今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの英語リスニング試験「第5問」から「だれかの論文・記事、またはスピーチ発表を耳で聴く」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●【英語リスニングの上達】「だれかの論文・記事、またはスピーチ発表を耳で聴く」。2021年大学入学共通テスト第5問
●”Better”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語リスニングの上達】「だれかの論文・記事、またはスピーチ(TEDのような)発表を耳で聴く」。2021年大学入学共通テスト問27-32から。
★★★★★朝日新聞社公式YouTubeサイトからの引用です。大学入学共通テスト2021「英語リスニング試験問題」音声。Quoting from the official YouTube video of Japanese newspaper, The Asahi Shimbun Company ★★★★★
毎日新聞「大学入学共通テスト2021」問題と回答 (URL) https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021/q/?sub=L1A3
今回の出題箇所は、会話形式ではなく、「書かれた文章」をspeakerが読み上げる、というものでしたよね。
疑問文をつかったり (What is – ?)、言葉の使い方などから、それが顕著でした。
「書かれた文章」とはつまり、論文やニュース記事、スピーチ原稿などです。
だから、聴いているほう(つまり受験者)は、speakerと会話をしている、というよりは、相手の言うことを一言一句、漏らさずに聞きつつ、その要点や重要項目、「相手のいわんとすること」を同時に把握する必要があったと思います。
「DVDショップでの会話(モノローグ)」の出題が「心の中で相槌(あいづち)をうったり映像化すること」が大切だったのとはすこしやりかたが違うともいえます。
詳しく述べていきます。
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上記の通り、レトリックとして冒頭に疑問文が読み上げられたり、口語と思しき言葉よりも文語のような言葉が多いところからも、原文は何かのニュース記事のようなものだと思います。(TIME Magazineや大学生・大学院生の論文など)
あるいは、TEDのようなプレゼン。
私はこういうとき、こんなふうに聴き取っています。
1) 「話の内容」に集中する。
→ 「文法」や「聴き慣れない言葉」、「文章の構造」などではなく。
2) 話者は、「重要な言葉」「伝えたい言葉」などを、
a) 滑舌良く b)ゆっくりめで c)高い音程で
話してくれる場合が多い。(たとえば、今回の試験でいえば「Hygge」や「socialize」の個所)
そこに意識を向ける。
3) 知らない言葉、耳慣れない言葉があっても、立ち止まらずに意識を流していく。
瞑想と同じです。
不思議なもので、意識をどんどん流していくと、次第にその意味が理解できたり、実は知らなくて当然だったり(誰も知らなかった。speaker以外)、なんてことが起こります。
リスニング試験であっても、1)から3)は同じです。
しかも、今回のテスト箇所では事前に設問が読めたり図表が確認できたりします。それらはリーディングの試験同様に、事前にしっかりと目を通して頭に入れます。
それが、リスニングの際の道しるべとなってくれる。
あらすじがわりとなってくれることも。
事前に設問を読むことの重要性については、私の過去記事も参照にしてくださいね。
下のようにたくさん書いてあります。
●”Better”の発音。(米国英語)
1) ベ
2) 「La」(米国英語の発音です)
3) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「R」
4) ベ + 「La」 + 「R」
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