「自分の知ってる英語でシンプルに簡単に」。英会話のコツをさらに【ひとつ】追加。  

今日は英会話のコツとしてさらに、私の実体験に基づいてひとつご紹介します。昨日は下の記事を書きました。




●英会話のコツのひとつとして追加。「シンプルで、簡単な、自分が(むちゃくちゃ)知ってる言葉を使おう」

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Rugby World Cup 2019が日本開催で始まりましたね。スポーツ観戦が大好きな私は日々、わくわくしながらこのイベントの雰囲気を楽しんでいます!

ところで、先日の記事でお伝えしたように、「直感」に従って通りすがりに新横浜駅に降り立ったら、Scotland vs. Irelandの試合直前ということで駅がsupportersやスポーツファンの熱気と交流の波動に包まれていました。

数年前にScotlandもIrelandも旅した私は、どちらも応援したい気持ちでいっぱいでした。国籍人種にかかわりなく、スポーツを愛する人たちの気持ちを「感覚(feeling)」で私も受け取っていたのでしょう、その人たちを後押ししたい、というspiritがわたしのなかで溢れました。

おなかが空いていたのでお昼ご飯をたべにあるレストランへ行ったときのことです。駅同様にそこもsupportersと思しきヨーロッパ系のかたたちでわりと混雑しています。お店のまえにある機械式の受付に列を作っています。

私も並ぶと、私の目の前には2人ずれの白人中年男性。おそらくsupportersです。そしておそらく日本語を介さない。彼らがちゃんと目的を達することができるか、見守ります。

案の定、なんとなくおぼつかない雰囲気。私もいつの間にか彼らの横に回って、人数を押す画面を見ながら”Yes, 2.”なんて言ってます。まるで背後霊。大笑 そして人数を入力し終わると次の画面は、「席についての希望」。すべて日本語で書かれています。

Rugby World cup 2019 in Japan

テラス席がいいか、室内がいいか、カウンターでもいいかなどなど、ごちゃごちゃと。彼らは「知らない文字」がたくさん画面に並んでいて”uh…”と戸惑っている様子。私も一瞬、ぜんぶ説明すべきか迷いました。でも、空いている席を早く案内してもらえるのは、「どれでもどこでもOK」を選んだ人。瞬時に“Any seat’s OK?”と彼らに尋ねてみると、やっと英語(母国語)が通じる人がいた、とばかりに”Oh, yes! Any seat’s OK!”笑顔で答えてくれました。

私の英語はごらんのとおり、いたってシンプル、簡単な、3文字。ちまたでよく言う、「中学生英語」です。男性たちがeasy-goingだったことも幸いだったのだと思います。これが「いや窓際がいい」だの「広めの席がいい」だの「静かな席がいい」だの、へんにこだわりのある人間たちであったら、あーめんどくせぇと私もなったはずです。大笑

発券されるときから”Thank you very much!”とお二人がそろって心からお礼を言ってくださったので、日本の極西(Far West 、とあえて言おう。笑)からはるばるいらしたsupportersのお役に少しでも立てたようでホッとしました。“Enjoy your time!”と言葉を添えて券をお渡ししつつ。

自分が旅先で手助けしてもらえると嬉しいので、そのお返しです。

St. Andrews セントアンドリュース スコットランド
St. Andrews, Scotland (UK) (photo by Kay Koyama)

私は米国留学中も、住めば住むほど、簡単かつシンプルな英語で自分が知っているいい回しをよく使い始めたような記憶があります。そのほうがどんどん、言葉が出てくるし、相手と意思の疎通が楽しいくらいにうまくいくから。

難しい言葉を言おうとしなくていい。だって意思を通じさせたいから。もし何と言ったらよいかわからない、とおもったとき、究極の方法は、知ってる単語を羅列することです。それでも、「伝えたい!お手伝いしたい!」って気持ちがあれば、通じますよ。

 

●「中学生英語」が自然に口からついて出るようにするには。

St. Andrews

「英会話で使われる英語は中学生英語で十分」というようなことはよく言われますよね。でもおそらく、多くの日本のかたにとっては「それが口をついてとっさに出てこないから困ってるんです」ということなのではないかな、と思います。

とくに、受験勉強で英語の文法を徹底的に勉強したり、難しい慣用句を必死に暗記されたようなかた。

私などは受験勉強をしたことがない(塾すら通ったことない)ので察するだけですが、しっかりと文法や難しい慣用句などを勉強されたかたは、「英語は難しいもの」「そうした難しい言葉を使わないといけない」と、どこか無意識に思っておられるような気がします。

それが証拠に、倍率の高い超難関大学を入学されたようなかたに多いのが、「読み書きはできますが、英語はしゃべれません」とおっしゃる。

英会話に関しては、簡単シンプルでいいのです。コツとしては、

1) 知ってる単語をとにかく口に出してみる。

2) 無理に文章にしなくていい。

3) 表情やジェスチャーも加えてみる。

4) できればeasy-goingになる。

 

「とにかく英会話が苦手なんです。英語がとっさに出てこなくて」と悩んでおられるかたがいらしたら、1)から4)を日々、唱えてみてください。そうすれば次第に、簡単でシンプルな英語が英会話として口から出てきますよ。

4)はとくに、初対面のいろいろな人と英語で話すときにすごく役だちます。小難しいことを言わなければならないときももちろんありますが、旅先の庶民的なレストランであんまり、あーでもないこーでもない、と言っても味気ない気が・・・。

Just do it, alright?

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次回は10月13日。わが母国Japan vs. Scotland。

Scotlandの民族衣装を着た男性supportersたちがまたたくさん、新横浜に来ると思うと、いてもたってもいられません。私は今からシミュレーション中。iPhoneを手にものおじせずに“May I take a picture of you, sir? Cause your costume is SOOOO cool and beautiful!”と言うつもりなのです。大笑

ラグビーワールドカップ

前回はそのかかたちがScotlandからいらしたsupportersである、ということを認識することに時間がかかってしまい、写真を撮らせていただく気持ちの余裕なんてまったくなかったので・・・。

私も着物を着ていこうか・・・(思案中)。

ラグビーワールドカップ2019(横浜)

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