小山ケイの人生ドリル74ー「失敗も肥やしにする」Everything happening in your life nourishes you.

今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR」に特化した専門翻訳会社を経営しながら、再び母校・青学に戻って経営管理修士号(MBA)を取得した私・小山ケイが、人生において「失敗も肥やしにする」ということについて書いています。

<もくじ>
●小山ケイの人生ドリル74 – 失敗も肥やしにする。
●実際に失敗したときにどうするか。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。




●失敗も肥やしにする。

Takanawa Gateway Station in Tokyo

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何をもって失敗とするかは人それぞれでしょう。

はたから見て「失敗」と思えることも本人にはまったくもって失敗ではないということもあると思います。

反対に自分が失敗したと感じることもはたから見て「うまく行っている」こともある。

私がこれまで自分の人生ドリルとして行ってきた「失敗」とは、その時に自分が望んでいなかった結果がもたらされたことに直面したときにそれを好転のきっかけとして利用する、ということ。

つまり、月並みな言い方ですが、「人生で起きるすべてのことは自分の肥やしになる」ということです。




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たとえば、昨日のブログ記事で私は「失敗も成功も経験となる」と書きました。

自分が望むことは、「この仕事を納期までに仕上げて納品させる」だけれど、勘違いや手違いで納期を間違ったり、納品した成果物に納得がいかなかったり、思わぬ事故や病気に見舞われれて納期に間に合わなかったり。

横浜みなとみらい

上記の記事では「経験と勘によってそれらを回避する」と書きました。でも駆け出しのかたやうんと若いかたであればそうもいかないかもしれない。

勘違いや手違いで納期を間違ったのであれば、クライアントに深く頭をさげて謝罪するのと同時に、当初の納期にできるだけ近づくよう、仲間の翻訳者や翻訳会社にも仕事を担当してもらったり、良い代替案が出せないか、クライアントとよく話しあったりする、などの行動をとります。それが、次の自分の仕事に生きてくる。

なぜ間違ったのか。

自分の思い込みの激しさ。

物事は自分の思い通りにいかないこともある(人、自然、病気)。

自分を完璧だと思っていなかったか。

傲慢さがなかったか。

物事を甘く見ていなかったか。

クライアントが被る「迷惑」を想像する。

横浜市

私が思う「失敗を肥やしにする」とは、自分が望んでいなかったことが起きたときに、そこで立ち止まるのではなく、冷静に振り返るという次につなげる行動力と、それを行おうとする精神力を持つ、と言い換えらることもできます。

立ち止まってしまっては、この先の人生においてさらに大きな失敗をしてしまうことも考えられる。

それをふせぐためにも、「失敗を肥やしにする」ということを人生ドリルにします。




●実際に「失敗した」ときにどうするか。

自分が望んだ結果とは違うことが起きた時、私はこんなふうに行動しています。

1) 自分が謝罪すべき人がいれば、まっさきに謝罪をする。

2) 起こした「失敗」について見つめ始める。

3) 代替案を考える。

4) 人に迷惑をかけたのであれば、どんな迷惑をかけているか。

5) いま、とるべき最善の策は何か。

6) 迷惑をかけた相手にとって、自分がどう行動することでその迷惑が最小化されるか。

7) 手助けしてもらえる人がいれば頭を下げてお願いする。

8) 自分が当初、望んでいたものとのギャップを再確認する。

9) 人生のPDCAをするきっかけとしてみる。

 

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