答はしていません。
だから、話を聴きながら、それぞれの意志や希望を理解する必要があります。
★全員、中心部への就職が決まった。
★「会社の近くに住みたい」と言ってる人がいる(つまり、「街中に住む」ということ)
★ペットの居住スペースについて触れている人がいる。
★「中心部は家賃が高い」と言ってる人がいる。
★「部屋の広さ(狭さ)」は、中心部と郊外の家賃に反映している。
★「郊外からの通勤が楽しい(その間にやれることがあるから)」と言ってる人がいる。
★すでに街中に住むこと(物件さがし)を決めた人がいる。
★「あなたもそうしなさい」と誘っている人がいる。
36問は、会話の最後でそう決めている人が分かります。
37問は、しっかり聴いた会話の記憶をたよりに、あるいはもっと言うと、「音声を聴く前にしっかりと目を通した図表のタイトルや内容をたよりに」推測していきます。自分の頭を使って。
●”City life”の発音。
1) 「C/See/Sea」
2) 「Li」(米国発音)
3) 「Lai」
4) 「F」
5) 「C/See/Sea」 + 「Li」 + 「Lai」 + 「F」