今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの英語リスニング試験「第4問A」の「問22~25」から「話を聴きながら映像を思い浮かべる」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●【英語リスニングの上達】「話を聴きながら映像を思い浮かべる。<鉄則>」。2021年大学入学共通テスト第4問A22-25(DVDショップにて)
●”Title”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語リスニングの上達】「話を聴きながら映像を思い浮かべる。<鉄則>」。2021年大学入学共通テスト第4問A22-25(DVDショップにて)
★★★★★朝日新聞社公式YouTubeサイトからの引用です。大学入学共通テスト2021「英語リスニング試験問題」音声。Quoting from the official YouTube video of Japanese newspaper, The Asahi Shimbun Company ★★★★★
毎日新聞「大学入学共通テスト2021」問題と回答 (URL) https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=L1A3
このブログで私は、大学入学共通テストの出題を今年1月から取り上げながら、<2つの鉄則>を私の実体験に基づいて述べました。
その一つは、「映像を思い浮かべる」ということ。
会話では、相手の言うことを聴きながら、自分の頭の中にその世界を映像化していますよね。
それが、相手の思うとおり、体験したとおり、表現したとおりの世界であれば、共感性が高いと言われる。
もちろん、感受性も。
話し手の表現力にも左右されはしまずが、映像化の能力が高い人であれば、常日頃の相手の言動やくせ(口癖・思い癖、「盛るタイプか(笑)」)などによっても、自分の中で修正できます。
今回の出題箇所は、設定はモノローグ (monologue)。
対話形式ではない。
けれど、speakerの米国人女性は、「ホームステイしている私」に向かって説明している、ということになっています。
ということは、この女性と「私」は会話をしているようなもの。
この女性の説明がたまたま、長い部分が切り取られて「一人で話している(モノローグ)」となっている、ともいえます。
であれば、「会話」としてこの女性の言うことを自分のなかで映像化します。
たんなる出題文ではなく。
それが、自分のなかに相手の世界(つまり、出題文)を構築するコツです。
1) 日本語で書かれた設問から、「自分がアメリカのVDショップのカウンターで、ホストマザーから表(あるいはタブレット?)を見ながら説明を受けている映像を頭に構築。
カウンターはガラス越しで、キャッシャー付近。
あるいは奥のバックルーム?
TSUTAYA風の店内。
あるいは米国Blockbuster風の。
目の前には表(タブレット)とともに、DVD、ラベラー(割引用の)、ラミネート加工機などなど。
2) 説明に沿って表をじっくり、見ていく。
たとえば、「Release date」と言われれば、表の中のその個所を見ます。
この時のコツは、「できるだけ自分がその場にいるように実感する」。
まるで、VRや3Dでも体験しているかのように。
理由は、「設問だと思うと文法にとらわれたり情報としての重要度はさほど高くない単語にとらわれたりすることがあるから」。
自分が会話の当事者である、と想像するようにすれば、聞き漏らさないように必死にもなりますし、より現実味を感じるので話の内容を「ひとごと」ではなく「自分のこと」として引き寄せられるからです。
小山ケイ過去記事】霊長類最強のリーサル上ポン。「人類の想像力の育て方」。
3) 英会話になれている子であれば、話を聴きながら自分の心の中で相槌をうってくださいね。
たとえば、「あっ、そうそうもう一点」とspeakerによって読み上げられている個所では”What?””Ok”とつぶやいてみる。
(ちなみにこれらはすべて、私が今回のリスニング試験を聴きながら本当に思い浮かべた映像です。あいづちもそう)
●”Title”の発音。(米国英語)
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1) タイ(ここが一番、音程が高い)
2) 「Lo」
3) (母音なしで)「L」
4) タイ + 「Lo」 + 「L」
*カタカナでも「タイトル」という言葉がありますが、日本語の「Ta-I-To-Lu」のようには発音しません。
*米国英語がなぜこういう発音になるのか、については下の私が書いた過去記事をご参照ください。
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