今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、Appleの”Environmental Progress Report 2021″について書いていきます。
<もくじ>
●サステナビリティ英語ー Apple’s Environmental Progress Report 2021「Appleの環境(進捗状況)報告書2021年度版」
●”Super cool”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<サステナビリティ/環境英語>Apple’s Environmental Progress Report 2021「Apple社の環境(進捗状況)報告書2021年度版」
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Appleの”Environmental Progress Report 2021″を読んでいます。
(URL/PDF)https://www.apple.com/environment/pdf/Apple_Environmental_Progress_Report_2021.pdf
これまで私は、AppleのEnvironmental Progress Report 2017について何度か取り上げました。
「日本では環境報告書ではなく横並び意識で統合報告書へとやみくもに移行する日本企業が多い中、Appleが環境(進捗状況)報告書を発行していることは世界的にも大きな意味がある」
私はそう書きました。
2021年版を読んでいて、Appleは着実に「歩を進めている」、つまり”Progress”しているのが手にとるようにわかります。
そして、それらを正直に、披歴している。
道のりが長いことや、それに対する「すべての答え」を手にしているわけではないことにも触れながら。
「弊社のこの『まったなしで歩を進める」ことへのご協力(役割 = role)に感謝申し上げます」との一文を添えて。
“Your role”と直接呼びかけられているのですから、「私の役割 (My role)」で私はこのブログでプロの翻訳者として (as a professional translator exclusively for “Sustainability/Environment/ESG/Climate change”) 関わっていきます。
私は20年近くに渡って、企業が環境報告書やアニュアルレポートを発行する遍歴を仕事を通してずっと見てまいりました。
国連をはじめとする世界的な「持続可能性・環境保護」等への企業の関わりが欧米でおもに活発になるにつれて、2000年の初めごろにはアニュアルレポートと合わせて環境報告書 (Environmental Report) を発行する企業が増え始めました。
“GRI”と呼ばれる指標(Global Reporting Initiative)が国連の外郭団体から出されたのもこのころです。
その数年後、「企業の社会的責任 (CSR)」について世界的に取りざたされるようになり、環境報告書からCSR報告書へと発行を切り替える日本企業が出始めた。
それから、「サステナビリティ(Sustainability) 」という言葉が一般企業にも浸透し始めると、次第に「サステナビリティ(持続可能性)報告書」を出す企業が増加。
そして現在は、アニュアルレポートもすべて「統合」した「統合報告書」を発行している。
上記のように、いまや、日本企業が発行する「なになに報告書」の主流は、統合報告書です。
監査法人や証券会社までが、そのコンサル事業を提供しています。
営利事業として。
Super coolでめっちゃかっこいいAppleが出す「Environmental Progress Report」。
Calpersやウォーレン・バフェットのような大投資家たちもESG投資などで評価するAppleです。
前回もぐっとくる言い回しを私はいくつかとりあげさせていただきました。
2021年度版もそれらをたくさん見つけて、このブログで取り上げたいと思います。
プロの英語翻訳者であり、20年近くに渡って環境・サステナビリティ(持続可能性)分野の翻訳にかかわる私・小山ケイのこのブログで。
●”Super cool”の発音。
1) ス(ここが一番、音程が高い)
2) (Pの炸裂音をさせて)「Pa」
3) (2)から間を開けずに、舌先をそのまま口腔内に軽く巻いて)「R」(米国英語)
4) (説明が難しいのですが、のどの奥に舌先を引っ込めながら、伸ばし気味に)「Ko」
5) (母音なしで)「L」
6) ス + 「Pa」 + 「R」 + 「Ko」 + 「L」
*4)は日本語の「ク (KU)」ではありません。
あえてカタカナにすると、「コォ」。
「ク」と発音すると、口腔内の前のほうに舌先があって、舌はたいら。
でも、英語の”Cool”はもっと、声が喉の奥のほうからする感じ。
喉の奥にすこし力を入れて表現する。
「かっけ~ (Kakkeh = “Cool” in Japanese)」と感情をこめながら。笑