今日の記事では、私が卒業した母校「青山ビジネススクール(青学大学院国際マネジメント研究科)」について書いています。
<もくじ>
●青山ビジネススクール入試説明会。2021年1月8日金曜日開催だそうです。
●オンライン面接の注意点。
この記事のカテゴリー「働きあ柄MBA」は、舌の記事から始まっています。
●青山ビジネススクール(青学大学院国際マネジメント研究科)入試説明会。2021年1月8日金曜日の予定、だそうです。
青学のOGOBに送られる会報「あなたと青山学院 No 33」から、2021年度入試説明会が1月8日金曜日に開催される、と記載がありました。
松の内があけて早々ですね。
2021年度に入学を希望されるかたやそのほか、青学や国内外のビジネススクールへの入学を検討されているかたのために、10年以上前に私が受験したときのことやビジネススクールの学生だったときとの違い(クラスや呼び方の変更などなど)について書いてみようと思います。
ちなみに、青山ビジネススクール入試関連のサイトは以下のURLです。
https://aoyamabs.jp/application/entrance.html
今日はこちらももとに記していきます(SSL対応はなされています)。
(公開動画のリンクが上記サイトにあります。特別コンテンツというものも用意されているそうで、そちらは申し込みが必要とのこと。上記サイトでご確認ください)
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【日時】
会報によると、1月8日金曜日は
18:45~ デイタイムコース
19:30~ イブニングコース
(私が在学中は、Ful timeとFlex timeという呼び方でした。2021年度入学から呼び名が変わるそうです)
【連絡先】
大学学務部 専門職大学院教務課(国際マネジメント研究科担当)
03-3409-8025 (for international students, put “81” of Japanese telephone number first and omit next “0”)
コロナウイルス対策として、7月~10月までの入試説明会はすべて、ZOOMにて行われたそうです。
1月説明会は、詳細が決まり次第、「お知らせします」とのこと。
Webをはじめ、アイコンが掲載されているFacebookやTwitterで告知されると思われます。
「デイタイムコース(旧 Full timeコース)」は会報によると「学部からの進学」と書いてあります。おそらく私のときと同じように、学部(他大学も含めて)を卒業して何年か経過しているかたでも、平日の昼間に通学(あるいはオンライン受講)可能なかたであれば入学は可能なはずです。
少子化、国内ビジネス環境の変化、就職難、専門性がより求められるグローバル環境の変化などにより、青学のビジネススクールでもおそらく、柔軟に本学・他大学・海外の学部卒業生をビジネススクールに受け入れたり、社会人を広く募ったりしているのだと思います。それが随所の細部からうかがえます。
おかげさまで青学は,、原晉(はらすすむ)監督ひきいる青学駅伝チームの大活躍のせいもあるのか、学部をはじめとして各学校(初等部~大学院)への入学希望者が多いため、たとえば首都圏の電車にも入学希望者を募る広告を出したりすることはありません(必要がないからです)。
けれどそのぶん、ビジネススクールはますます、「多様な人たち」が参加するということを意味してもいる。
「ダイバーシティ」とカタカナで書かれる“Diversity”です。
「ビジネスは男の世界なのだから、女の学生はいらない」「女は家庭にいるのが当然」など、私が在学中に授業で言い放った男のビジネスパーソンたちのように、2021年度以降のビジネススクールでいけしゃぁしゃぁあと発言してはふくろ叩きか半ごろしの目にあうことでしょう。大笑 (こいつカミさんにいつか毒盛られんじゃないか、と思いました。あのとき)
冗談はさておき。
こういうかわいい次元のやらかしよりも重大なのが、社会的なマイノリティに対する攻撃やヘイトスピーチ、外国人留学生への暴言、学部から来た若者への高圧的・威圧的な態度です。
程度によっては法廷闘争に持ち込まれることもあります。
(ちなみに後日談として、他学年の会社員で「女は家でじっとしとれ」と言い放った男性はなぜか、バリキャリ官僚の女性を「彼女(カノジョ)」に選んだとのこと。リップサービスだったんでしょうね、きっと。「(炎上しそうなことを言い放つと)盛り上がるだろうなぁ」と。カワイイ)
ビジネスのイロハを学びに行く場所ということだけではなく、これからのビジネススクールは、たとえ日本の学校であっても、多様な人がいるということを認識して共生を学びに行く場所でもあるような気がします。
【付録】
上記の公開動画「イントロダクション」を見てみました。
いやぁ、どの先生もとても懐かしい。( ;∀;)
面接で私が大変お世話になった中野先生がすこしお痩せになったような・・・笑顔が素敵ですね。お人柄がにじみ出ています。
同じく面接でお世話になったメイヒュー先生、蝶ネクタイがSo cooool!です。名門シカゴ大ご出身。
統計学の森田先生。スマイルスマイル九州男児!!! (動画撮影でキンチョーしてるご様子です。>受験予定のみなさま)
小山ケイ過去記事】青山ビジネススクール(青学ABS)での面接体験談。
●オンライン面接の注意点。
12月6日の面接審査はオンラインでなされるそうです。
詳細が掲載されていないので私も自分の体験で推測するしかないのですが、おそらくZOOMのように多画面で何分割かになって、面接官の教授数名とご自身ひとりで行われるはずです。
