今日の記事では、新卒で銀行員となり、その後15年以上に渡って「気候変動・地球温暖化対策・環境CSR、サステナビリティ」に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが「小山ケイの人生ドリル」シリーズとして、「自分に支払う。まっさきに」ということことについて書いています。
<もくじ>
●【人生ドリル】自分に支払う。まっさきに。Pay for myself first.
●自分に支払う。「お金」
●自分に支払う。「エネルギーと愛情」
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
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●【人生ドリル】「自分に支払う。まっさきに」Pay for myself first.
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「支払う」というとお金について思い浮かぶかたが多いと思います。
私もそうです。
【支払う、ということ】
1) お金
2) エネルギー
3) 労力
4) 注意・意識
5) 愛情
****************
これらの「支払い」は、まず他人に、となんとなく小さいときから教えられてきたような気がします。
もちろん、それも大切でしょう。
けれど、私は長い人生を生きてきて、「まずは自分に支払う。まっさきに」ということを学びました。
今日はそのことについて書いていきます。
********************
上記の1)から5)については多くの方が「他人に対してまずは(支)払うべきだ」と習うと思います。
私もそうです。
親のしつけで、道徳で、あるいは宗教で(私は無宗教ですが)。
けれど、自分が社会でより多くの人たちと幸せに豊かに生きていくためには、「まずは自分に支払う」ことでそれが成就されます。
自分を大切にし、自分のためにお金をかけたり貯めたり、エネルギーを注いだり、労力を注いだり、自分の状態や気持ちをつねに確認したり、自分を好きでいたりするということ。
「自分は後回しで、まずは他人」というスタンスでいると、周りも自分をそのように扱います。
おもしろいですよね。
「私のことはどうでもいいんです。あなたのことに私は全エネルギーと神経、お金を注ぎたいから」
子どもがそうじゃないですか?
親が、「私よりあなたのことが大切」といって、上記の1)から5)を子どもが小さいときから支払っていると、子どもは親をぞんざいに扱いはじめる。
私もたくさん、苦い経験があります。
「この先生についていこう」と決めたかたに、無私で数年に渡ってついて行った結果、そのかたはなにかにつけて秘書業務のようなこまごまとしたことは私に依頼(もちろん、無償です)してくるようになったのですが、私はそのかたから人や仕事、人脈、催し物、有益な情報の紹介を受けることはついぞありませんでした。
ほかのかたがたがその先生からそれらを紹介されたり、書籍を共著で出版されたりしているなかで。
これは、私自身の落ち度です。
お互いの専門分野にあまり共通性がなかったかたを「師匠」に選んでしまったことも原因です。
そして、私が自分にまっさきにまずは支払う、という姿勢をそのかたにちゃんと示さなかったからです。
「センセ、私は先生から人の紹介をまったく受けてません。ちゃんと紹介してくださいよ」
「私はこういうことが勉強したいので、今度はそういう勉強会をしてくれますか?」
「ほかの方にはお仕事の紹介されてますよね。大変な仕事は私に回されて、おいしいところは他の人では割に合いません。笑」
などなど、はっきりと自分の意志を伝えればいいだけです。
ですよね?
ビジネスであれば購入させられているばかりで購入はしてもらえない営業先にたいしてそう意思表示します。そして確実に営業成績を伸ばす努力をする。
事情がよく呑み込めないかたにはもしかしたら「いいじゃない。それだけ信頼されてたってことじゃないの?」と言われそうですね。
でもそれって、共依存 (Co-dependence) と変わらない。
「頼られている(依存されている)自分」という状態に依存している。
◆アル中の夫を支え続けることに無意識に満足している自分。
◆家庭内暴力をする子どものサンドバッグとなることで存在意義を確認する自分。
◆彼氏(彼女)に毎日、「愛してるよ」「大好きだよ」と言い続けることで、「それは本当なの?」とようやく相手は心を開いてくれる状態に安堵する自分。
よく言われるこうした精神医学的な深刻な状態ではなかったとしても、私もどこか「共依存」を望んでいたのだと思います。
そして次第に自分を苦しくさせていった。
人のために行動しても、人のために支払っても、自分はまったく幸せにも豊かにもならない。
なんでだろう・・・。
とうぜんです。
自分がちゃんと、「自分に支払う。まっさきに」をしていなかったから。
●自分に支払う。「お金」
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このブログで以前書いたことがありますが、「生命保険」がまずはあげられます。
いまはクレジットカード会社と生保会社がタッグを組んでいますので、クレカ会社から突然、「保険に入りませんか?」と電話がかかってきます。
高齢化を受けて、病気や手術で生保を利用する高齢者は増え続けている。
だから、生保にとってはしばらく利用しなさそうな年齢層・健康状態の人の母数が増えれば増えるほど、会社の利益は確保されます。
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もちろん、人はなんどき事故にあうかわからない。
転んで骨折して入院、ということもあります。
だから生保は入っていて損はない。
けれど、人(生保会社・クレカ会社)から言われるままに、どんどん掛け金を増やしていくのも考え物です。
それらを毎月支払ったら、残る給与はほとんどない、では本末転倒。
かれらも営利商売なのですから、彼らの思惑があります。
生保は自分のために支払う。
当面、大きく利用することはない年齢・健康状態の人であれば、できるだけ少ない掛け金で。
他社比較をしたり親身になってくれる良いプロをさがして相談したりセミナーに出かけたり。
そして、若ければ若いほど、「自分に大きく返ってくるであろうこと」にどんどんお金を投資していく。
★資格・学位の取得。
★人脈づくり。
★自分の器を広げる投資。
小山ケイ過去記事】「自分の器を広げる」。気を付けること3つ(会食・食べ物編)
★専門書や専門雑誌を購入。
★音楽・芸術・スポーツを楽しむ。
★貯蓄
●自分に支払う。「エネルギーと愛情」
人を大切にすることはもちろん良いことです。
でも、それが健康な状態としてできる人は、自分も大切にできる人だと私は長年の経験からわかりました。
健康なエネルギーと健康な愛情を他人に注ぐためにも、まずは自分に対してそれらを「支払う」。
★自分を大切に扱う。
★自分の体を大切にする。
★自分の心を大切にする。
★自分の状態をつねに確認する。
★自分がどんな人に囲まれているか、確認する。
★類とも。友は選ぶ。
★自分の健康維持にエネルギーを注ぐ。
★自分の見た目にエネルギーを注ぐ。
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