2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問(その1)

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第2回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリーディング試験の第6問Aです。

(おかげさまで、一日に1,000PV前後読んでいただけるブログに成長しました。このブログを推奨してくださったかたもおられます。ありがとうございます!)

<もくじ>
●2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問A。(その1)
●問1から問5。 

●”Night owl”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

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●2022年度大学入学共通テスト「英語」リーディング試験第6問A(その1)

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大学入試センターのサイト(試験問題のハイパーリンクが掲載されています)https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/kako_shiken_jouhou/r3/jisshikekka/r3_dai1_mondai.html

 

第6問Aも、2ページに渡る問題文と、要約ノート1ページ分から構成されています。

設定は、「クラスメートとの次のミーティングのために要約ノートを作る」

 

すこし問題文を読み始めたのですが、“night owl”なんてでてきてびっくり。笑

日本の高校生で”night owl”なんて俗語、分かる子います?

そう多くはないはずです。

先生もそう。

 

私は米国の大学に留学したので、“night owl”という俗語はそのときに知りました。

「夜型人間」とか「夜更かしする人間」、「夜に活動し始める人間」などの意味で使います。

“owl”は鳥のフクロウのこと。

こういう分からない言葉に出会うと、どきどきしてパニックになるかもしれない。試験中。

 

けれど。

この問題文の設定は、「一日がその人に与える影響(一日、をどの時間からととらえるか)」について。

そして、分からなくても分からないなりに読み進めてみると、”night owl”がなんであるか、説明するかのような文章が次にどんどん続いています。

そしてこれは、私がこのブログで何度か書いた、「長文の読み方(読書)」そのものです。

分からない言葉があっても、前後の言葉や説明から推測する。

辞書を使わずに。

そうすると、辞書を使う時間が省けてその分、自分のなかに「思考の流れ」ができてきます。

*************

問題文の説明を読むと、一日のうちのそれぞれの時間が人に及ぼす影響について書かれている記事であることが分かります。

おもしろそう。

私のような大人がこの説明を読むと、「こんなことが触れられているのかな」と想像します。

★体内時計

★大人と子供、人間と動物、それぞれの「時間の感覚」のちがい。

★人の「体内時計は25時間」

★日の光が人の精神や行動に影響を与える。

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●問1から問5。

小山ケイが自分で書いた手書きの英文

【問1】

要約シートを見ると、「”nocturnal”の反対」と書いてある。

設問を見ると、「これかな」と思えるものがあります。

ただしもちろん、問題文を読むまでは正解はわかりませんが・・・。

“night owl”も含めてなんとなく、「鳥」に例えた話が展開しているのかもしれませんね。問題文では。

 

ちなみに、要約シートは問題文でかかれてあることがまとめられている。

つまり、「問題文のあらすじ」。たとえるなら。

ということはやっぱり、「問題文をしょっぱなにじっくり、読み始めるよりも設問から読むといい」は鉄板です。笑

【問2】

「基本的に」となっている次にくるものを選ぶ、というもの。

どの選択肢が正解かはもちろん、問題文を読まない限り分かりませんが、どの選択肢も読むほどに、「おもしろい」

なんとなく、こんなことが触れられているのかな、ということを書き連ねると、

★社会活動と時間

★年齢

★活動時間が1日のうちでいつか

★「夜型スケジュール」

【問3】

これも、問題文をしっかり読んでみないことにはわかりません。

でもやっぱり、なんとなくではあっても「問題文にはこんなことが書かれているのかな」ということがうっすら、見えてきます。

★鳥に関すること(おそらく、比喩

★宗教に関すること。

★宗教活動において「夜」と「昼」が意味を成す。

【問4】

「これとこれかな」と思えるのはあります。

ここでも、単語力や語彙力が求められます。

【重要語句】

perspective(s)→ 物質的な意味では「遠近法」。抽象的な意味では「ものの見方」。

Jewish→ ユダヤ人、ユダヤ教信者。

Christian→キリスト教徒。男性の人名としても使われます。日本でいえば、「仏」という字がお名前の一部に使われるような感じでしょうか。

division→ 部門、「分けること」。

internal clock→ internalで「中の、内部の」。よって「体内時計」。

behavior→ 行動、態度。

appearance→ 見た目。外観。

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●”Night owl”の発音。

1) ナイ

2) (連結発音で)トゥ(伸ばし気味。次の「w」が入るので)

3) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて) 「L」

4) ナイ + トゥ + 「L」

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