「振り返る。丁寧に」大学入学共通テストの英語試験に向けて。Review mindfully and wholeheartedly.

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、来年1月に実施される、第2回大学入学共通テストの英語に向けて、数回に分けて書いていきます。今日は「丁寧に振り返る。これからの約半月」ということについて。

<もくじ>
●「振り返る。丁寧に」大学入学共通テストの英語試験に向けて。 
●いまから大切にすること。約半月を有効に、心穏やかに過ごすために。丁寧におさらいするために。 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

小山ケイ:東京都港区赤坂5-5-9 MBE114

●「振り返る。丁寧に」大学入学共通テストの英語試験に向けて。Review mindfully and wholeheartedly.

 

第2回大学入学共通テストは、2022年の1月15日、16日(再試験は29日、30日)。

 

大学入試センター

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r4.html

 

これからの約半月、私がおすすめするのは丁寧に振り返ることに集中するということ。

いまから新しい単語をたくさん仕込もうとするよりも、これまでやってきたことを振り返るほうが有効です。

★いまから仕込む新しいことよりもこれまで仕込んだもののほうが、自分に定着している。

★時間をかけている分、潜在意識で理解している可能性が高い。

★自分が落ち着く。

★これから仕込むことが試験に出るとは限らない。

→ 出る確率が高い、と分かってるのであれば、もっとまえから手つけてるはずだよね(笑)。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

では、私の実体験も含めて、どう振り返るか、書いてみますね。

【丁寧に振り返るやり方】

1) 自分が一番、慣れ親しんでいる(愛着のある)ものから取り掛かる。

→ 安心感や自信を確認するため。英語の確認だけではなく。

そして、慣れ親しんでいるのであればそれだけ、自分のなかにそれらが定着している確率も高いから。

 

2) 塾や学校、参考書などで触れられた、「ピンポイント」を徹底的に復習。

→ 出る単、文法、志望校対策、重要語句などなど。

コツは、大雑把に全体を見るのではなく、「ピンポイント」

持ち時間が「約半月」だからです。

大雑把に全体を見るのは、大学入学共通テストの勉強に初めて取り掛かるとき。

それはとっくに過ぎてます。

だよね?

 

3) 第1回目の大学入学共通テストを解く。

→ すでに何回も解いているかもしれないけれど、1)と同じです。

そして、見落としていることがあるかもしれない。

「細部に神は宿る」ですから。

 

●いまから大切にすること。約半月を有効に、心穏やかに過ごすために。丁寧におさらいするために。

 

私の友人で、高校3年の12月から受験勉強を始めて、某私立の名門女子大に受かった人がいます。

もう30年もまえ。

そんなことが有効だった時代だと思いますね。

もちろん、彼女の普段からの学力もあったのだと思いますが、今の時代、とくに英語の試験であれば、これは叶えることが難しいと思います。今年初めに公開された第1回の大学入学共通テストを私も解いてみた感想としては。

付け焼刃で記憶力をたよりに「あれはこれだったっけ」みたいに考えて解けるようなテストではなかった。

考えるのはもっぱら、自分が把握した英文について。

つまり、アタマを使うパートということ。

アタマを使うのは、自分が把握した英文をもとに、そこから計算をしてみたり、質問について情報を取捨選択してみたり、ゲーム理論(数学に根差した経済学・経営学の学問です)ばりに選択肢から「最適値」となるようなものをひとつ、選んだりするとき。

アタマはそれほど要求されないとしても(笑)、毎日の「こつこつ」が要求されるのが語学です。

私がこのブログでさんざん書いているように、英語をはじめとする語学は付け焼刃でできるようなものではない。

「毎日、年数をかけて、こつこつと練習した子が、英語を制する」

私はそう、書いたこともあります。

アタマで考えるよりもさきに、無意識の領域から、その英単語なり文章構造がふっと浮かんでくるスピード感。

そのスピードに乗って、さくさくと解いていく。

それくらいではければ、あの分量で80分の試験時間はたしかに、日経新聞25歳記者(当時)が河合塾の模試で体験したように、「時間が圧倒的に足りなかった」となります。

だから、新しくなった第2回目の大学入学共通テストにむけて、残りの約半月でできることにも限りがある。

【私がおすすめする「約半月で大切にすること」】

1) まずは日々、心身を落ち着かせる。

ピーキングは1月15日あたりです。これが駅伝選手であれば、この半月はピーキングに向けて体の各所を調整したり調子を確認したりするはずです。

 

2) 集中力。

あまり根を詰めても逆効果。

他の科目もあるのですから、できれば徐々に力を抜いていく、つまり、英語に振り分ける時間を少し、減らしていくぐらいの余裕があるといいと思う。

これまで英語に数時間、かけていたのであれば、それを徐々に1時間くらいに減らしていく。

あるいは思い切って、移動時間とかすきま時間とかで上記の「おさらい」に集中するにとどめる。

そして有り余ったエネルギーや精神的な余裕は、当日の試験にぶつけるということ。

 

3) 友だちと話す。

思わぬ情報交換ができたり、それが試験に役立った、なんてこともあります。

理由は、「友だちと話す→ 自分の感情が動きやすい→ 自分の記憶に残りやすい」

なんども私がこのブログで伝えていることです。

 

「感情は、言葉を記憶に定着させてくれる接着剤」 by 小山ケイ

 

 

4) 3)のとき、友だちとリスニングの練習をしたり、好きな英語圏アーティストの動画や新譜についてやりとりしたりしてみる。

理由は3)と同じ。

相乗効果ありますよ。私の実体験です。

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