【環境英語】温室効果ガス排出量-“Greenhouse Gas (GHG) Emissions”

そら

今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「温室効果ガス(排出量)」を表す英語、”Greenhouse Gas Emissions (GHGs)”について書いています。

<もくじ>
●【環境英語】Greenhouse Gas (GHG) Emissions
●”Greenhouse Gas Emissions”の発音。
●温室効果ガスの「排出」は”Emissions.” まるまる覚えてしまおう!

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

その前にかいた記事です。

●【環境英語】温室効果ガス-Greenhouse Gas (GHG) Emissions”

渋谷の空

 

菅首相が来週10月26日に行う所信表明演説で、「2050年までに日本の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする」ことを盛り込むそうです。

「温室効果ガス」は英語で”Greenhouse Gas.” 

“Emissions”を付ければ、「排出量」という意味になります。

“Greenhouse”は「温室」。「緑 (Green)」たくさんの植物が咲き乱れている「温室 (House)」を映像として思い浮かべると、言葉が出てきやすくなるはずです。

それが一年じゅう、どこでもおきてしまう。それをもたらすのが温室効果ガス、といわれています。

“GHG”と略されることも多いですね。

2050年まであと30年。

「まだ先は長い」とみるか、「いやいや、あっという間」とみるか。

●”Greenhouse Gas Emissions”の発音

1) 

2) (舌先を口腔内の後ろのほうに少し丸めて)「Ri」(音程が高い)

3) 「N」(口を閉じて鼻に息を抜く感じ)

4) ハウ (2)と同じくらいの音程)

5) (母音なしで)「S」

6) ギャ (2)と同じくらいの音程)

7) (母音なしで)「S」

8) エ

9) ミッ (こころもち、他よりも一番高い音程で)

10) ショ

11) 「N」(口を閉じて鼻に息を抜く感じ)

12) (母音なしで)「Z」

13) グ + 「Ri」 + 「N」 + ハウ + 「S」 + ギャ + 「S」 + エミッショ + 「N」 + 「Z」

9)がこころもち、他よりも一番高い音程となるのはおそらく、”Greenhouse Gas”はほぼ、ひとつの英単語として取り扱われることが多いけれど、”Emissions”はまた別の英単語として扱われているので、「言葉が変わりました」と伝えるためだと思います。

“Emissions”という単語は”mi”の部分が音程が一番高く発音されます。しょっぱなに母音が来る単語で、次の音が「子音+母音」であれば、「子音+母音」の部分がいちばん音程高く発音される、という法則が英語にはあるのだと思います。

●温室効果ガスの「排出」は”Emissions”。まるまる覚えてしまおう!

「排出」という日本語に相当する英語はいろいろあります。

たとえば、“Discharge.”

Dischargeは水のような液体を外で出すときに利用されます。

そのほか、drainageも。

けれど、「温室効果ガスの排出」は”Emissions”と表現されます。

“Greenhouse gas discharge”とか”Greenhouse gas drainage”とは言わない。聞いたこともありません。

dischargeもdrainageもおもに液体について表現する言葉だからじゃないかな。

横浜市

「温室効果ガスの排出量を削減する取り組みについてあなたはどう思いますか?英語で1分間、話してください」と言われたとしたら。

大学受験のスピーキングテストで。

それとも英検で。

“Greenhouse gas emissions”が瞬時にでてくるようになっているかどうか。

だから、まるまる覚えてしまう。

言い回しそのものを。

「温室効果ガス排出」は”Greenhouse gas emissions.” あるいは、”GHG emissions.”

 

おなじく、ミルトン・フリードマン教授について考えました。