今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日行われた大学入学共通テストの「英語リーディング」問題について書いていきます。
<もくじ>
●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問A (139 Japanese entrance exam 2024 (13)
●設問
●”Timing”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問A (13) Japanese entrance exam 2024 (13)
今日は、2日にわたって「英語リーディング」問題の第6問Aを解説してまいります。
では私のやり方で、冒頭部分を読んだら、設問からさきに見ていきますね。(理由については過去記事にたくさん書いてあります)。
福井新聞のサイトに英語リーディングの問題が掲載されています。
fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/38f70d655c90a7ad4c7c4b3fd0f78451.pdf
ネットで「ちょ~難しかった」「激ムズ」「魔の第6問」と話題の第6問です。笑 読むのが楽しみです(わくわく)。→ 実際に私が解いてみてから、「何がそんなに難しく感じさせるのか」も後日に考えてみたいと思います。
***********************
ぱらぱらと問題をみていくと、「読むところ」は2ページちょっと。
設問も問4までとなっています。
内容が難しかったのかな・・・。
【冒頭部分から得た情報】
1) 「私」は学生。
2) 私は”Shor talk”をする予定。→ 5分程度のスピーチ、といったところですね。
3) タイトルから、「時間」に関する記事であることがわかる。→ ”perception”(感覚・認識)とあるのでこの瞬間、私は文化人類学や言語学などで学んだ、「文化によって時間の感覚が違う」ということを自分の頭の中に蘇られせたりしました。たとえば、英語圏では時間を「もの」や「お金」のように扱う、とか。Spare timeとかSpend timeとか。
4) “note”部分から。接頭語の”Retro-“と”Prospect”があるので、時間が戻ったり未来に行ったりする話が出てくる。→ 催眠療法にあります。退行催眠療法は、過去世(信じないかたは信じないでしょうが・・・)に戻らせるやりかた。Prospectは将来に関する瞑想療法です。
5) Note部分の「5」まで読んだ瞬間、おもわず「あぁ~」とうなりました。笑 すごーくおもしろい記事のはずです!早く読みたい。わくわく。(この段階で小山、まだ本文はまったく読んでません。タイトル以外)→ 確かに。年齢を重ねるほど、時がたつのは早いです。子供の頃って一日がすごーく長かった・・・。中年のいまは、5年、10年がどかーっとアッ!というまに過ぎていく。笑
●設問
問1
正しい選択肢はひとつだけです。
でも、読めば読むほど、この記事は英語圏の大人が読むサイエンス系の雑誌やTIMEなどから抜粋されたものだと思えます。それぞれの選択肢を見ていくと、本文にかかれていることがなんとなく把握できますよ。それは人間の持つ生物学的な側面とか感覚、肉体など。
つまり、第6問Aの出題文は、「人間」と「時間の感覚」をサイエンスで表している記事であることがなんとなく把握できるのです。すごーくおもしろそう。>小山。
大人の鑑賞に堪える記事ですね、たぶん。
大人が読んでおもしろい!と思える記事だからこそ、もしかしたら難しかったのかもしれません。大学の教養課程も履修していない高校生にとっては。
問2
いやぁ・・・。
これも正しいものはひとつだけですが、どれも私にとってライフワークのリサーチ内容と言えます。笑 1番なんてまるでマインドフルネスそのもの。表現されてることって。
★1と2はまったく真逆のことを言っている。
★1と3は真逆のようだけど、「すべての年代」か「大人」かの違いがある。
★ざっと見た限りでは、「1」が一番、納得がいく(自分も経験してるから)
「41」を見ると、「speeds up」となって「but」と反対の文章がつづくのですから、“slow down”と表現されている選択肢が正しいのでは、となんとなく推測できます。ということは、1か3が正しいんじゃないかな。まったくの推測ですが。それも、“mature”ですから、次のような日本語訳の文章がひらめきとして浮かび上がります。その英語訳がおそらく、正しい選択肢。
「大人になるにつれ、私たちは時間というものがあっという間に過ぎていく感覚にとらわれる。けれど、人生において自分でも気づかない変化によって(たとえ成人してからでも)時間に対する感覚を子どものころのようにゆっくりと、おだやかなものに戻すことは可能なのである」
出題文を読まなくても、なんとなく正解がわかってしまいましたね。やっぱり、設問を先に読んでおいてよかった笑。いくつかの選択肢にある「どの年代でも」も正しく見えるけれど、noteには「年齢を重ねるにつれて」、とあるのだから、「どの年代でも」はおかしいと思う。虫食い部分(41)は「年齢を重ねるにつれて」と”but”(前の文章と反対のことを言い始める、ということ)につづく文章なのだから。
キーは、“mature” = adult”だと理解できるかどうか、じゃないのかな。この設問では。→ なぁんて、ちがってたらどーしよ。>小山。
問3
さっきふれたように、接頭語の“Retro-“がついています。
よって、設問はおそらく、「戻る」ことや「過去の記憶」などに関係するものが正しいんじゃなかろうか、と思えます。あるいはそれに類することが出題文には書かれている。
1と4は「将来のこと」です。
そして、2と3は「過去のこと」あるいは「すでに起こったこと(教えてもらったこと)」。
★母親のケータイ番号を思い出す。
★今日何時間働いたか、思い出す。
おそらく、2と3のどちらかが正しいんじゃないかなぁ。そして、あきらかに「過去のこと」は3.過去形で書かれてますよね (“worked”)。よって、3がいちばん、正しく思えます。「記憶を過去に戻らせる」という意味においては。
問4
問3と逆で、”prospective”とあるので、先に進む時間について書かれているんじゃなかろうか、と推測できます。
「これから起こること」について書かれているのは2番だけです。
2が正解かな・・・。
●”Timing”の発音。
1) (タンギングの要領で)「Tai」
2) ミン
3) 「G」
4) 「Tai」 + ミン + 「G」
“2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問 A(13) Japanese entrance exam 2024 (13)” への2件の返信
コメントは受け付けていません。