ビジネスパーソンが英会話を短期集中で勉強する場合のコツ3つ。

語学の習得は基本的に長期戦です。けれど、やり始めから短期集中であるレベルまで引き上げたい、というかたも多いと思います。
Q) 急な部署替えで、いますぐにでも英会話を習得しなければならなくなりました。
A) コツは3つあります。ご紹介します。



昨日は下の記事を書きました。

●「短期集中型」英会話のコツ3つ、ご紹介します。

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英会話スクールのうたい文句で、「短期集中で英会話が話せるようになります!」というものがあります。語学の習得は基本的に長期戦ですが、短期でできないものがなくはありません。

1) 頻度の高い会話を集中的に習得する。

2) 朝・昼・晩、勉強する。

3) 強力な講師を確保する。

では説明してまいります。

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1)「頻度の高い会話を集中的に習得する」

ビジネスの現場では何度も使われる言い回しがあります。これは学生が留学した場合も同じです。その頻度の高い会話に焦点を絞って集中的に練習すると、それがセリフのようにでてくるようになる場合があります。受け答えのしかたにしても同じです。

もちろんこれにはメソッドの確立された英会話スクールや熟練講師が必要です。講師については3)でのちほど書きますが、頻度の高いビジネス英会話なり一般英会話なりを効率的にピックアップして、効率的なメソッドにのっとって練習しなければなりません。

もし金銭的な問題やもろもろの事情でそれが叶わないのであれば、すでに定年退職しているようなOBOGを含めて、人員を総動員するぐらいの勢いをもって、御社をはじめとする業界でよく使われる英会話をピックアップしましょう。

2)朝昼晩、勉強する。

一日3分から5分の反復練習を毎日行う、というのが本当は脳への定着も早くて語学の習得には効果的なのですが、集中力をもって朝昼晩、1週間なら1週間、上記の1)を徹底的に練習します。

名付けて、「合宿免許・英語編」です。笑

私を含めて一般的な人であれば覚えられる数としては限界がありますが、1)でピックアップされた「限定版」を、限られた期間のなかで徹底的に練習します。

浜松町のビル

3) 強力な講師を確保する。

「強力な講師」とはつまり、コーチングの役割を上手に担ってくれる人間、ということです。短期集中型には無駄なことに時間を費やしている暇やエネルギーはありません。

強力な、ときにはスパルタ式の操縦術で、受講者たちを上手に「ゴール」まで導いてくれる人間がいると、短期でも目的地まで到達することができるはずです。

もちろん、「短期集中」をうたっている英会話スクールであれば目的地まで到達できるでしょうが、会社で、ということであれば、外部から講師を招いたり、あるいは知り合いのツテを頼って依頼するとよいと思います。

「教える人かならずしも一番にあらず」で、その分野では頭角をあらわせなかった人であっても教え方はずば抜けて上手なかたがいます。論理的かつ客観的に教えることにたけている人もいます。

英会話も、ご自身は発音が悪かったりそれほど流暢とはいえないかもしれませんが、教え方は上手、というかたが日本人のなかにもいらっしゃると思います。たとえば上記のOBOGとか。

受講者を上手に引っ張っていってくれる「船頭」がいれば、あとは野中郁二郎一橋名誉教授のお言葉でいう「場」がその効果を発揮してくれるはずです。*余談ですが、現在日経新聞に連載中ですね。>野中先生。

●短期集中型の「キモ」は、集中力。

東銀座の歌舞伎座
Kabuki-za Theater in Higashi Ginza 東銀座, Tokyo

英会話スクールに通うのであれ、会社に講師を招いて練習するのであ、ひとりひとりが重視して発揮しなければならないのが「集中力」です。

集中力はあらゆることに威力を発揮します。これが出せる人は自分の能力もさまざまな分野で発揮できます。断言します。私自身が、これまでの人生において、集中力を信じて数々の困難を乗り越えてきました。

集中力は、もって生まれた才能もあるのかもしれませんが、訓練で習得することもできます。

私も小さいときは通信簿に「注意散漫。落ち着きがないですよ」なんて書かれたこともあるくらい、興味と好奇心のおもむくままにうろちょろと動き回っていましたが、年齢を重ねるごとに「集中力を発揮するコツ」がだいぶつかめてきました。

私が習得したコツは以下の通りです。短期集中型のビジネス英会話だけではなく、学生さんによる学校の勉強でも使えますのでぜひためしてみてください!

★「いま、目の前にあること」にすべての意識を注ぐ。

★自分のしぐさや呼吸も含めて、ひとつひとつを注視する。

★(私が気合を入れるためのキャッチ)「アインシュタインの相対性理論で!」

あとづけになりますが、ああそういうことだったのか、とわかったのは、集中力を発揮するためにはさっこんはやりの「マインドフルネス」が基本だということです。マインドフルネスという言葉を知らなかったときは、「気持ちを落ち着けて、自分のすべての動作、考え、意識に注視・注力する」ことを実践していました。

歌舞伎座 東銀座 東京

集中力があると、時間が何倍にも膨れるような感覚になります。アインシュタインの相対性理論を間違って理解しているかもれませんが(笑)、私はそういうと気分が乗るので「アインシュタインの相対性理論を味方につけて!」と唱えながら集中力を発揮するようにしています。

ぜひ集中力を大切に、ご自身が「すでにお持ちのすごい才能」を発揮させてくださいね。

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