小山ケイの人生ドリル89-抗(あらが)うよりも、「流れ」を意識する。See your thoughts and body conditions when you encounter some difficulties.

今日の記事では、困難や問題に直面したとき、「抗(あらが)うよりも、『流れ』に注意する」ということについて書いています。

<もくじ>
●抗うよりも、「流れ」を意識する。
●私が試みている、具体的な方法。

  

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。

●抗うよりも、「流れ」を意識する。

以前私はこのブログで、自分が10代のころにダイエットにはげんだときに学んだことを書きました。

  小山ケイ過去記事】潜在意識に否定形は通じない。「~ない」より「~ある」を選ぶ。

ダイエットを意識すればするほど、体重は異常なほど、増加の一途をたどりました。

上記の記事内で書いたのは、「潜在意識に『~ない』、は通じない」ということ。「~ない」の「~」のところばかりが強調されていくので、「太らない」と強く思えば思うほど、「太る」部分が自分のなかでインプットされて過食気味になっていきます。

あれは本当に不思議でした。

「白いユニコーンのことを考えない。ピンクの象のことを考えない」と言われれば、私をふくめて一般の人は「白いユニコーンとピンクの象」のことを瞬時に思い浮かべようとします。無意識の領域で。

私は精神分析医でもその専門家でももちろんありません。

けれど、自分が長年経験してきたこととして、「自分が望むことをできるだけ達成するためには、『抗(あらが)う』よりは自分の気持ちの流れやフラットな状態を意識する」ということです。

「~ない」という言い方は、いわば自分の気持ちに抗うこと。

太らない

考えない

遊ばない

タバコを吸わない

お酒を飲まない

っビール

たとえば「太らない」、という気持ちの奥底には、「太りたくない。だって私は太いから。太っているから」という思いが強くあります。私はそうでした。

それは裏を返せば、「自分が太っている」ということをいつまでいつまでも肯定し続けていること。

肯定し続けていることをその人がやめることはまずありません。

合理的じゃないから。

「否定」ではなく「肯定」しているのだから。

だから、いつまでたっても「自分は太い。自分は太っている。それが普通の状態。それが自分。だからそれを維持すること」と強く強く、自分に刷り込み続けることになったのだと思います。自分の意志の力で無理やり「瘠せるぞ!」と思うのとはうらはらに。

お金もそうです。

「お金がない、ない」というひとは、いつまでたっても貧乏のまんま、とはよく言われることです。

夢もそう。

目標達成もそう。

必死になればなるほど、なぜかそれが逃げていく。

●私が試みている、具体的な方法。

ダイエットをやめたとたん、数か月で次第に体重が減っていったことも上記の過去記事でかいたとおりです。

食べることに執着しなくなったり、体重の増減にとんちゃくしたりせずに、それよりも自分の体がそのときどきで欲する食べ物をおいしく、健康的にいただくことのほうが自分の気持ちをフラットにさせる、ということを無意識の領域で理解できたからだと思います。

抗うことは意識のエネルギーをものすごく消耗させますよね。

けれど、気持ちがフラットな状態はしばらくすると心地よさが生まれてきます。

脳波を計ればおそらく、α波や、高僧クラスの人であればθ(シータ)波などのめったに出せないものすごい波をだしているはずです。

横浜市

なにか悩み事や問題がおこったとき、私もとっさにはそれに抗おうとしてしまいます。

でもそれでは問題解決にならないですし、なにより、その対象物をいつまでも自分に引き寄せる事態も起こりえます。

だからまずは、自分の気持ちがフラットになる状態を確保する。

私が何十年も前にヨガを習っていた時、指導してくれた先生は「意識は流れるままに。浮かんできてもそのまま、流れるままにしていきます」と言いました。

そこで立ち止まらずに、流してしまう。

立ち止まることは抗うことでもあります。

「そう思っちゃいけないんだ」ではなく、たとえば瞑想中に否定的な思いや経験がふっと浮かんできたとしても、それも良し、として意識の流れをどんどん進ませる。

それが、「抗うことをやめ、むしろ自分が本当に望む状態を手に入れる」ことに近づくことになるのだと思います。

1) 問題や悩みが起きたとき、「考えない」「悩まない」などと抗うのではなく、その状態を静かに受け入れる。

すぐに分析できる人もいるかもしれません。

あるいは「そういうもんだ」とひらきなおれるひともいるでしょう。

でも私を含めて多くの人は、瞬時に動揺するものです。

2) 自分の呼吸、心拍数、脈拍、血圧、血流など、自分の体のありとあらゆるところにまずは意識を向ける。

悩みや問題が大きければ大きいほど、それらが異常な状態になっているはずです。

3) 2)をできるだけ正常な状態に戻すことを試みる。

深呼吸、腹式呼吸、呼吸をカウントする、半眼、座禅、頭の中を「自分の体」で集中させる。

4) 無理やり元気づける音楽を聴いたり、アファメーションしたりするよりも、心が穏やかになる瞑想曲や無音を試みる。

私は毎朝、アファメーションをして自分に活力を与えています。

けれど、なにか問題が起こったり悩み事が湧いてきたりしたとき、それらの強力なアファメーションをすることは自分の気持ちに抗うことを意味します。

抹茶味のキットカット

「今の状態をやめさせたいから、朝のアファメーションで自分を最高に元気にする!」→ 心の奥底は、「自分は元気じゃない。動揺している。その状態に影響を受けている」ということを強く強く、肯定しています。

アファメーションのやりかたでよく言われることは、「私は豊かです。私は幸せです。私は成功者です」と強く強く念じれば念じるほど、その状態がいつまでもやってこないということ。

自分の心の奥底では「その状態がいつまでたってもやってこないからこうして強く強く、アファメーションしている」と思っています。それを私たちの無意識の領域では敏感に察知しています。だから、自分が望む状態と反対のことを維持しようとする。

自分の気持ちに抗って一生懸命やればやるほど、自分が望む状態はいつまでたっても近づいてきません。

だから、カラ元気になる必要はない。

影響を大きく受ければ受けるほど、静かに、ゆっくりしてみることに意識を向けます。

5) あんがい、余計なエネルギーを他人からぶつけられていることもあります。

その問題について、たとえば上司からとつぜん「どうしてこういうことするんだ!」と大勢の同僚たちのまえで大声で叱責されたとします。

上司の強い負のエネルギーによって、問題がさらに大きく感じられてしまいます。

その場合は、昼休みや休憩などを使って、できるだけその余計なエネルギーのそとで、上記の1)-4)をやってみます。

問題自体は冷静になればなるほど解決策が簡単に見つかるのに、他人の余計なエネルギーのせいでひどいパニックにおとしめられそうになる、という経験は私もこれまで何度も何度もしています。わざとパニックにおとしめよう、とする人間にも出会いました

6) 気持ちがフラットな状態になればなるほど、不思議なものであらゆることが見えてきます。

自分にとっていい「人生ドリルだ」と思えたり、いい解決策が見えたり、その問題が実はそれほど大きなことではないと分かったり。

7) つねひごろから、「自分の意識の流れ」というものに注意してみる。