場合によってはオンライン会議機能の利点である「操作する側は覆面で参加できる」を利用して、一対一のインタビューでありながら、あちら側(青学側)は画面に映っていない先生がたがたくさんいる、みたいなことにもなるかもしれません。
録画も可能です。
受験予定のかたのなかにはご自身が就活大学生の面接を担当している、というかたもおられることでしょう。
オンライン受験はオンライン就活とも共通する点がたくさんあると思います。
私が思う「オンライン受験ではこんなことがあると思います。こんなことに気をつけておかれるとよいんじゃないかな」ということを列挙してみますね。
ご自身ですでにオンライン面接官を担当されているかたも、いろいろ比較をしながら読んでいただければと思います。
1) オンラインは録画が可能です。よって、もしかしたら教授会全員で録画した画面から選別、という新しい選考方法がなきにしもあらず、だと思います。私が在学していたころは、直接面接した先生方がそれぞれ点数をつけた、と某教授からお聞きしたことがあります。
ご自身のこととあわせて、「青山ビジネススクール」というものの全体像をいちど、よくご覧になるとよいかもしれません。
どういうバックグラウンドの教授がいて、どういう研究がなされていて、どういう強みがある学校か。
「営業先を徹底的に研究する」ということです。
ちなみに、私が在学していたころは、「ABSはファイナンス系が強い」とほかの学校の友達からも言われました。
その分野の実務経験者である教授もたくさんおられました。
そして大多数が国内外の大学院で博士号を取得していました。
昨日別の学校から届いたニュースレターには「起業した卒業生たちの話」が特集で組まれていました。その学校は起業に力をいれているのかもしれません。
それぞれの学校に特徴があります。
ほかの学校でも、教授陣の経歴をみると、博士号取得者はそれほど多くはなくても、実務経験が豊富で、ケーススタディに力を入れていることが一目瞭然のところもあります。
2) オンラインではますます、「自分を売り込む営業の場」となると思います。
先生方も視覚上で集中できる部分は「受験する方の顔や目線」しかないと思います。教室での面接であれば風景や壁に目線をそらしたりできますが。
だから、相手からはこちらの手元は見えないからと受験者が手元のカンペを見たりすると、実は相手にはすごくよくわかってしまう。目線が動くから。
「オンライン会議はかえって疲れる」と言われるゆえんはここにあると思います。
テレビに映っている芸人さんみたいなものです。
テレビ中継されていることと同じです。
顔の表情や目線がすべて丸見えとなる。
対面式では、ポツン、と置かれた椅子に座りました。そして3人の教授たちは横一列に並んだ机を前にしていました。
私自身は緊張しつつも、できるだけまんべんなく、どの教授ともつねに、目線を合わせるようにはしていました。
「やましいところは何もありません」
「先生方のお話をちゃんと理解しています」
とアイコンタクトによって伝えたくて。
独りの先生とマンツーマンでやりとりしているとき、他の教授たちは当然ながら、そのやりとりをじっと観察しています。
そういうときも私は、その観察者である教授たちとしっかり、目を合わせましたね。
「どの先生の存在もこちらはしっかり、認識しております」と。
でも、オンライン面接となるとそれができるかどうか。
上記の私の推測のように、覆面面接官として、画面に映っていないところでこちらをじっくり観察する、という新たなやりかたもオンラインならでは、で実行可能ですよね。
だからこそ、画面に映っている教授(たち)とはしっかり、目を合わせる。
そして、カンペなんか用意しない。
目の前にいる営業マンが手元のカンペを見ながら商品説明したりすると、「こいつ大丈夫か?」と思いますよね。「信用していいやつなのか」とか「胡散くさいな」とか。
それと同じです。
ビジネスパーソンとしての度胸や芝居っ気は、ビジネススクールでは大きな魅力となりますよ。
プレゼン能力、発言力、説得力につながるから。
わかる教授はちゃんと評価してくれます。
だから、オンライン面接では画面に集中する。
★画面のなかでご自身の目線がしっかり、「真ん中をみている」。→ 先生方と目線を合わせているつもりでも、向こうから見たら、「横側に目線を合わせている」ように見えることがあります。カメラの位置によってそうなります。
★目線をそらさない。泳がせない。
★不安であれば「カメラ目線」の予行練習を。
★自分を表現できる部分は「上半身(服装を含めて)」のみ。
★よって対面式の面接よりも「笑顔」も非言語コミュニケーション手段として大切となってくる。
★声にはりを。少し高めのトーンで話すと、華やかで明るくやる気に満ちた印象を受けます。
★ご自身が落ち着く場所でオンラインを。
★静かな場所で。
★できれば、瞑想や呼吸法、マインドフルネスを事前に行っておくとよいと思います。
小山ケイ過去記事】新卒で東証一部上場の銀行に勤めた最初は本当に心身が疲れました。心身をいやす方法。瞑想のしかたなど。
3) 2)を成功させるためにも、自分のSWOT分析はよくなされると良いと思います。
過去記事に、私が面接を体験したときのことを書いています。よろしければそちらも参考になさってください。
“青山ビジネススクール入試説明会(2021年1月8日)(青学の大学院です)” への1件の返信
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