日々のなかで感覚を研ぎ澄ませる具体的な方法「7つ」。

これまでこのブログで「感覚(feeling)を研ぎ澄ませることの大切さ」については何度か触れてまいりました。今日は感覚を研ぎ澄ませる具体的な方法について書いています。



昨日は下の記事を書きました。

●アタマを使う「修行」は学校教育にある。けれど、感覚を研ぎ澄ませる場は、自分で見つけるしかない。

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感覚(feeling)はあらゆることを私たちに教えてくれます。無意識の領域を使って。人の機微や社会規範、季節のうつろい、感覚を頼りとするものの習得(車の運転、ゴルフ、自転車、水泳などなど)、第六感、体の不調・調子、波動ががちゃがちゃの人間をみぬく力。

感覚がするどい人は他人の気持ちにも鋭い。共感能力も高い。そして、感受性がゆたかであるがゆえに、表現能力も高い傾向にあります。私がこれまで出会った人たちを見てみると。

★人に自分を印象づけやすい(覚えてもらいやすい)。

★プレゼンがうまい。

★話がおもしろい。

★空気が読める。

★いっしょにいてとにかく楽しい。

★一緒にいて安らぐ。

★アイデアやひらめきが多い。

★身の危険を察知する能力が高い。

★強運の持ち主

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今日はその「感覚」を研ぎ澄ませる具体的な方法として、私が実践しているものや人から聞いたものなどについて書いていきます。

1) 朝日をしっかり、あびる。

2) 週に一回は温泉に入る。

3) 野菜中心の食生活を送る。

4) お香をたいたり香水をつけたりする。

5) 月に一度は森林の中を歩く(ゴルフでもいい)

6) 日々、音楽を聴く。

7) 塩を携帯する(あるいはお守りや守り神)

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1) 朝日を浴びることで体内時計がしっかりリセットされます。人の体は25時間仕様、とはよく言われることですが、朝日をしっかり浴びて感覚を頼りに24時間に戻すため、そのぶん感覚が研ぎ澄まされます。アタマじゃないです。

下田の旭

2) 温泉は体を心から温めてくれます。だから、つねに温かさを感じるので落ち着いた感覚を得ることができます。病気も体が暖かいとなりにくいといいますよね。温泉は効能もあります。香りもあるので嗅覚も刺激されます。

3) 野菜は体に優しい。刺激性のあるものを食べると感覚が「刺激」のほうにつられて鈍りやすくなりますが、体に優しいものを食べると、自分の意識が「感覚」に集中しやすくなります。だから、自分の体調の変化にも敏感です。

クレヨンハウスのビュッフェ
作家の落合恵子さんが運営されている「クレヨンハウス」のオーガニック料理です。

4) お香や香水は嗅覚をうんと鋭くしてくれます。スピリチュアル的にも天とつながりやすくなります。だから、宗教行事や神殿、教会(カトリックの)などでは、お香をたいたりいい香りのものを飾ったりしますよね。

ちなみに、「天」とは神がかったひらめきやアイデアの泉などと言い換えてもいいと思います。

5) 緑の中を歩くと、普段は見聞きしたり感じたりすることのないものに出会えます。匂いや景色、音など。木々の感触などもそうです。五感が刺激されます。

St. Andrews

6) 音楽は脳波にいい影響を与えるといわれています。とくに、環境音楽とかクラシック音楽などのインストルメント系。海外YouTubersなどもチベットの高僧が深い瞑想状態にはいったときに出す脳波(シータ波)が出やすい音楽をたくさんアップしてくれていますよ。

聴いてるだけで集中力が神がかります。笑

Royal Albert Hall in London

 

7) 日本人にとっては浄化作用を感じるおまもりみたいなものですね。きっと海に囲まれた島国だからじゃないかな。お葬式に参列した帰りも、家に入る前に塩を体に振りかけますよね。多くの日本人は。身を清めるために。

迷信がかってて信じられないというかたもおられると思います。塩の力は、摩訶不思議な力によるものというよりも、「塩によって身を浄化してもらっている」とか、「塩というお守りを携帯している」、あるいは「店先に置いている」、と信じることによる「安心感」が大きいのだと思います。けっきょく、自分で自分の身を守っている。迷信がかった不思議な魔力というよりは。

だから、安心感を感じながら本来その人が発揮すべき感覚の力を十二分に発揮できることが多いのだと思います。

St. Andrews

●嗅覚、聴覚、視覚、触覚、味覚、そして第六感(あの世とつながってる感覚)。これらは学校ではおしえてくれない。ましてやビジネス書でもおしえてくない。笑

サントリーホール天井

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私が考える、「感覚が鋭くなる」五感とはこんなことです。

 

嗅覚・・・香りの変化にするどい。異変異臭に気づく。匂いによって過去の記憶が瞬時に呼び起こされる。(まるで、プルーストの「失われた時を求めて」ですよ。あれは味覚と記憶が結びついた物語ですが。後述します)

聴覚・・・音の変化に気づく。外国語の発音をかんぺきに習得する。

視覚・・・動体視力が高い。あらゆることを見逃さない。直感をたよりにベストショットをとらえる。季節の変化を色や景色、日照時間の変化などからとらえる。

味覚・・・フランスの作家プルーストは名作「失われた時を求めて」で「紅茶に浸ったマドレーヌの味から、幼少期の記憶がよみがえる」エピソードを物語のなかに挿入しました。私自身も経験したことのあることだったので、読みながらとても共感しました。

私の大好きな一冊(といっても長編なので数冊に分かれてますが。笑)です。

触覚・・・触った手触りでお札が偽札とわかるとか、他との違いに気づくとか、長年それらにふれる仕事を毎日している人にある特技だと思います。美容師さんなら髪質の違いが分かるとか、それによるパーマ液の使い分けとかカットをかえるとか。料理研究家なら、その野菜や果物の鮮度が一発でわかるとか。素人でもわかることがありますもんね。

(そして)第六感・・・第六感をあなどっちゃいけません。太古の人たちは有していたといわれる第六感。現代人の第六感はかなり退化しているかもしれませんが、「ここぞ」というときに出現することがありますよね。自分の身を守るために。

火事場の馬鹿力

手にしたわずかなピースだけで物事を把握する能力(女性が鋭い。笑)

事故が起こる前にそれを回避する能力(事故がおきる交通機関に、ハプニングがあってで乗らずに命拾いしたなど)

なんどなく気分がすぐれないな、と思うと雨が降るとか。

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