今日の記事では、米国大学を卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」などに特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「私の好きな英語」として”Happy Holidays!”.”について書いています。
<もくじ>
●”Happy Holidays”
●”Happy Holidays”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【私の好きな英語】”Happy Holidays!”
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いよいよ、Happy Holidaysの季節がやってまいりました。
この言葉を聞くたび、私は昔のヨーロッパの人たちがこの時期に家庭やコミュニティでお祝いをした本来の意味に回帰するような安心感を覚えます。
熱心なクリスチャンには怒られそうですが、12月25日はイエス・キリストの本当の誕生日ではない、とされていますよね。
なにしろ2000年も前にお生まれになったかたです。それも貧しい大工のおうちのかたとして。よって、高貴なかたとは違い、お誕生日が明確な史実として記録されているわけではないのだと思います(体格も、ヨーロッパの絵画に描かれるような「線の細い白人男性」ではなく、大工さんなので日焼けしてがっしりとしていたのでは、と聞いたことがあります)。
昔のヨーロッパで農業や牧畜を営む人たちがこの寒い時期(北半球)にあって、無事に1年を過ごせたことをお祝いする土着の儀式や過ごし方が次第に、「キリストの誕生日をお祝いする季節」、つまり「クリスマス」としてキリスト教徒の間では定着していったとする説があります。
「無事に収穫も終え、この1年、健康に過ごすこともできました。こうして日々の糧(かて)をいただくこともできました。家族全員で幸せに、穏やかに暖を取りながら1年が終えられることに心から感謝します」
この時期は、ユダヤ教徒のかたにとってもお祝いの季節です。
私が米国にいたころは、”Happy Hanukkah!”という挨拶が”Merry Christmas!”という挨拶の後に続いていました。
そして2000年代。米国はさらに多様な宗教を信仰する人が住んでいます。
あるいは無宗教だったり。
それは世界の縮図ともいえる。
米国企業が作ったSNSやネットの表現世界ではますます、国境がなくなりつつあります。
“Happy Holidays!”とあいさつするとき、言ったひとと言われたひとは共有できるものが多くなる。
だから私はこのあいさつが好きなのだと思います。
仏教徒の多い(あるいはお葬式は仏教式という方が多い)日本においても、この季節は「年末年始」と呼ばれて休日モードです。
だから、Happy Holidays.のあいさつはかなっている。
「この1年、はじめからおわりまでコロナ一色だったけれど、お互いの体調を気遣い、お互いへの思いやりを大切にしながら、なんとか過ごせました。ありがとうございます」と感謝する。
「まだまだ大変な時期が続くうえに、こうしている間も大変な思いをされているかたがたがたくさんいる。そのかたがたにも穏やかな日と安らぎが訪れますように」と願いを込めながら。
Happy Holidays.
●”Happy Holidays”の発音
1) ハッ(音程が高い。けれど、3)の「ホ」が一番、高い)
2) ピー
3) ホー(ここが一番、音程が高い)
4) リ
5) ディ
6) (母音なしで)「Z」
7) ハッ + ピー + ホー + リ + ディ + 「Z」 + 大きなSmile!
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