⚫︎2025年大学入学共通テスト「英語リーディング」第三問(2)
されでは今日はいよいよ、本文を読んでみます。
朝日新聞「大学入学共通テスト2025」
https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/shiken2025/day2.html
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最初のところにバンド名が出てきましたね。「ネコのカレー」なんて面白い^ ^
この第二問、なかなかに難しいかも。
というのも、使われている英語はいたって簡単なのだけど、音楽バンドの「方向性」に関わることだから。音楽や楽器を実際にやってないと「なにこれ?」だと思います。抽象的なことだし、いたって感覚的なことが書かれてあります。
要するに、みんなそれぞれは演者として上手なんだけど、バンドとしてのまとまりとか”Cat’s Curry”としての独自性みたいのがない。
つまり、「オーディエンスを忘れてる」。いちミュージシャンとしての私、コヤマの読み(読解)ですが。
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聴いてくれる人あってのミュージシャン、演者なんだから、「あたしはこーんなに演奏、上手なのよぉ〜」と自己満足(show off)してはダメ。それに気づいたんだね、この子(Story teller、つまり、問1の子)は。
よしよし笑。
ということで、問1。
この子が冒頭で他のメンバー2人を紹介してるよね。そして、他のメンバー1人からこの子は、名前で呼びかけられてる。その呼びかけた子のこともその後に名前もふくめて紹介しつつ。
呼びかけられた名前を選択肢から選ぶと正解。
問2
頭のなかとメモページにメモしたことを組み合わせて、正しいものを選びます。
ヒント】
バンド”Cat’sCurry”のリーダーはまず、コンテストに出ることを決意私てエントリーします。でも本番まであまり日数はありません。リーダーはエントリーしたことを後悔します。「それぞれはすごく上手なんだけど、うちらには何か欠けてるものがある。でもそれってなんだろう?」。
リハの録画を再生してみたリーダー。
「あ」
録画ビデオという「外側からの目線」で俯瞰したことで、リーダーは「うちらに欠けてるもの」に気づきました。「さあ、本番まで、軌道修正しなくちゃ」。
結局、バンドは優勝できなかったけれど、”Cat’r Curry”は目的地をあらたに、さらなる「音楽の旅」へと出発することになったのでした。
(ここに書いてないことが書かれてある選択肢が消去されます)
問3
ヒントは、リーダーによる最後の一文です。ここにあう「感情(Emotion)」は何ですか?ポジティブ?ネガティブ?
付録】私・小山ケイによる出題です。
問4 このバンドの性別を答えなさい。
答え】リーダーの性別は分からないけれど、おそらく「ガールズバンド」。リーダー以外は全員、代名詞が”She”となっています。
問5】“Classically-trained”とはどういう意味ですか?また、あなたが思い浮かぶ人で、”Classically-trained”だけれと違う畑(つまり、いわゆる「ジャンル」のこと)のミュージシャンを何人でも挙げなさい。
コヤマの答え】「もともとクラシック音楽で鍛錬してきた」「クラシック音楽を中心に練習してきた」「もともとクラシック音楽から楽器(歌も)を始めた」
Keith Jarrette
Queen
Gershwin(たぶん)
藤井風さん
故、坂本龍一
小山ケイ(大笑)
⚫︎”Classically-trained”の発音。
1 「K」
2 「La」
3 「C/See/Sea」
4 カ
5 「Li」
6 「T」
7 「T」
8 「Rei」
9 「ND」