⚫️2025年大学入学共通テスト「英語リスニング」第五問 (2) Japanese Entrance Exam 2025 “English Listning Exam” No.5 A (2)
昨日は問5の設問や選択肢などから先に見ていきました。
今日はいよいよ、音声問題を聴いてみましょう!^ ^
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なんと。
昨日のブログで私が書いた予想は外れていました笑。
「米国では贈答品のやりとりが少ない」のではなく、クリスマスシーズンのプレゼントについて、無駄になってしまうプレゼントを他の人に再度、プレゼントとして回す、つまり”Reuse (Regift)”する、ということについての講義でした。
英語の試験問題、というこもからは少しそれますが、アカデミックな側面から言うと、この講義、「社会学」というよりもこの先生(speaker) のフィールドワークからえた実証研究発表、みたいな内容でした。
しかも、この「先生(教授?)」、米国大学の教授よりもかなーり「ゆっくりめ」で話してくれてますよ大笑 →米国の大学教授は、この女性教授の2倍違い速度で講義しますので。
こういう”Regifting”というやり方が世界にはあるんですね。日本だとどうでしょう。フリーマーケットやメルカリなどで見ず知らずの人とやりとりする文化はだいぶ根付きましたが、「知ってる人どおし」でそれぞれのいらない贈答品をリサイクル(?)するやり方はまだまだ無いように思います。それこそ、古くからクリスマスの時期にプレゼントを家族親戚で大量にやりとりしてきた米国社会だからこその下を話書かもしれません。
よって、音声問題を聴いても、なんだかピンとこない受験生もいたかもしれない。私はそうでした。「ふぅん、、、」という感じ)
問27
女性教授 (speaker)の説明を順を追ってきいていると、「なぜなら(because)」の論理性を自分で組み立てることができます。そこから、正解の選択肢を選びます。正しい選択肢以外は全て、言葉のジャグリングです。
(プレゼントにいくら使われてるか、とか、包装紙のこととか、クリスマスプレゼントのどれくらいが「再生可能ではない」か、は音声問題では全く触れられていません。
問28-31
なかなかに難しい問題でしたね。
それぞれの選択肢の意味はもちろん、「違い」や広義内容の要約が、穴埋めしたあとの文章としての整合性が求められます。
大まかな内容としては、こんな感じでした。
★もらった人はそのプレゼントが不用である。
★贈った方は、それを他の誰かに”Regifting”されてよい.と思っている。
★”Regifting”として最終的に受け取る人もそれでよし、と思っている。
★一番最初にプレゼントをもらった人だけが、罪悪感のようなネガティブななものを抱える。
ちなみに、”Uobothered”は、”Uo” “bother” “ed”であり、”bothered”ではないのですから、贈り主のポジティブな態度がそのように一言の単語で表されていることが選択肢を次々と選ぶベンチマークになります。
“(”You’re bothering me”で、「どいて(邪魔よ)」。→迷惑をかける。人を邪魔する。)