今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの英語リーディング試験「第5問」から「その2」として「Howeverのように後続の文章を表現している言葉を覚える」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●【英語の上達】後続の文章を表現している言葉を覚える。 2021年大学入学共通テスト「英語リーディング第5問」から。(その2)
●コツ
●Howeverの発音。
●”Soon after”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語の上達】後続の文章を表現している言葉を覚える。英文ライティングのために。読解のために。たとえば。However2021年大学入学共通テスト「英語リーディング第5問」から(その2)
毎日新聞社「大学入学共通テスト」
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=LEN20
英語リーディング第5問の個所。
文頭の接続詞や副詞、決まり文句などによって後につづく文章が「どんなことを表現しているのか」、とても分かりやすい文章でしたね。
ライティングや読解の練習のお手本のような文章です。
まるで、道路標識か地図のような。
あくまでイメージとしてですが。
「あっちにいったら右に曲がって、さらに道なりに5分歩いていくと池があるのでそれを左折して」
文頭に書かれている接続詞や副詞に従って丁寧に読み進めていくと、映像が頭にすっと入ってくるような感じです。
ぜひ参考にしましょう!
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【接続詞、副詞、決まり文句など】
However 後続の文章は前の文章と180度近く異なることを表現している。
On the other hand 前の文章とは少し異なることを表現している。
Moreover, 前文にさらに追加する。
Frankly, 前文からさらに深堀りしたり単刀直入に説明したり。書いた人の「人がら」が見える瞬間。
Luckily, 書いた人の価値観が垣間見える。
At that time, 過去のことを表現する文章が続く。
Then 時系列としては前の文章からあとに起こったことが続く。
So 前文までのことが理由となったり、時系列として次に起こることを表現。
Soon after さらにつづくコンマ以下の文章が、その直前の文章のすぐあとに起こることが分かる。
nor 前の文章と同じく、否定文が続きます。
despite 前文とあとに続く文章にずれがある(~であるにもかかわらず)
Now 思考の到達地点。「というわけで」「やっと」「ようやく」
-also 前の文章と類似性がある。
Mostly, 後続の文章が「80%前後のことである」と無意識に理解しながら読める。
(and) at first 最初にくることが分かる。
Maybe 可能性・推測を表している。非常に高い可能性、というよりは若干の不確実性が込められている。
Because 理由。
But 後続の文章は前文と根幹が異なる。前文を「やわらかく否定」。
(上記の英語はすべて、今回の出題箇所からの抜粋です)
●コツ
接続詞や副詞として覚える、というよりも、その単語や言い回しそのものの「役割」や、その言葉によって文章のトーンがどう変化したか、に注目することです。
接続詞や副詞として覚えるのは文法を勉強するようなもの。
文法の延長上でこれらの「後続の文章を表現している言葉」をとらえると、リーディング問題(長文読解も含めて)も文法の問題としてとらえてしまいかねません。
そうなると、文章を読んでいても、内容そのものを把握したり、自分の意見を構築したり、意識の流れを創り出したりすることが難しくなります。
★感覚的にとらえる。アタマではなく。
★これらの言葉によって意識の流れを作り出す。
★自分の意見を醸成させる。
結局は、これらの言葉も「単語力」ということ。
どれだけ感覚的に無意識の領域にこれらの言葉を落とし込めることができるか。
●”However”の発音。
1) ハゥ
2) エ
3) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「Va」
4) 「R」(米国英語)
5)) ハゥ + エ + 「Va」 + 「R」
●”Soon after”の発音。
1) スー
2) ナ(連結発音)(ここが一番、音程が高い)
3) (上前歯で下唇を軽く噛んで)「F」
4) ター
5) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「R」(米国英語)
6) スー + ナ + 「F」 + ター + 「R」