【中年の生き方】中年だからこそ、地味な基礎練習をやってみよう。

今日の記事は、先日書いた記事のさらに中年版についてかいてみました。

 

●中年だからこそ、あらためて地味な基礎練習をやってみよう。

路上駐輪

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今日、AbemaTVで相撲を見ていると、

熊ケ谷(くまがたに)親方と市川アナが

相撲の基礎練習について話していました。

「基礎練習は地味できつい。

でもこれをやってこそ

ちからがつく」

いうような内容。

これを聴いて、先日私が記事で書いたことと

まったくおなじだったので、

大いにうなずきました(禿同)。

たしかに相撲も

朝稽古とかしこすり足てっぽうとか

地味だけれど大切な基礎練習があったと

思い出しました。

ゴールドジム原宿

やっぱりなにごとにも、

地味な基礎練習があります。

仕事もそう。

勉強もそう。

人生もそう。

けれど、こうした基礎練習は、

地味であるがゆえに

若者だけではなく、

わりと中年以降の人でも

やりたがらないような気がします。

人生の基礎練習とは、

人への基本的な挨拶や良い表情を見せたり、

人へ頭をさげてお願いしたり

謝罪したり、

自分の知らない世界へ飛び込んだり

自分の肩書が通用しないコミュニティへ

飛び込んだり、ということ。

転職したら、いきなり部長になれる

わけではありません。笑

もしかしたら平社員から始める

なんてことだってなきにしもあらず。

だからこそ、人生の基礎レンが

いくつの人にも重要なのだと

私は思います。

原宿

基礎練習をすることで

基礎体力がつきます。

よりよく生きることに対する

基礎体力。

たとえば。

見知らぬ人にも挨拶を欠かさない。

日本の人は、自分の知り合いには

挨拶したり笑顔を見せますが、

初対面の人間には無言・無表情の人が

ホントに多い。

笑顔ひとつでも挨拶になります。

ありがとうございますと言いながら

笑顔を見せたり。

それは、カフェやコンビニの

若い店員さんへの挨拶でもいいのです。

彼らも不愛想なひとが多いですが(笑)、

ゆっくりできるひとときを提供してもらったり

自分ひとりでは業者から買えない商品を

レジ操作して販売してくれるわけです。

ありがとう、とあいさつしつつ、

笑顔で接する。

中年にとっては清水の舞台から

飛び降りるくらいのビッグイベント!

かもしれませんが、

これぞ中年の魅力です。

「教えを乞う」つもりで、

年下の人間の話にじっくり耳を傾けてみる。

このブログで書いたことがありますが、

私自身が、さらにうえの世代から

一方的に話をされてうんざりしているのです。

私のさらにうえの世代は

団塊世代なんてよばれるかたがた。

人間の数はえらくたくさんいる。

うじゃうじゃいる。

そーいう人間たちが、

「俺たち・あたしたちはこーんなすごいこと

やってきたんだ」

って一方的に話してくると

いーかげん、うんざりさせられるのです。

毎日、「俺が・私が」と自己主張する

人間の「我」がまるで

増幅器でわんさわんさと増幅されている

イメージです。

そら

私の体験をお話しますね。

おじ(い)さんおば(あ)さんたちと

話していたとき、

何のアルコールが好きかということになって、

私は日本酒が好きだとこたえると、

自分は日本酒好きの集まりに参加している、

それはどんな集まりである、

うんぬんかんぬんと一方的に話始める

おじ(い)さんがいたのです。

けっきょく、私の話題は取られておしまい。

自分のほうが詳しい、と無意識に

どこかで思ったんでしょうね。

そのかたは。

その集まりが「利き酒師の集まり」で

その人も利き酒師の資格を持ってる

ってんなら、私も

「すごいなぁ。このひと、

人生の基礎レンやったんだ。

ぜひ話を聞いてみたい」

となるのですが、

誰でも入れる素人さんの集まりの話だったので

単なる残念な人になってしまいました。

さいきんはできるだけ、

おじーさんおばーさんの集まりには

参加しないようにしています。

とくに、

「自分はまだまだ若い」

と思ってる人たちの集まりなら

なおさらです。

たちが悪い。

こっちのエネルギーを利用されておわり

ですから。

●社会人として働きながらMBAをとることも「人生の基礎レン」です。

青山学院
中央の建物は、母校「青山ビジネススクール」が入る、青山学院17号館です。

いくつになっても

学校に通って

みっちりと勉強を一時期にすることは

人生の基礎レンです。

とくに大学院は、

体系的に学問が学べたり

研究したりできますし、

MBAコースであれば

自分があまり得意ではない科目も

オールラウンドに受講しなければ

なりません。

ビジネス界のリーダーは

オールラウンドな人がおおいから

なのでしょう。

MBAコースなんて手を挙げて発言しますから、

まわりから反論されてぼこぼこにもされます。

それでも、これも人生の基礎レンなのです。

自分があまり得意ではないものに

首を突っ込むという一大事は

年を重ねるごとに

回避しようとします。

だれでも。

つらいからです。

きついからです。

だからこそ、これが基礎練習なのです。

ビジネスの基礎練習をしっかりとしてこそ

国内外のビジネスの流れも

理解してきますし、

専門性あるビジネス界の人たちとも

話が通じやすくなります。

日経新聞だって読み込める!笑

異業種の人たちとも

信頼性あるつながりがもてますし、

信頼できる知り合いが増えますので、

分からないことや頼み事も

メールひとつ、

SNSのメッセージひとつで

「これってどうなの?」

「人を紹介してほしいんだけど」

と聞けます。

結果から入りたがる人はわりといる、

と先日の記事で私は書きましたが、

「MBAホールダー」という

結果から入ると、

あまりうまくいかない。

でも、いろんなこまごまとしたことを

自分の仕事のため、

ビジネスでの基礎体力をつけるため、

と思って、こつこつと、

死ぬ気で腹ぐくりすると、

大変ではありますが、

働きながらでもMBAがちゃんと

取れます。

しかも、次のステージである、

博士課程へ王手をかけられるぐらいの

好成績でもって。

ものごとはなんでも、

地味な基礎練習があるのだ、と

中年こそ理解すれば、

リア充で豊かな人生が

ひらけるはずだと

私は思います。

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