自分の得意技にこだわらずに切り替えて戦う⇒相撲を観ていて、これはなんにでも言えると思いました。

今日の記事では、自分が得意とすることがうまく行かないときは、
違うことに切り替えるということについて書いています。
●自分の得意技にこだわらずに切り替えて戦う
●自分で期限を設けてみる。
●マインドフルネスで実践する。



昨日は下の記事を書きました。

●自分の得意わざにこだわらずに切り替えて戦う⇒相撲を観ていて、これはなんにでも言えると思いました。

警察の車

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幕内力士のだれだったかは忘れてしまいましたが

(たしか宝富士だったか・・・)

昨日5月21日の夏場所取り組みで、

がっぷり四つに組む相撲が得意技だけれど、

まわしがとれないとわかった瞬間、

ものの1秒以内に突き押し相撲に切り替えて

相手力士を土俵の外に押し出してしまった

力士がいます

(いや、大関豪栄道かもしれない・・・)。

解説の三保ケ関親方と清野アナ(AbemaTV)の

やりとりから

私もそれを理解することができましたが、

お二方の解説を聴いた瞬間、

「これってなんにでも言えることだわ」

とひらめきました。

新宿の空

どういうことかというと。

国内外の芸能人のかたにもおられますが、

もともとは歌手だったけれど

あまりヒット作に恵まれず、

俳優として映画やドラマに出たら

あれよあれよと人気スターになったり、

出る側からカメラの後ろで

プロデューサーや監督になったら、

ブロックバスター級のヒット作を連発したり

国際的に評価される巨匠になったり。

青学駅伝チームを率いる原監督も、

もともとは実業団の選手でしたが、

故障で引退してから

営業マンとして仕事をしてみたら

才能を開花させて

中国電力のトップ営業マンとなった話は

お茶の間でもよく知られています。

でも、

瞬発力もある優れた幕内力士のように

1秒で自分の得意技から切り替える、

というのは

一般人にはなかなかできることでは

ありません。

なぜならひとはまず、

自分ができる、と思っていたり

長年なじんでいることへ

執着しているからです。

資格、経験、住居住まい、

恋人、夫(妻)、学位、

友達、財産。

これらに対する執着を一瞬で捨てて、

新たにいちから始める、

というのは年をとればとるほど

難儀なことです。

出家(世俗を捨てる)でもしないかぎり。

けれど、得意技だけではなく

あらゆる可能性に自分を備えておくと、

得意技が封じ込められたときでも

突破口が見つかります。

上記の幕内力士(宝富士か豪栄道か?)の

ように・・・。

だから、一瞬とはいわないけれど、

オールラウンドに意識を向けておくことが

重要になってきます。

これこそ、人生での正攻法ではないでしょうか。

●自分で期限をもうけてみる。

桜

これまでの私の人生での経験からみると、

私の場合は10代のころからだいたい、

2年から3年でものごとが移り変わっていきます。

仲のいい友達との密度、

取引先、

流行、

興味を感じるもの(はまるもの)、

ストレスなく同じ日々が流れていくターム

(2,3年たつと、不思議なことに

新たな出来事が持ち上がったり、

興味がわいてきたり、

興味を失ったり、

相手のほうからいなくなったり)、

体調、肌質、自分にあうスキンケア

等等。

「今の自分は、5年前の自分が

どれだけ頑張ったかの現れ」

と言った起業家がいます。

それもたしかにそうだ、

と納得できるところがあります。

なので、

私の経験値からの感覚としては、

2年から5年。

この期間が、だいたいのかたにとって

ものごとのひとつのタームとして

考えられる期間ではないかと思います。

渋谷区南平台
南平台のあたりです。

この人生のサイクルともいえるターム

に沿って、意識を変化させる、

つまり自分が執着するものを

変えていきます。

自分の得意技以外の技も身に着けていく。

いまは企業の部長だけれど、

5年後には大学教授となるべく

大学院へ働きながら通って学位を取ったり、

薬剤師だけれど、

市場が広がっている

セルフメディケーションの担い手となるべく、

マネジメントも勉強して

5年以内に自分のドラッグストアを開業させたり、

若きテレビ女優だけれど、

年齢を重ねたときに

国内外で評価される脚本家や映像作家、

プロデューサーとして活躍するべく、

化粧品会社のコマーシャルや

ビール会社のコマーシャルをたくさんかかえている

いまから、陰でコツコツと勉強をはじめたり。

スコットランドセントアンドリュースの鉛筆

成功者といわれるかたもよくおっしゃってますが、

期間が設けられると、ひとは目標を

達成しやすいです。

ばくぜんと「~したい」では

モチベーションや危機感が薄くなります。

まずは、2年から5年のタームで

自分の可能性をさらに追及してみる。

たとえうまくいかなくても、

自分がいま持っている得意技が

すぐに効かなくなるわけではありません。笑

ですよね?

部長をすぐに辞めさせられるわけでも、

薬剤師ができなくなるわけでも、

若き美貌と演技力を失うわけでも

ありません。

オレゴンのプルーン

さらに、

私がこのブログで何度か申しているように、

ものごとはむりのない継続性が大切です。

ゆるゲー(?)でもよくないですが、

ほどほどの刺激や負荷を自分に与えながら

コツコツとすこしづつやれる方法を見つけてみると

継続しやすくなります。

前述の力士にしても、

なにもやっていないなかから

突き押し相撲に切り替えたわけではありません。

日々の地味な稽古のなかに盛り込んで

何年も続けることで、

とっさに出てきた技に違いありません。

どんなふうにそれが形になるのかは

実は神のみぞ知るなのですが

(よく言われるのは、「潜在意識は知っている」

ということです)

1)自分の感覚を信じて、

2)タームを設けて、

3)自分の興味の赴くままに、

4)継続性を大切にして

5)こつこつと新しい技を練習していくと、

あるときおもわぬ才能を

開花させることになるのです。

●ここでもマインドフルネスが生きてきますよ。笑

桜の花

「新たな技」との出逢いで大切になってくるのが、

マインドフルネス。

頭でああでもないこうでもない、

と考えるよりも、

頭を空っぽにして

一瞬一瞬に集中していると、

直感にふってきます。

ひらめきですね。

マインドフルネスで生きると、

ベストタイミングでものごとをキャッチしたり

日々の一瞬一瞬がとにかく素晴らしいことや

(だから私はこのブログのタイトルを

Feel this precious moment」とつけました)

怖れが幻ろしであることがわかったりします。

下田の旭

自分の得意技以外の技も身に着けていくことが

なぜ必要なのか。

けっきょくは、

「よく生きる」

ということなのです。

ソクラテスが言った(と言われている)ように。

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