11月3日「文化の日」!文科系で文化活動(?)ひとすじの私から。

今日は高尚な「文化とは?」の文化論ではなく、「アートや芸術、サブカル、音楽」など、私を含めた一般の人たちが楽しんでいるものについて書いていきます。想定読者は、私がビジネススクール時代に知り合って、「子どものときから音楽も映画も文学もなれ親しんだことがない」という男友達です。

Q) 小さい時から学校の勉強と塾に日々を費やしてきました。中年のいま、音楽や文革、美術などに触れてみたいと思い始めています。手始めにどんなことからはじめたらよいですか?

A) 日常のなかに自然にある音楽、から始められるとよいと思いますよ。それと、おいしいコーヒーと文学も。






●11月3日今日は「文化の日」!アート、芸術、もろもろについて話をしよう。

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「文化」と聞いただけで体の奥底からエネルギーが湧き上がってくるほど、私は文化フェチです。笑

といっても、「じゃぁ文化ってなに?」となりますよね。「文化」そのものは実はとてもあいまい。そして定義づけも難しい。食事をしていることも文化という人がいれば、人と人が話をすることを文化と呼ぶ人もいる。

大学の先生方が研究されているほど「文化」という言葉はとらえどころがなく、おおざっぱに「高尚文化」と「大衆文化」に分ける先生もおられます。

このブログでは、アート・芸術・映画・音楽・文学・サブカルなど、私があいまいに「ここらへんが文化」、と感じていることについて書いていきます。

日本傘

 

私の友人に、小さい時から勉強ひとすじできて博士号まで取得したひとがいます。中年になったいま、自分がそれまで慣れ親しんだことがない音楽や美術、文学などに興味を感じ始めたのだそう。

それを知ったのは、彼が毎朝、会社にいくときにPeter BarakanさんのInterFM「Barakan Beat」(当時は朝に放送してました)を聴きながら通勤している、と言い出したとき。Peterさんは私がとても親しみを感じているかたです。

その私もBarakan Beatを聴いていたので、まさか理系の彼と、しかもビジネススクールで知り合った友人である彼と、音楽番組である「Barakan Beat」談義をするとは夢にも思わず、「えっ、あたしも聴いてるよ~!」と話が盛り上がりました。

その昔、私は小学生のときにYMOを聴いていて、YMOが所属していたシンコーミュージックのいち社員だったピーターさんをYMOの歌詞カードから知りました。それ以来ですから、Peterさんファン歴はもう30年以上(うわぁ・・・)になります。このことはこのブログで前に書きました。

「自分がこれまで慣れ親しんだことがない音楽がたくさんかかるし、Barakanさんが博識でいろんなことを知ってるのもおもしろくて」

友人はBarakan Beatを聴いてる理由をそういいました。

「でしょー。もともとYMOが所属してたレコード会社の社員だったひとだからね。テレビでもCBSのドキュメンタリー番組に出てるよ。あのイギリス人がPeter Barakanさん」

彼とBarakan Beat談義で盛り上がりながら、私はふと思ったのです。

「音楽って私にとっての『文化』の一部なんだわ」と。

きっと、私が「文化」と聞いて血が騒ぐように感じている「文化」(笑)って、こんなことなんだろうと思います。

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1) 日常のなかに自然に存在している音楽。

坂本キョージュの曲「Perspective」で、「Every day ~」で始まる歌詞のように、日々、ルーティンとして行っている日常そのもの。

2) 美術品の展覧会やクラシックコンサートなど、立派な「ハコ」のなかで体験することのできる芸術やアート

3) リーズナブルな価格で利用可能なカフェ。

4) 日本を代表する文化「マンガ・アニメ」

5) 職人技の和食

6) 外国料理

7) 主に若い人がイノベーティブに創り上げる表現形式(ロボットダンス、アニメーションダンス、ヒップホップ、EDM)

8) 映画や文学

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気づいたことは、いずれも「感情を喚起するものである」ということです。感情と密接に結びついたものがおそらく、私にとっての文化なんでしょうね。




●「文化」のある生活

銀座のApple Store

 

「文化」のある生活、などというと気取った人間のように思われそうですが、私が考える「文化のある生活」とは上記の1)から7)までがある生活ということですので、いたって一般的なものだと思います。

「子どもの時から映画や音楽に慣れ親しんだことがない」私の友人は、それらがほぼない生活をこれまで送ってきたということです。

感情を喚起する、感情と密接に結びついたものが私にとっての文化なのですから、文化のある生活とは、感情が喚起され、感情と密接に結びついた生活・人生を送ることになります。

人間の根幹を追求する作業、といえなくもない。

そう考えてみると、たしかに理系の私の友人は、感情云々よりも数字や科学を重んじ、それを職業にしている人です。職業と結びついていない=飯のたねにならない、から文化に縁遠い生活となるのも当然かもしれません。

でも数学とか科学に関係する仕事って将来、AIに奪われやすい分野って言われてなかったっけ?笑

まぁそれは大げさな表現だとは思いますが、これからのAIとの共存をさぐる人生を将来送る人であればぜひ、上記の1)から7)はすこしでも時間を見つけて、慣れ親しんでほしいですね。

その友人に向けて、「仕事のあいまにこんなことをするとさらに文化のある生活になると思うよ」ということを列挙します。Barakan Beatが彼の日課の一部となったように。

彼がInterFMにチャンネルを合わせて、Peter  Barakaに興味を感じ、そしてそれを毎日の日課とするような「なにか」があったわけです。自分のなかで「変化」がなければ、自分にとってなじみのないものを日課にすることもなかったはずです。

それも、「一度」ならず、「毎日」聴いている。

彼の心の中に、どんな動きがあったのでしょうか。

ひとりの友人として私はとても興味を感じるところです。

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1) 朝のコーヒーに、おいしいと評判のカフェのコーヒーを飲んでみる。

*ということはつまり、カフェにまずは行く。笑

2) Eye openerでコーヒーを飲みながら、音楽を聴く。

*いま、彼が日課にしているように。

3) スキマ時間に、YouTubeで表現者たちの公式動画を見る。

*何年も前にYouTubeで話題になって来日もした、Marquese Scottさん。人間業とは思えません・・・。

★★★★★Quoting from the officeial YouTube Video of Maquese Scott’s ★★★★★

4) 会社帰りに「おいしい」と人から紹介された、隠れ家的な創作和食の店へ行く。

5) 家についたら、Netflixで映画を観る。

*お気に入りのアルコールを片手に。

6) 寝る前にYouTubeで瞑想系動画の曲をかけながら、瞑想。

*気分次第ではアロマをたく。

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