2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問B(その2)

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第2回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリーディング試験の第6問です。

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<もくじ>
●2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問。(その2)
●英文ライティングにも生かせる!今回の問題文(第6問)の特徴や語句。 

●”Appearance”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

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●2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問(その2)

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

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毎日新聞「2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第5問」

https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2022/q/?sub=LEN24

先日は、第6問の「設問」を先に見てみました。

今日はいよいよ、問題文をじっくり、読んでいきます。

*****************

なかなにおもしろい記事でしたね。

朝型人間と夜型人間を、「ひばり」そして「フクロウ」、と呼んで表現しているところなど、全体的に読みやすくて平たく、親近感がわいてくるような文章です。

途中、読みながら笑いました(笑)。

「ひばりのほうがいつも賢い、というわけではないのです!」というところ。

ちなみに、問題文にも出てくる“Early bird”は、ゴルフで言うと、ちょ~早い時間にスタートするスケジュール。

そして、料金も昼間よりも安い

よって、問題文のなかで「(朝型人間よりも)夜に活動するほうがお金がかかる」という個所を読んで、「たしかに、”Early bird”よりも昼間以降にラウンドするほうが高いよなぁ」と思って納得しました(笑)。

「ランチメニュ」も平日は安いですよね。

「モーニングメニュ」はさらに安い。コスパもいいし。

夜のディナーコースよりも一般的に。

頭の中にはすでに、先日読んだ「設問」が入ってます。

だから、問題文をじっくり、読んでいくときの「キー」は次のようなこと。

★「朝型」と「夜型」の長短・利点をそれぞれ読み取る。

★「要約ノート」には主要ポイントが書かれている。ここをしっかり、読む。

●2つの宗教、1つの文化(社会・民族)における「夜という時間の重要性」。

●英文ライティングにも生かせる!今回の問題文(第6問)の特徴や語句。

小山ケイが自分で書いた手書きの英文

これだけの長文を高校生が読むとなるとやっぱり、最初に設問に目を通しておくことが大切です。

理由は、何度も私が述べているように、「事前情報が得られる」ことと「読む道しるべが得られる」から。

さらに。

この問題文、いっけん、とても平易でフランクな切り口・語り口なのですが、学術的な裏付けが随所に出てきます。

Nature誌の論文とか米国大学の研究発表とか。

私が日々読んでいる米国雑誌”TIME Magazine”の記事みたいです。

(いや、もしかしたら、“TED”のようなプレゼンの原稿かもしれない。”that”が省略されている箇所があるので)

TIME Magazine

文章の構造、レトリック、表現(クリエイティビティ)などに優れた文章です。

たとえば、私が米国大学で正規のライティングの授業を受けたプロの翻訳者(英語)として思うのは次のようなこと。

★質問する。→ 読み手の親近感を得る目的。→ 良いプレゼンと同じです。聴衆に質問をして能動性を喚起する)

★適切な「俗語」を利用する。→ ”Night owl”

★読み手が書き手(今回の試験であれば「問題文」)の世界に引き込まれたと思われるタイミングで、「学術的な裏付け」という硬い文章を挿入。→ 最初からそれだと、読み手は引いてしまいます。

★読み手の中に映像を喚起する。→ 「朝方人間は「やっほ~朝だ~ヨロこぉびの朝ぁ~だぁ♪」と『飛び起きる』のに対して、夜型人間は目覚まし時計を『ぶっち止め』する」

★比喩を上手に使う。→ ”Lark”と”Owl”。

【語句】

jump out of the bed

hit the snooze button 

Proverb(s)

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●”Appearance”の発音。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

1) ア

2) ピ

3) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ra」

4) ン

5) (母音なしで)「S」

6) ア + ピ + 「Ra」 + ン + 「S」

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