小山ケイの人生ドリル37-「おいしいものを食べる。旬のものをいただく」

今日の記事では、心身の健康のために自分がそのときに食べたいと思うものを食べる、おいしいものを食べる、ということについて書いています。

<もくじ>
●自分がおいしいと思うものを食べる。心身が喜びます。
●日本には旬の食べ物がある。
●目でいただく。おいしい映画・テレビドラマ。
●カトラリーや食器もしっかり。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた人生ドリルシリーズは下の記事です。

こちらは昨日書いた記事です。

●自分がおいしいと思うものを食べる。心身が喜びます。

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子供のころは「偏食しちゃだめ」と言われて育ったかたも多いことと思います。けれど、大人になってからの人生ドリルは「おいしいものを食べる」。自分がおいしいと思うものを食べる。それも心から。

理由は、自分の体は自分のアタマ以上に自分にとって良いものを知っていることが多いからです。これは私の経験です。かなり若いころに私がダイエットに挫折し、「自分が本当に食べたいもの」を制限なしに食べた結果、いつのまにか標準体重まで減量したうえに何十年も維持し続けている話は以前このブログで書きました。

アタマで制限すればするほど、その「もの」が潜在意識に強烈にインプットされてかえってそれを摂取してしまうことがあります。甘いもの、脂っこいもの、塩っ辛いもの、脂肪分の多いものなどなど。

でも精神を落ち着かせて、「自分が真に欲するもの」に忠実に食事をしようとすると、不思議なことにバランスよく食べられたり体調や気候に合わせた食べ方を選択していたりします。

心身を作るのは食べることが基本です。

夏の時期は体温を下げてくれるレタスやトマト、きゅうりなどが無性にたべたくなる一方、冬の時期は体温を上げてくれる根菜類やショウガなどがものすごくおいしく感じたりしますよね。

とくにこの時期、コロナウイルス対策で家に「おこもり」しているときにこそ、「食」や「食べる」ということを楽しみたいですね。おいしいと感じるものをいただくことは免疫力アップにもなります。

●日本には旬(shun seasonal food)の食べ物がある。

うちの母親は私が小さいときからよくこういいました。「これを最初に食べた人は偉いね」。筍とかごぼうとかみょうがとか、いっけんすると山にある植物にしか見えなかったと思うのです。でも食べられるし栄養価も高い。昔の人は偉い。そして旬の食べ物をよくご存じです。

現代人でも旬のものは自分でもなんとなくわかりますよね。スーパーや八百屋などで目で確かめると、旬のものは鮮度、張り具合、香り、脂の乗り(魚)が違うのがよくわかります。旬のものはおいしいだけではなく「これから生きるぞ」という生命力を頂いているから良いのです。

もちろん、食べてもわかる。冬大根の青首のあのジューシーなおいしさ!春先の菜の花のぴりっと苦めの刺激も「あーこれからぐんぐん育つぞという菜の花パワーをいただいてるんだわぁ」と感覚にびんびんに伝わってきます。秋の生サンマしかり、寒ブリしかり。冬のあんこうしかり。

ほりたての筍のスイートコーンみたいな青い香り。

新じゃがのほくほくとして皮まで食べられるおいしさ。

初夏のアユのあのスイカみたいなさわやかな香り。

新キャベツの柔らかさ。

夏のトマトのぷりっとした歯ごたえ。

春と秋にみがふっくらするあさりの歯ごたえ。

冬のふぐさしのとろけるような感触。

ヒレ酒の旨さ(うぃ~)。

秋の柿。

冬のカキ(海のミルク)。

新玉ねぎ。

秋の和栗。

さつまいも。

しいたけ。

れんこん。

ごぼう。

想像しただけでパブロフの犬状態です。笑

●目でもいただく。おいしい映画・テレビドラマ。

吉祥寺「くぐつ草」オムカレー

バベットの晩餐会

鬼平犯科帳(池波正太郎先生)

検視官スカーペッタシリーズ

米国料理家・故Julia Childの番組。

●カトラリーや食器もしっかり。

目が楽しくなります。ご自身で料理しても、スーパーや個人商店で購入しても、おうちでお気に入りの食器類にしっかりと移し替えて外食気分を味わえます!

#StayHomeをぜひ、たのしみましょうね。

<ふろく>

小山ケイ流「おうちオーベルジュ(笑)」の楽しみ方。

1) お気に入りのカトラリーを。

2) 1)はつねにお手入れ。

3) 食器もしかり。

4) ものを頂くときはできるだけ旬のものを。

5) 料理をする。

6) プロが作ってくれたりスーパーで購入したりしたお惣菜も自宅で盛りつける。

7) 香りも楽しむ。

8) おいしい映画・小説・動画を楽しむ。

9) できるだけ地産地消。

10) できるだけ丸ごといただく。食べられる部分であれば。

11) そのときに「食べたい」と感じるものをいただく。ただし、腹七~八分目。

12) とはいいつつ、味付けはほとほどに。中庸。塩コショウ砂糖アブラetcetc

13) お酢は万能な隠し味。適量は体にもグー。

14) 魚や野菜は飾り包丁を入れてみる。煮物にする場合、味も良くしみます。

15) 煮魚は落し蓋も利用。

16) 野菜は面どりしてみる。見栄えも良くなります。

17) まごわやさしい。豆ゴマわかめ(海藻)野菜さかなシイタケ類。

18) 穀類は一番最後に。血糖値の急激な上昇を抑えられます。

19) シイタケ・切り干し大根・の戻し汁はみそ汁に。ご飯のとぎ汁は筍のゆで汁に。

20) よく噛む。消化・脳みそ・歯によし。

stick coffee in Japan
おうちカフェ。

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1年前のちょうど今日、この記事を書きました。