【朗報】「英会話上達のコツ」には、へ理屈や文法のこねくり回しはいりません。くどいようですが。笑  4つの「私の実体験から」

今日の記事では、「英会話上達のコツ」として、以前からお話している「へ理屈や文法のこねくり回しはいらないですよ。イケてる英会話はできるようになるには」ということについて書いています。昨日は下の記事を書きました。




●このブログで何度か述べていることですが。「英会話(語学)のコツ」として、上達にはひたすら音読です。へ理屈や文法のこねくり回しよりも。

横浜元町のベンチ

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お気持ちはとてもわかるのです。大変な受験勉強を青春時代にやり通してきて、難関大学に一発で入学できたようなかたは、語学の会話にも、どうしても文法を優先させてみたくなったり、理屈を言ってみたくなる傾向があるように思います。

そこにご自身が価値をおいてこられたのであればなおさらです。

だから、競争倍率の高い超有名大学をお出になったようなかたに多いのが、「読み書きはできます。受験勉強でさんざんやりましたから。でもしゃべりがどうも苦手です」とおっしゃる。

幸か不幸か、私自身は受験勉強をしたことがありません。高校時代の3年間は、必要最低限の学校の勉強をする以外は、大好きな音楽や映画に夢中でした。そのため、語学も「しゃべり」は自分の興味・好奇心にひたすら忠実になることで体感からそれなりに習得しました。理屈や文法はよくわからなかったからです。

アビーロード(イギリス)
Abbey Road in London (photo by Kay Koyama)

これまで見知らぬ街角のかたも含めて、いろいろなかたから私は、「どうしたら英語(外国語)が話せるようになりますか?」とさんざん尋ねられました。日本語で検索されるキーワードにも「英会話」は上位に含まれていますよね。それだけ、英語を話したいと思っておられるかたや興味を感じている方が多いのだと思います。

今日入ったカフェでは、隣の席に座っていたスーツ姿の若いおにーさんがやっぱり、というべきか、TOEFLの分厚い米国製参考書を熱心に勉強していました。笑 英語圏のビジネススクールに留学するのでしょうか。

今日はそのお兄さんと、私に「どうしたら英語が話せるようになりますか?」とこれまで尋ねてこられたかたに向けて、「私はこんなやりかたをして効果ありましたよ」ということを書いていきますね。

横浜ありあけ本店の入り口

【英会話を上達させるために】

1) (残念ながら)受験勉強で勉強した文法や理屈はいったん、頭の引き出しにしまっておいてください。しゃべりに必要なのは、からっぽの空間(頭をからっぽに)と、まっさらな子どものような心と、好奇心です。

2) あまりに喋れなくて自分が情けなくなって自分が得意なこと(たとえば文法を論理的に考えてみたり、「うんちく」を考えてみたり)、に走りそうになるかもしれません。そこは、ガマンです。悔しくて、涙が出ても、ガマンです。頭はからっぽで。

渋谷の空
Sky of Shibuya

3) 自分がアホに思えることがあるかもしれません。留学していた初期のころの私はそうでした。「あまりに喋れないから、まわりは私をアホなこと言ってるみたいに扱ってると感じる」、と私はネイティブの友人に相談したこともあります。それくらい、語学の習得は最初のころ大変です。普通は。だから、大変なのが普通なのです。大丈夫。

上島珈琲

4) 検索(SEO対策)で「Google神」と言われるように、英会話も「Native神」です。Nativeが聴いて理解してくれるレベルになるか。あるいはNativeに匹敵するぐらいの語学力を持つ人が聴いて理解してくれるレベルになるか(といっても、その語学力があるかたも結局Nativeの影響を受けているということなのですが)。当座のベンチマークはここです。

 

●ゼロからイチにするのは大変なのです。なにごとも。

渋谷の工事現場
Shibuya

 

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いまでも英会話を「勉強」しつづけている私ですが、実感として感じるのはやっぱり、最初がいちばん大変だったわぁ、ということなのです。そう、最初がほんとに大変・・・(泪)

ゼロの状態からイチにするのが大変なのは、英会話だけではありません。世の中にまったくないサービスや製品を思いついて世に提供したり、作品として出版・制作したり、お題に対してしょっぱなに口火を切って意見を言ったり。

銀座のまち
Apple stoer in Ginza, Tokyo

「たたき台」を作るひとはそれだけで尊敬されなければならない。笑

何もない「無」から「有」を作るのは本当に骨の折れることだから。

 

世界的な作家さんの作品を取り上げて、「ここがおかしい。矛盾している」なんて本を出版している大学教授の本を見かけたことがあります。私は「このセンセ、その作家さんに足向けて寝られないじゃん。そのかたのおかげで本が出せて印税入ってくるんだから」と思いました。

すでにイチ以上となった状態(「有」の状態。つまり作家さんが本をすでに世に送り出している状態)に対しては、ひとはいくらでもアイデアや意見を出せるのです。上記の学者先生のように。その作家さんが何もない「無」の状態から物語を作り出して世に生み出すのに、どれほどウンウン、うなっておられたことか。

Welcome to Japan, supporters! (Rugby WC 2019)

ゼロからイチは生みの苦しみがあります。だから、英会話をはじめとする語学の「しゃべり」も同じ。自分のレベルがすでに「イチ」以上の状態になったら、あとはこつこつ、すいすいと、うまくいくようになりますよ。私の実体験でそうでしたので。大丈夫。

しゃべりがどうも苦手、とおっしゃるかたは、まずはご自身のなかに、「たたき台」を作るイメージで上記の1)-4をされるとよいと思います。企画書や会議の「たたき台」を作るみたいに。

渋谷の工事現場。

頭のいいかたほど、いろいろと左脳を使って理屈を考えたり、さんざん勉強した文法にあてはめてみたくなるかもしれません。でも、ゼロからイチのたたき台を作っているのですから、まずはぼこぼこにされて当然、ぐらいのひらきなおりで、頭をからっぽにして楽しく、習得していってくださいね。

もちろん、ぼこぼこにするのは自分自身が自分自身に対してです。笑

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