今日の記事では、母校の青学から単位を持って編入学して卒業し、気候変動や地球温暖化に特化した専門翻訳会社を15年以上に渡って経営しながら青学の大学院でMBAを取得した私・小山ケイが、英語の発音はメリハリを大切にする、ということについて書いていきます。
<もくじ>
●英語の発音。「メリハリを大切に」
●メリハリのつけかた。
●”McDonald’s”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで書いた前回の記事は下からご覧になれます。
●英語の発音。「メリハリを大切に」
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先日このブログで、”Extraction”というコーヒー用語について取り上げました。
そのときに、「いちばん音程が高くなる”Ra”の部分は、すこし大げさなくらい口を大きくあけて発音したほうがいい」と私は書きました。
そのまえの部分に子音の発音が続くので、じゃっかん、音が聴きとりずらくなるからです。
音楽的な表現でいうと、「ピアニッシモがいくつか続くのだけれど、”Ra”の部分は母音がついていることと音程が他とは違って一番高くなることもあって、明確な変化を聞き手(聴き手)は感じられるから」。
たとえ”kst”の部分が聞き取れなかったとしても、”Ra”がはっきりと、しかも高い音程で発音されれば、聞いている側はそのまえの「エ」の発音でその人が”Extraction”と発音している、と理解できるはずです。
英語の発音でメリハリを大切にしたほうがいい理由は、以下のとおりです。
1) 母音なしで子音だけを発音する部分は聞き取りづらくなりやすいため。
2) 音程の高低で言葉の意味が把握される言語なのので。
3) ひとつひとつのSyllable の音の長さがまるで音符のようにそれぞれ異なるので。
(だからシンコペーションが命のJazzやR&B、ラップに乗りやすい。英語は)
それゆえ、たとえば大学受験や英検のスピーキングテストやビジネスの商談で英語を話す場合、メリハリを意識して練習すると、相手に意味が通じやすくなります。
●メリハリの付け方。
1) 母音がついてくる音をしっかり発音する。
2) 子音だけの音はごまかしてもいい(笑)。
3) いちばん音程が高くなる部分はしっかり、高い音程で発音。
4) 慣れてきたら「リズム」を表現する(上級者向け)
5) 炸裂音はしっかりさく裂させる。
たとえば2)の、「子音だけの音」もしっかり発音しようとすると、母音を付けて発音したり、長めの音を出そうとしてしまいます。
でもnativesを含めてそういう発音はしていない。
子音だけの音は英語の傾向として、音が短めになります。
そしてわりと無音に近い。
だから”McDonald’s”は「マクドナルド (ma-ku-do-na-lu-do)」ではなく”Ma(K)Dana(LS)”のような音に聞こえる。カッコ内のK LSは子音だけなので発音していないともいえます。私の場合ですが・・・。
5)の「炸裂音」は「B」の音に代表される「空気を激しく振動させるような音」。
その場の空気を一気に、びりびりと振動させるような。
◆Businessはさいしょにびりびりっと振動させる。「ビジネス」ではなく。
◆Vibrationは「V」と「b」をしっかりさく裂させる。「バイブレーション」ではなく。
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●”McDonald’s”の発音。
→→→(じゃないや。これはスタバ)
さぁ。いよいよ「McDonald’s」の登場です。笑
エムのマークのマ〇ド〇ル〇。
行きますよ~。
1) マッ (ここが一番、音程が高い)
2) (母音なしで)「K」(くぅ~と感動したり悔しがるときの発音に近いよ。「K」の音をさせます。)
3) ダ (ここも、音程が高い)
4) (鼻に抜ける音を意識して)「Na」 “Nasal sound”と呼ばれる米国英語の発音です。
5) (母音なしで)「L」
6) (母音なしで)「S」(シーッと静かにさせることを意味する音をする音から母音を問ったような音です)
7) マッ + 「K」 + ダ + 「Na」 + 「L」 + 「S」
*4)から5)は音の流れを感じてくださいね。「ダ (Da)・ナ (Na)・ル (Lu)」と音をぶっちぎるのではなく。ダナ~(L)、のように。