自分の夢や目標は、人には言わない、ほうがいいときがある。

今日は私の実体験から、「夢や目標、やってみたいことは、あまり人に言わないほうが叶いやすい」ということについて書いています。



昨日は下の記事を書きました。

●自分が本当にかなえたい夢や目標は、人にはあまり言わないほうがいい。

 

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ふだんんから自分の夢や目標を口に出してそれらを叶える、という方法もあります。アファメーション(affirmation)がそうです。それをくちにすることで、潜在意識は「すでに叶ったこと」としてそれを現実化するというもの。

けれど、なかには他人に安易にいわないほうがいい場合もあります。ひとにいったばかりに反対されて、それに影響をうけて「かなわない」と思い込んでしまうときです。

友だちや家族であっても人間です。あなたの夢や希望、目標に対して「嫉妬、妬み」を無意識に感じるとき、「それはやめたほうがいい」などと言い出すことがあります。たとえば。

1) それが実現した場合、あなたのほうが学位が上になる場合。

2) それが実現した場合、あなたのほうが有資格者となって金銭的な豊かさが得られる場合。

3) それが実現した場合、あなたは世界をまたに活躍するビジネスパーソンとなる場合。

4) それが実現した場合、あなたは人間として大きく成長できる場合。

5) それが実現した場合、あなたは多くの人から尊敬の対象となる場合。

6) それが実現した場合、あなたは「はじめて偉業を成しえた人」となって国内外からたたえられる場合。

 

4)などは意外と、「反対者は親」ということがありえます。子どもが自分の手元から大きく巣立っていってしまうようで、子離れできずに反対して「あなたはできない人だから。私がいないと」などと言って自分の手元に置こうとする。

具体的に考えられる「夢や目標」は、

a)資格試験の受験

b)正式な学位が授与される高等機関への進学

c)新規性ある研究の相談

d)起業内容の相談

e)超優良企業への転職希望

 

なので、夢や目標をひとにいう場合は、言う相手を慎重に見極めたほうがいい。

嫉妬や妬みからではなく、言った相手があまりにも保守的で従来の枠の中でしか物が考えられない発想の持ち主、の場合も要注意です。

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会社を辞めてフリーランスになる。

学校を辞めて大検を受ける。

就活しないで起業する。

卒業したら世界一周して知見を広める。

若いうちから働いてお金をためて運用する。

未成年のうちからお金の勉強をする。

大学陸上部の監督がレギュラーとしてテレビ出演する。

万年「予選会落ち」の体育会系部活で、「数年内の優勝」を宣言する。

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こういう、「あまり一般的ではないこと」を夢や目標として人にいったばあい、相手が保守的で行動することを好まず、さらに従来の枠の中でしか物が考えられない人であれば、たとえあなたのためを思ってだとしても、「やめたほうがいい」と反対してくるでしょう。

卑近な例で恐縮ですが、以前私がこのブログで書いたように、私の祖父は東京帝国大学を卒業して新聞記者になった人間です。自分の息子である私の父が「大学に進学して英語を勉強したい」と相談した際、「英語なんて飯のタネにならない。やめたほうがいい」と「助言」したとのこと。あの時代に英語を専門としていたら、外資系企業に就職して海外をまたに活躍するビジネスパーソン、なんてこともできたかもしれない、と思いますね。たらればですが。

相談することを控えたほうが無難な人間:

1) とにかく保守的で何事も反対する人間(Naysayers)

2) 悪い人ではないけれど、自分の「ものさし」が少ない人

(経験があまりない人。年齢ではありません。人生において経験を積まなかった人)

3) 自分軸が確立していないひと。

4) (そしてたぶん)親

●言っていい人間は、人ができている。たくさんの経験を積んでいるから。

その一方で、言っていい人間、相談したほうがいいであろう人間、というものが私のなかにはあります。affirmationを聴いていただく人、というのか。

1) 精神が変わらない人。態度が変わらない人。

(ましてや、気分屋ではない)

2) 人を応援する心意気がある人。それも建設的な。

3) 明確な自分軸と審美眼がある人。

4) バランスがとれている人。

5) 経験をたくさん積んでいるので、ものさしがたくさんある。

 

●小出しにして、相手を試すこともときには必要である。この世で生きていくのであれば。

相手が相談していい人間かどうかわからない、ということもあるかと思います。私はそんなときはいつも、「小出しにして話をしてみて、相手の反応をさぐってみる」ことをしています。

もっともらしく「うーん。どうかなぁ。これこれこういう事例があるし、数値としてもこれこれで、成功例も割合としてこれぐらいだし」と言う人がいます。

その時点で、彼・彼女にはもう、あなたの夢や希望を言うのはやめたほうがいい。数値は数値であって経験ではないからです。

数値ならこれからの時代、AIにきいたほうがよっぽど正確ですよね。大笑

 

人間に相談しているのだから、人間の言葉で語ってもらうことを私は欲しています。ならば、その人がこれまで積んできたたくさんの経験から導きだされたその人独自の判断基準とか、その人がたくさんの人から聞いてきた話をもとに感じることや思うことを教えてほしい。

他人から意見を聴いたり刺激を受けたり知見をえたりすることなく、机上の空論で机に座って毎日研究と計算ばかりしてきた人とつきあっても得るものがないと私は思っています。

●やっかいなのは、「自分」が不安に思っているとき。わざわざ自らnaysayersに相談しようとするので。笑

やっかいなのは、自らわざわざ「相談してはいけないタイプ」に相談しているときです。というのも、「できない理由」の裏付けが欲しいから。

そうして、「ああやっぱりかなわないよね」という結果にたどり着く。お墨付きをいただいたような気になって。自分の不安をちゃんと裏付けてくれたような気になって。

だからこそ、敵は自分なのです。戦うべきは自分。私がこのブログで何度も何度も書いているように。

  小山ケイ過去記事】実体験を7つ。英会話や芸事を習得していくコツ。

自分を克服していれば、つまり、自分の不安と向き合ってそれにしっかり対処していれば、おおかたの夢や目標は叶うと私は思っています。

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