Plan B Entertainment
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、Wall Street ournalの速報から取り上げます。
<もくじ>
●ブラッド・ピットの映画製作会社”Plan B Entertainment” – Wall Street Journalの記事から。
●データ
(ブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイの撮影によるものです)
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「企業分析/Corporate Analysis」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●ブラッド・ピットの映画製作会社”Plan B Entertainment” – Wall Street Journalの記事から。
Wall Street journal から速報として、「ブラッド・ピットが自身の映画製作会社を(一部もしくはすべてを)売却予定」とありました。
Wall Street Journal (署名はMs. Jessica Toonkel)
https://www.wsj.com/articles/brad-pitts-production-company-explores-options-including-possible-sale-11665606198?mod=djemalertNEWS
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Wikipediaによると、Plan B Entertainemntはもともと、当時婚姻関係にあったブラッド・ピット(以下、ブラピ)とジェニファー・アニストンが共同で設立した映画製作会社とのこと。
ハリウッドのスターが自身の映画制作会社を設立することは昔から行われてきました。
私の記憶違いでなければ、マリリン・モンローもそう。
ジョージ・クルーニーも、トム・クルーズもそう。
ご本人たちに直接聞いたわけではありませんが(笑)、想像するに、ご自身たちが本当に作りたいもの、出演したいものを創りたいという思いが大スターになればなるほど強くなるのなぁ、と思ったり。
映画会社の巨大なマネーに利用されやすくなりそうですよね。大スターは。
「名前を貸す」かわりに役柄が固定されたり、しばり(契約)がきつくなったり。
かえって無銘の新人のほうが気軽ですよね。
一番大きいのは、自身が出演しているにもかかわらず、半永久的な権利や金銭的な利益は映画会社にもっていかれること。そんな記事をどこかで読んだ記憶があります。たしか、声優さんの記事でした。
自分の全身が映像として利用されているのに、たとえば再上映や再プリントなどで収益があったとき、俳優さんご本人には一円もないってこない、とか。
そしてさっこん、そうした機会が史上かつてないほどに増えた。
つまり、映像という動画のコンテンツ需要が急速に拡大していることが一番大きいのだと思います。
さらに。
会社はいくつになっても作れます。
つまり、年齢や見た目に左右されないということ。
俳優さん、それも映像メディアをおもな表現場所としている方は、「見た目」にも左右されます。
とくに女優さん。
でも、自分の会社を作ってしまえば、現実的な話として、たとえば「見た目」の制限を受けて俳優としての仕事に影響がでても、作り手としては半永久的に仕事ができます。会社経営者としても。
俳優さん、それもハリウッドスターがご自身の会社を作る流れは加速するはずです。
そして、そこからExitしたり投資したりという、ファイナンス面での活動も。
●詳細 (Data)
設立 Established in 2001
Owners: Brad Pitt, Dede Gardner, and Jeremy Kleiner
Products: 「チャーリーとチョコレート工場 (Charlie and the Chocolate Factory)」とか、「食べて、祈って、恋をして (Eat, Pray, Love)」のような、話題性があって興行的にもヒットした作品も作ってたんですね。
本社:ビバリーヒルズ (Beverly Hills)
主な取引先(映画会社): MGM(いまや、Amazon傘下です)、Warner Bros, 20 Century Foxなど。
●俳優さん、それもハリウッドスターが自身の製作会社をつくるメリット(by小山ケイ)
自身もいち経営者として、「こんなことがメリットじゃないかなぁ」と私が思うことを書いていきます。
1) 著作権の保護。
2) 年齢(見た目)に左右されない。
3) 自分の作りたいものが作れる。
4) 巨大市場「ハリウッド」での人脈が生かせる。
5) 世界的な知名度が生かせる。
7) 節税対策
8) さらなる社会貢献が可能(良質のエンタメ製作、納税、雇用の創出、後進の育成)
9) 資金が集まりやすい。Exitするときも巨額で売却できやすい。
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