今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、大学入学共通テストの「英語リーディング試験第1問B(第1日程分)」について書いた、自身の過去記事からさらに詳細を取り上げて書いていきます。「神は細部に宿る (God is in the detail)」と題して。
<もくじ>
●【英語の上達ー神は細部に宿る】”Critical”という英単語を覚えてみる。 ー小山ケイの過去記事から。
●”Critical”の発音。
このブログ「小山ケイ:Fel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●”Critical”という英単語を覚えてみる。
“Critical”という英語もとても便利な言葉です。
会話でももちろん使えますが、「決定的」「危機的」「重大な」というような意味合いで状況を説明したり、自分の意見を表現したりできます。
“critic”となると「批評家」です。
よって、”critical”には「批判的な」「批評の」という意味もある。
critical condition (危ない病状・(場合によっては)危篤)
critical achievement(重大な功績)
critical goal(決定的な最終目的)*前人未踏ともいえるうえに、実現可能性が限りなく小さいことすらありえる、「画期的であらゆる人・モノ・コトに大きな影響力を与えるであろう到達地点。計画目標。」
“critical”と私が耳にすると、そこには基準とするポイントや価値観、状態、「慣例」があって、そこを超えていくようなイメージが広がります。
まるで、地平線や水平線のような線 (horizontal line)。
あるいは「しきい値 (threshold)」。
生命であれば、人が自身の生命を維持できる「境界線」。それが可視化されたときに、モニターに映る脈拍数や心拍数、心臓の波形となって現れたりする。あるいは「音 (beat)」となって。機械が表す鼓動。
“Critical condition“はその可視化された平常時の状態が、どんどん「死 (death)」に向かっているということ。
似たような英単語として私が思い浮かべるのは、“Crucial”。
“Crucial point”
“Crucial idea”
でもそこには、”Critical”にあるような、「線」は見えません。
人や社会に決定打すら与える、と言う意味では同じような力強さとインパクトある言葉なのですが。
“Crucial”はどちらかというと、人の情に訴えるような響き。
“Critical”は数字が見える。
「温室効果ガスの削減目標値」
「致死に近い脈拍数、心拍数、血圧」
「自社製品におけるリサイクル材の使用率」
「映画評論家によるおすすめ度のレイティング(★いくつ)」
(参考サイト:毎日新聞サイト「大学入学共通テスト2021・英語リーディング試験・問題と回答」他 (URL) https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021)
To me, the word, “Critical,” refers to some situations beyond something like linear, horizontal lines or threshold-like values or records. “Critical condition,” for example, means that the person is to go beyond the entrance of “death” visually signing with his/her heart beats, vital lines from the monitor of the hospital.
●”Critical”の発音。
1) (母音なしで)「K」
2) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ri」(ここが一番、音程が高い)
3) ティ
4) カ
5) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」
6) 「K」 + 「Ri」 ; ティ + カ + 「L」
*3)は「ティ」なのですが、炸裂するようなカタカナの「ティ (TI)」というよりは、じゃっかん舌先が2)の場所にとどまっているような音です。
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