coyote
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、米国オレゴン大学に留学していたときの夏の思い出について書いていきます。
<もくじ>
●コヨーテ(いや、犬?)の声を聴いた夜。オレゴンにて。<Oregonの思い出>Coyote in Oregon
●”Coyote”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「留学の思い出 & Oregon」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●コヨーテ(いや、い犬?)の声を聴いた夜。オレゴンにて。<Oregonの思い出>Coyote in Oregon
(昨日の記事から続いています)
ELkに遭遇したとき、それは貴重な一瞬に思えました。
私はそれを自分の財産として心にとどめます。
あとはOregon coastと呼ばれるオレゴンの海岸を目指すだけです。
が。
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私の頭の中の地図では、そろそろ視界が開けて山が下り坂になるはずでした。
ところが、いけどもいけども、山は下り坂にならない。
それどころか、ますます上り坂になっている。
山奥に向かって。
空はとっくに夕方を迎えています。
見知らぬ場所で、どこへ自分が向かっているのか分からなくなると、こうも焦ってくるのか。
おしっ●もしたくなってきました(笑)。
「どうしよう・・・」
中年になった今ふりかえると、このときは毎日のように若さ一直線でつっぱしてばかりだったと思います。
無鉄砲でした。
そして夜。
半泣きの私は山中で車を止めて、とっさに降りました。
真っ暗な山中。
人家らしいものはありません。
けものみちみたいな道。
もちろん、外灯なんてありません。
「私はいま、どこにいるんだろう・・・」
そのときです。
とおくで冷たく鋭い獣の声が響きました。
「コヨーテ (Coyote)だ」
姿をみたわけではないのに、私はその声がコヨーテのものである、と無意識に感じたのでした。
細長い音けれど、高音で遠くまで反響する声。
追伸(2023年4月21日):と、書いたのですが、30年ちかくも前のことなのでよくよく考えると記憶があいまいであることに気づきました・・・。私の恐怖心が創り出した幻聴だったのかもしれません。山中はとにかく暗く、心細さを増幅させました。
●”Coyote”の発音。
1) カ
2) ヨゥ
3) 「Ti/Di」
4) カ + ヨゥ + 「Ti/Di」