小山ケイの人生ドリル75-「言葉は人を表す」Words make the man.

今日の記事では、「言葉は人を表す」ということについて書いています。

<もくじ>
●言葉は人を表す。
●英語も同じです。
●自分のこととして戒めています。人を見ながら。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。

●言葉は人を表す。

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言葉にかかわる仕事に約20年、従事してきました。

言葉は私の人生から切っても切りはなせません。

英語も「言葉」であると思えば、私は10代のころからすでに、「言葉」に魅せられていたとも言えます。

言葉は本当におもしろい。

そんな私がつくづく感じることは、「言葉はその人を表す」ということです。

もちろん、方言やなまりを聴くと、その人の生まれ育った土地が何となく分かったりしますよね。

それ以外に、私が深く「ああ、言葉ってその人を表すんだわ」と思うのは次のようなこと。

★教養

★知性

★優しさ

★物腰

★思いやり

★努力の具合

★勤勉さ

★バランス感覚

◆遊び心

こうしたことを私がなんとなくですが、「あ、感じる」と思うのは、次のような場面に遭遇したとき。

◆TPOをわきまえられる。

◆相手との距離感を理解している(ため口きく相手にはため口、敬語を使う相手には敬語)

◆語彙が豊富。

◆ら抜き。

◆若者言葉、いまどき言葉(「違くて」「すごいきれい」「渋谷らへん」「全然オッケー」)

◆大変な思いをしている人に、「あなたはかわいそう」「あなたが心配です」と連呼する。あるいは反対にそっと静かに横に寄り添ったり、「なにかあったら声をかけて」とさりげなく言う。

◆敬語の使い方がおかしい。

◆カタカナ言葉を連発する。

◆大和言葉を使う。

◆小難しい言葉を使う。

●英語も同様です。

米国大学に留学していた若かりし頃はあまり気づきませんでしたが、そこからさらに年数を重ねるごとに私は気づいたことがあります。

英語圏のnativesも、「英語がその人を表す」ということ。

nativesといえども、いろいろな人がいる。

◆語彙が豊富な人。

◆知的な人。

◆小難しい言葉を会話でも使う人。

◆声の調子

◆硬軟のバランス感覚がすぐれた人

できれば、相手の言うことによく耳を傾けてみる。そうすると、相手の「人となり」が見えてきて、親近感を感じたり、「近づかないほうがいい人間」であることが分かったり、よりお近づきになって英語を教えてもらったほうがいいと思ったりするはずです。

●自分のこととして戒めています。人を見ながら。

人間として大きな存在感と心の深さを感じる人から、ら抜き言葉(食べれる、見れる)が出てきたり今どき言葉(「違(ちが)くて」「本棚らへん」「渋谷らへん」)などなどが出てきたりすると、その人も人間なんだなぁ、とくすっとしたり、「あれれ」と不可思議に感じたり。

私も言葉では多々、「やらかし」をしてしまいます。

だからこそ、人様の言葉を聴きながら、私も気を付けようと思ったり、よし頑張ろう、と思ったりします。

人様からインスピレーションを得ている、とも言えますね。

言葉はその人を表す、と本当につくづく思います。

 

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