今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「ラニーニャ現象」について書いています。
<もくじ>
●ラニーニャ現象
●日照時間は心に影響を与えます。
●ラニーニャ現象発生時の対処法。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●ラニーニャ現象
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昨日、一般財団法人「環境イノベーション情報機構(EIC)」から送られてきたメルマガによると、当該機構のサイトにある環境用語集で最近アクセスの多かった用語として取り上げられていました。
あまり耳慣れない言葉かもしれません。
“La nina“、ラテン語です。
「今年の冬はラニーニャ現象が発生する可能性がある」、とあちこちで報道・発表されているようです。
エルニーニョ現象と対になって表現されることが多く、気象庁によると、
“エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。ー以上、気象庁サイトからの引用ー
(以下、気象庁サイトのURLです)
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html
エルニーニョ現象とラニーニャ現象のおきる原因はまだ詳しくは解明されていない、と気象庁のサイトにはあります。
「海水面の温度が平年より低くなる」ということは、陸地にも寒い空気が流れ込むということ。
雨量も変化します。
そして日照時間も。
今年は(いや、もしかしたら「今年も」)「秋」が異常に短く、そしていきなり「冬」が到来、ということになるのかもしれません。肌感覚として。
長い冬となりそうです。
「日本は四季のある国」だったはず。でも、春と秋がさっこん、なんだかすごく短く感じるようになったのは私だけでしょうか・・・。
過ごしやすい気候、と思える日が本当に少なくなりました。
科学的な因果関係ははっきりと証明されてはいないですが、人為的な活動も原因のひとつととらえて行動(これまでの活動を見直すということ)しても、サステナビリティや地球環境への悪影響はないはずです。
●日照時間は心に影響を与えます。
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ニュースや報道ではあまりふれられないのですが、日照時間は人の精神に影響を与えます。
私自身がすごく感じることとして、日が出ていないときは知らず知らずのうちに気分が落ち込んでいきます。
その天候が何日も続くと、とくにこれと言った悩みも抱えていないのに、とにかく憂鬱になる。
今年は梅雨の時期が長かったこともあって日照時間が平年よりずっと少なかったそうです。
北側に住む方や日照時間の少ない地域に住む国の方は、冬季に自殺者が増える傾向にあります。
一説には、ムンクの「さけび」は日照時間が少ないノルウェーで自殺者が多い「岬」を背景にしている、と言われています。
●ラニーニャ現象発生時の対処法。
1) 体を温める。
→ 体が温まると心も落ち着きます。
温泉に入る、湯船にしっかり入る、厚着をする、暖房を使う、有酸素運動をする、根菜を食べる、しょうが茶を飲む。
2) 異常天候だからこそ、楽しみを見つける。
好きな音楽を聴く、動画・映画を観る、ゲームをする、スポーツをする、料理をする。
3) 日が出ている時間を十分、活用する。
屋外の日の光を感じる工夫をする(カーテンをあけておく、室内にこもらない、PCやスマホ、ゲーム機の画面から目を離す(日が沈んでいるときに利用するようにする。日がでているときはできるだけ、「陽の光」の存在を心身で感じるようにする)
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