今日の記事では、長年にわたって「ESG投資・気候変動・環境CSR」などに特化した翻訳会社を経営する私・小山ケイが、既得権益を意味する”Vested interests”について書いています。
「<もくじ>
●既得権益ー”Vested interests”
●”Vested interests”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●既得権益ーVested interests
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「既得権益」の英語が”vested interests”であると知ったのはたしか、米国大学へ留学したときだったと記憶しています。
政治学系の授業を受けていて、論文を書くときでした。
“Vested interests.”
なんとなく耳慣れない言葉の組み合わせで「本当にこういう言い回しであってるのかな」と迷ったのをいまでも覚えています。
Interestsは「利益」とか「利子」という意味だとは分かっていたのですが、それが「Vested」という単語と組み合わさると、不思議な響きに聞こえて・・・。
「既得権益」という日本語自体が日常的な言葉ではないですよね。だから「出番」は少ない。
その英語が”Vested interests.”
とうぜん英語版も、出番が少なくなる。
だから、まるまる覚えてしまいましょう。
耳慣れなくて、出番も少ないけれど、対訳としてはあっています。
ここ数日、マスメディアを騒がせているあるニュースから、「既得権益」という言葉が私のなかで強烈に浮かび上がりました。「形骸化」という言葉とともに。
なんとか会議という、象牙の塔のさらに限られた人たちが集まっている団体のことです。
学術会議自体の存在意義を確認すべき。今は権威だけで押し通せる時代ではない。このような団体が税の使い道を決定できる根拠は何なのか?たっぷりの税金を受けている大学において軍事研究を禁止する決定ができる根拠は何なのか? https://t.co/Q6U05gyNCP
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 2, 2020
(マスコミや野党を巻き込んで「なんで俺が・あたしが選ばれないんだ!」と自己主張するエネルギーがあれば、コロナ禍でさらに大変な思いをしているであろう若き学者さんたちを世に出したり大学院の研究者たちの就職先を探したりすることにそのエネルギーを使ってもいいのではないかと・・・。ものすごいエネルギーを放ってますよね。あの先生がた。
いっそ「よし分かった。あたし・俺がだめならこいつを通してくれ」と若き後輩たちを擁立するぐらいの心意気はほしいと思います。「権威」なのであればなおさら)
●”Vested interests”の発音
1) (上前歯で下唇の内側を軽く噛みながら)「ve」
2) ステッ
3) (母音なしで)「D」
4) インタ (ここが一番、音程が高い)
5) (舌先を口腔内の後ろに軽く巻くようにして)「re」
6) ス
7) (母音なしで)「tz」
8) 「」 +ステッ + 「D」 + インタ 「re」 + ス + 「tz」
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