今日の記事では、試験や本番がある催し物などにおいて、自分や他人のなかに存在する「魔物」が出現するということことについて書いています。
<もくじ>
●「魔物」に注意する。
●他人の中に存在する「魔物」をいかにうっちゃるか。あるいはスルー。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●「魔物」に注意する。
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本番、と呼ばれるものがあるものには、魔物が存在します。
試験やテストもそうです。
楽器の演奏会もそう。
スポーツもそう。
大勢の人のまえでするプレゼンもそう。
習い事の発表会もそう。
プロの芝居や講演会もそう。
私もこの魔物に小さい時から何度か遭遇しています。
ピアノの発表会やオーケストラ部の演奏会、試験やテストなど。
あまりの恐怖のせいでしょうか、夢にまで出てきます。笑 コンサートの発表会や学校の学芸会など、本番当日に私はなぜか、「誰からも何も事前に知らされていなくてぶっつけ本番」という状態なのです。
(うへぇ)
私が呼ぶ「魔物」とは以下のようなものです。
★恐怖心
★自分が力を発揮することを阻むもの
★いつもとは違うことをさせようとするもの
★練習中には考えもしなかったことを思ってしまう瞬間
★自分に「失敗しろ」と命令するもの
これらは自分のなかに存在します。
一方で、他人のなかに存在する魔物もいる。
★悪意から足をひっぱるもの
★本番間近でどなりつけるもの
★敵対心から妨害してくるもの
他人のなかにある魔物に対峙するのはなかなかに大変です。他人は自分ではないから思い通りにはならない。
けれど、自分のなかの魔物を制圧する以上の能力を自分が身につければ、それは不可能なことではない、と私は思います(私もまだ、道半ばの修業中ですが・・・)。
そのために必要なのは、先日もお伝えしたように、以下のことが大切になります。
1) 圧倒的な練習量
2) 緊張感
3) 集中力
4) 心身の統一
小山ケイの過去記事】80分という英語の試験時間(大学入試共通テスト)を「神がかったパフォーマンス」にする。
●他人のなかに存在する「魔物」をいかにうっちゃるか。あるいはスルー。
上記のように、他人は自分ではないので他人のなかに存在する「魔物」の影響を最小限に抑えることはまさに「人生ドリル」。
たとえばプロゴルフなどでも、敵対する選手の番のときに他の選手(のキャディ)がわざと、「かついだキャディバッグのクラブをかちゃかちゃ鳴らしだす」のがいるそうです。ルール違反ですし、「数」としては本当に少ないと思うけれど・・・。
そんなことされたら、素人の私なんかびびってさらに失敗しそうです。
(ゴルフは打つ番の人がアドレスに入ったら、同伴者たちはその人の視界から見えない場所でじっと静かにしていることがルールとされているのです)
ゴルフをはじめ、多くのスポーツはメンタルな状態に左右される。だからそこを突いてくる魔物が出てくる。
私も自分の中に存在する「魔物」に対してはなんとかして消し去れていますが、他人のなかの魔物となるとやっかいだなぁ、といまでも苦慮しています(だからまだまだ修業中。笑)。
この世は聖人君主ばかりではない。
人間の嫉妬心や競争心、敵対心を好物とする魔物が存在します。
たとえば、誰かが研究発表をしたり意見を言っている最中にも、自分の「どーでもいいレベル」(笑)の合いの手を入れて自己顕示する輩とか、意見を途中で差しはさんで自分が優位になる話題にわざと変えようとしてみる輩とかいます。
試験やテストだってそうですよ。
私の知り合いには、試験中に答えが分からなくて、ひたすら「鉛筆の先で紙をとんとん叩き続けた」そうです。さも「たくさん書きまくってるぞー」感を出すために。
そんなの、メンタリティが弱い学生が聴いたら、びびっちゃいます。
この「人生ドリル」を修業中の私が試行錯誤している方法はこんな感じですね
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1) とにかく、「他人のなかの魔物」にいち早く気づく。
2) 他人は他人であって自分ではないことをまずは認識。→
自分があれこれ悩んでも解決しないことが多いからです。自分のせいにしてもしょうがないことも多い。
3) 1)を分析。「嫉妬心・敵対心・憎しみ」からの魔物であれば、「他人の問題」。→ 自分の問題じゃありません。
4) 距離がとれるようならとる。
5) 自分が活躍する場所はここか。
6) 「ここ」にしがみつく必要がなければ、逃げる。
7) さらに高みの場所で活躍できる可能性もある。→
そのための「人生ドリル」として神様(あるいは、「高次の自分」「潜在意識」)が与えているということは実際、あるのです。これは私の長年の経験でもたくさん、あります。
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