セルフレジにイラッ。「統一してちょーだい」(「AIが取って変わる」のは当分先だと思います)

今日は私が非常にイラっとした「セルフレジ」について書いてまいります。AIがレジの人にとってかわるのは当分先だと思います。すべての「セルフレジ」が統一されないかぎり。



昨日は下の記事を書きました。

●つねづねそうですが、今日は最高にイラっとしました。セルフレジに。

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AI信望者(?)のかたがよく言うことのひとつに、「AIにとってかわられる職業のひとつにレジの担当者、がある」というものがあります。私はそれを聴くたびにほんとかいな、と疑わしく思っておりますが、本日、なぜ自分がそう思うのか、ようやく理解できました。

 

現在「セルフレジ」と呼ばれているものが、各社様々でまったく統一されていないのです。

「セルフレジ」と言う言葉を私が聞くと、イメージすることはすべてのレジを自分ですることです。商品のスキャンからポイントカードのポイント付け、会計、そして袋詰めまで。

ところが、ある店では会計までの部分がマンパワーで、そのあとが「セルフレジ」だったり、ある店では、いざ使い始めると、「割引商品はセルフレジ以外でお願いします」となる。そしてある店ではスキャンしたと同時に商品を即座に入れないと、「重量がおかしい」となって「担当者をお呼びください」となる。

しかも、各社ともセルフレジの画面も、袋詰めする場所も、スキャンする機械も、まったく違う。だから、セルフレジを利用したがために、かえって時間がかかる場合があることを私は発見しました。

なんなんでしょう。笑

今日は今日で、東急ストアの「セルフレジ」を使ってみました。機械の前に立って「いらっしゃいませ」と書かれた画面に触れること数回。なんの変化もありません。

私がイメージしたやりかたは、

1)画面に触れると、

2)「商品をスキャンしてください」とすぐに出て、

3) ぴっぴっと商品をスキャンしつつ、

4) 自分で袋詰めして、

5) お会計はどうなさいますか?と聞かれて

6) クレジット払いや電子マネーを使用して終わる。

 

1)から6)までの流れでおよそ10秒。

ところが、10秒すぎても画面に何の変化もない。

たくさんならんだレジの向こう側にいる店員さんがちらちらと私を見ています。「なんか違うんだろうな」と思ってると、つかつかとやってきて「あの・・・ご登録はお済ですか?」と聞かれました。

登録??東急カードの登録だろうか・・・それならもう持ってるよ。と思ったとたん、そのかたは「商品をご登録いただいてからこちらでお支払いとなります」と言うのです。この段階で私のなかで、ぶちっという音がしましたね。

なんだよ、人間にやってもらったほうがやりやすい。

まるで赤っ恥かいたような気すらしました。

つねづね私は、「セルフレジってなんだかやだな」と思っていたのですが、それがいったいなんなのかはよくわかりませんでした。今日やってみて、「やりかたがよくわからない」「流れが各社まちまちなのがやりづらい」ということなのだとわかりました。私の場合。

でもおそらく、こう思っているのは私だけではないはずです。その証拠に、いろいろな店でセルフレジが導入されはじめていますが、長い列を作っているのは従来のレジの前で、セルフレジはがらがら、ということは多い。いまのところ。

鳥居のオブジェ(新横浜)

店員さんが袋詰めしてくれるところも気に入っている人はいるのかもしれません。大量に購入するスーパーとか量販店では、レジの担当者は慣れた手つきできれいに入れてくれます。袋の隅から隅まで。二重にしてくれるひともいますし。もちろん、ポイントとか支払いの仕方とか、スキャンのしかたとか、もろもろすべてをレジの担当者はやってくれる。

流れが各社まちまちなのが私にはとてもやりづらいのです。

FitCareのセルフレジを最近、使い始めましたが、ここは完全に「セルフレジ」です。画面にふれるとポイントカードの有無をきかれて、商品をスキャンするように指示が出る。

それでも、画面にふれて数秒たたないとスキャンがはじまらないので、「スキャンした」と思って袋詰めしてしまうと、最初の品が「スキャンしてない」ということになってしまいます。笑 → それに気づいて何度やり直したことか。

日本傘

これまで首都圏のセルフレジをいくつか使って、私が一番使いやすいな、と思ったのはFitCareのものです。それでもやっぱり、レジの長い列は有人のところにできてますよ。 

好奇心旺盛でせっかちな私は、「セルフレジ」でぴっぴと品をスキャンしたり、短時間で会計を済ませたり、したいのですが・・・・、どうやらそれはかなり遠い先だと思います。

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●私のなかでの使いやすさ順位(首都圏のお店にて)。

1) FitCare → 品が3,4点なら、ものの10秒で終わります。ただし、備え付けの袋が小さいので、大量の買い物にはあまりむいてないような気が。店員さんのいるレジなら、きれいに袋詰めしてくれます。 

2) NewDays → NewDaysではたいてい、一度に1,2品しかかわないので、長い列に立ってまつよりも、早く会計が済ませられるセルフレジを使うようにしています。どきどきしながら。笑

3) イトーヨーカ堂 → すぐに次の行動をしないと「係の者をよんでください」となるのには閉口しますが、少量の買い物(それも自分で袋詰めできるようなかさばらないもの)ならぴぴっとすぐに終わります。

 

よくわからなかったもの。

1) 東急ストア

2) イオン

3) GU

 

●私が考える、「AIがレジ担当者にとってかわるために必要な要件」

 

1) 日本全国、すべての「セルフレジ」がまったく同じ方法で会計が済ませられる。

2) 袋詰めが簡単。あるいは誰でもきれいにできる「しくみ」がある。→ ぐぃーんと自動で袋が開いて、そこにポンポン品を詰めれば、AIがうぃーんときれいに仕組んでくれるような。長ネギも、トイレの紙も、お米も、すべて。笑

3) キャッシュレス決済が簡単に済ませられる。

4) プレミアム商品券、株主優待券、クーポン券、お米券、ビール券、おもちゃ券、ハーゲンダッツ券、VISA/JCB/商品券、百貨店商品券、どんな券でも、簡単に、自動で、AIが処理してくれる(現在はレジの担当者がすべて、マンパワーで処理してます)

5) POSAカードも自動で簡単に処理できる。

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