今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの英語リーディング試験「第6問B」から「英語の専門用語は意外と簡単なことがある」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●【英語の上達】専門用語に打ち勝つ。「英語の専門用語は意外と簡単。法則があるから」2021年大学入学共通テスト「英語リーディング第6問B」から。
●” Sweetener”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語の上達】専門用語に打ち勝つ。「英語の専門用語は意外と簡単。法則があるから」2021年大学入学共通テスト「英語リーディング試験問6問B『甘味料について』」
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毎日新聞webサイトより。
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=LEN29
今年の1月26日付のこのブログ記事で私は、「専門用語が多いから、問題文を目にした瞬間は『うっ!』となるかも。笑 でも文章自体は平易だし、日本語のカタカナとしてすでに定着している言葉もあるので、たとえ問題文の専門用語が分からなくても前後の言葉から推測したり接尾語・接頭語などからも意味を考えることができる」と書きました。
専門用語のオンパレードと思われる法律用語もそうです。
私がプロの翻訳者として法律用語に関わっていると、たしかに難しげな専門用語がたくさん、出てきますが、型があることや前後の文章から推測できることが多いことなどから、慣れるほどに他の文書よりも翻訳しやすさを感じます。
建築用語も同じ。
意外と文学とか洋楽の歌詞、詩なんかのほうが、訳すの難しかったりしますよ。
(シェークスピアのセリフなど、日本の文学者さんたちが和訳についてかんかんがくがく、いまだにやりとりしたりしますから。笑)
前回の過去記事でも書きましたが、問題文のなかに専門用語がたくさんあっても、単語力と合わせてつぎのようなことを頭に入れておけば、文章自体は実はとても把握しやすい、というのが私の長年のプロとしての経験です。
1) 接尾語・接頭語から探る。
2) 文章全体を把握して推測する。
3) 日本語のなかかにすでにカタカナとして入っていないか、探る。
4) 言葉の意味が説明されている文章がないか。
5) 図表があればしっかり見る。頭の中で立体的にイメージしやすくなるので。
6) 多面的にとらえる。問題文だけではなく。
7) 心をおちつける。笑 → ここけっこう大きいですよ。
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●”Sweetener”の発音。
1) ス
2) ウィー(ここが一番、音程が高い)
3) (母音なしで)「T」
4) ナー
5) 「R」(米国発音)
6) ス + ウィー + 「T」 + ナー + 「R」
*1)はどちらかというと、母音なしの「S」に近いです。
*1)が母音なしで音程が高くない分、2)は明確に発音しつつ、音程も高く発音します。
*2)が明確な音で発音される分、3)はまた1)と同じ音程に戻ります。そして、発音しているかしていないか分からないくらいの音。実際に私が発音しているときは、なんとなく「T」の音は「飲み込んでいる」。笑 カナカナの「ト (To)」とももちろん、違います。
→ すでに故人となってしまった、“Whitney Houston”と発音するときの”Whitney”の「t」と同じ。
*4)もまた繰り返し。音程は2)よりは低いけれど、明確に発音されます。
*上記のような音楽的要素を意識すると、”Sweetener”の発音は英語としてきれいに響きますよ。
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