ビジネスパーソンのビジネスマインドとは。

Q) ビジネスパーソンとして、どんなマインドなら怖いもの知らずか?


A) 稼ぎ方を知っている。それも、効率的な稼ぎ方を知っている。

これまで数々のビジネスパーソンたちを見てきました。そんな私の経験から、今日は書いてみたいと思います。

昨日は下の記事を書きました。

●ビジネスパーソンの基本。「まずは稼ぐ。お金への色眼鏡を捨てて」

渋谷のビル

 
 
 
会社員のかたであっても、私のような創業者やオーナーであっても、ビジネスマインドの基本は、「いかに効率よく稼ぐか?」だと思います。
 
いや、ビジネスパーソン、と書きましたが、すべてのひとにとっての基本だと思います。NGO団体であっても、NPO団体であっても。
 
さもしい?
 
でも、税金も、年金も、保険料も、お金で支払わなければなりません江戸時代のように年貢というわけにはいかない。つまり、日本政府も行政も、お金で支払ってください、と言ってくる。電子マネーやクレジットカードでは支払えても、お米や物品では支払えない。
 
新宿のビル
 
東大教授の伊藤元重先生は、貨幣は人類が生み出した素晴らしい発明とおっしゃったそうですが、私もそうだと思います。大変な自然災害に遭われた遠くの地域、国の方にも、寄付として送金すれば、現地のかたがたがいちばん望むものを購入したり、配分していただける。 
 
お金はエネルギー、お金に善悪はない。よく聞く言葉で私も本当にそうだと同意します。
先日もある団体から、その団体が目標とする金額にいくらいくら足りないので寄付してください、とメールがきました。私はこれを読んだとき、いまこそ非営利団体のビジネスマインドを育てる時代だと痛感しました。
 

新宿のビル群

著名な方が代表を務めているのであれば、なおさらです。なぜなら、ネームバリューをお金にかえられる可能性に満ちているからです。無名のしがない人間に、対処療法的に寄付を依頼するよりも。
 
依頼された側の私も人間です。たとえ寄付したとしても、手柄となってさらに著名になるのはその団体責任者ばかりじゃないか、とイコジになります。
 
さくら
 
サラリーや入ってくるお金があぶく銭ではなくなり、ミレニアル世代を中心にシェアカルチャーが浸透し、コスパのよいものが支持を集め、面白いもの、クリエイティブなもの、イノベーティブなものにはおしみなくお金を出す人たちがふえている。その中から寄付金に回してください、というのなら、画期的で魅力的なアイデアを能動的に考えなくてはならない。ビジネスマインドで。
 
 
昨今のNGO/NPOには、通信会社やゲームアプリ会社などという「競合」がいるのです。
 
 
 
まずは寄付金依存の収益構造から、ビジネスで収益をあげていかなければならない寄付金の運用でもいい。CalPERSみたいに世界的な「モノ言う団体」だってあるわけです。
 
非営利団体と呼ばれるところだけではなく、営利企業であっても部署によっては、「稼ぐ」ということから離れているようにふるまってる人がいます。会社ではそれでいいとしても、自分の人生という視点で考えると、「稼ぐ」ということがもっと現実味を帯びてくると思います。
 
新宿のビル
 
私の遠い親戚に、熱心な宗教家がいます。あえて宗教名はだしませんが、宗教としての歴史は1000年を超える世界的な宗教です。って書いたらわかっちゃいますね。笑
 
彼は超有名私立大学を優秀な成績で卒業してから某上場企業へ入社しました。でも入社後10年ぐらいたってからでしょうか「利益を追求する仕事がいやになった」と、辞表願を出して地方へ家族と移住し、その宗教関係の仕事につけるように修行を始めたそうです。
 
人の意志にいちゃもんつけて悪いとは思いつつ、私は彼に対して「それは誤解だ」と言いたい。世界にはBill & Melinda Gates夫妻Worren Buffettのような大富豪の篤志家がたくさんいるからです。
 
彼の中にどこか、「お金は汚い」という思いがあったのかもしれません。
 
新宿のビル群
 
お金があれば、莫大な費用が掛かる難病のかたのための医学や医薬のR&Dに出資できる。いわゆる発展途上国の子供たちに学校を作ってあげられる。
 
年金制度が危ぶまれ、終身雇用も終わりを告げようとしているいまの日本において、ひとりひとりがビジネスマインドを持つことは大切だと思います。その基本は、「お金はエネルギーであって善悪はない。まずは、効率的に稼ぐ」です。
 

●では、どんなことが「がっつり稼ぐこと」につながっていくのか?笑

スコットランド

私が考えるのは以下のとおりです。
人がどんなことにお金を支払うのか、とことん調べる。
★世の中のお金の流れについて勉強する。
★お金は降ってわいてくるわけではない。「財源」は??
「あなたにお金を支払いたいです」と言ってもらえるには?
「日本は累進課税」
知恵を出す。
税金の仕組みをとことん勉強する。
★ただでものを聴こうとする人間には近づかない。
★お金の話ができる人とつるむ。
お金持ちとつるむ。
自分から先に差し出してくれる人とつるむ。
★王道は、「パイの広がっている市場」
★でもロングテールもある。
★ニッチ狙いならとことんニッチで。
おごり上手とつきあう。儲かってる人だから(勉強させてもらう)
自分もおごり上手になる。「端数分はいいよ」ではなく。笑
★(スピ系みたいだけど)望む姿でふるまう。潜在意識がそれを本当だと受け止めるので。
★寄付を依頼する、あるいはひと仕事依頼するならインセンティブを。
 
明日、上記について詳しく書きたいと思います。
 
 

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