【英語】それぞれの職業のひとにとっての英語。「俳優さん編」

今日の記事では、それぞれの職業のひとに「この英語を習得しておくと良いかもしれません」ということについて私が思うことを書いています。今日は俳優さん編です。

<もくじ>
●それぞれの職業の人にとって「こんな英語(語学)を身につけておくと仕事にも人間関係にも生かせる」というのがあります。今日は俳優さん編です。
●プライベートで海外旅行をした際の楽しみにもなりますね。英会話ができると。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」で書きました。前回このカテゴリーで書いた記事は下からごらんになれます。

●それぞれの職業の人にとって「こんな英語(語学)を身につけておくと仕事にも人間関係にも生かせる」というのがあります。今日は俳優さん編です。

文化放送のエントランス。

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以前私はこのブログで、「芸能人のかたが語学を勉強するおすすめの方法」について記事を書きました。今日は習得する内容について書いていきます。俳優さん編として。

  小山ケイ過去記事】「いま頑張ってるもの。英会話(英語)」(芸能人のかた編)-コツ3つ。

地球がますます小さくなるのにつれて(もちろん比喩です)、各国・各地域の芝居関係のかたがたが英語を介して他国の人たちと協働作業する機会も増えていますよね。映画を製作したり芝居を一緒に創ったりテレビドラマを一緒に創ったり。

あるいは日本の表現者たちが海外公演をしたり日本で作った製作物を海外のコンペティションや展示会で発表したりという機会もあります。

YouTubeを見ていても、日本の芸人さんや著名なかたが英語を話したり英語をはじめとする外国語の字幕を入れていたりするようになりました。「お、いいぞ」と私などはその先にいる海外の視聴者を想像しながら楽しんでいます。日本を代表するようなかたたちにはもっともっと世界とつながってほしい。世界でも有名になってほしい。

新聞や雑誌などを見ていても、俳優さんが「いまプライベートで頑張ってるもの:英会話(英語)」とおっしゃるのをよくおみかけするようになりました。俳優さんご自身も製作の現場で英語を共通語として使うことが増えているのかもしれませんね。あるいはさらなるご自身の成長材料とされているのかも。

英会話そのものの内容はけっして難しくはありません。これは俳優さんであっても一般ビジネスパーソンであっても同じです。けれど専門性ある職業であればあるほどおそらく、次のような共通点はあると思います。

★専門用語がよく使われる。

★博士課程でいう「先行事例」のようなものが存在する。

★言い回しに「型」がある。

これらは最初はとっつきにくい内容かもしれません。法律用語と同じです。英語の法律用語もいっけん難しいと思われるようですが、決まった言い回しや専門用語が何度も出てきたり同じ判例がいろいろな文書で何度も出てきたりするので、それに慣れてしまえば次第に理解しやすくなってきます。

私が考える俳優さんたちがこんな英語を身につけられたらお仕事もさらに深化していくと思えることは以下のようなことです。

1) 古今東西の名作・話題作は原題(英語)で覚えておく。

2) そしてできれば、世界的に有名な作品の名セリフも英語で覚えておく。

3) 発音はできるだけnativeに近く。

1)は私自身の体験でもありますが、英語の原題を知っておくと、たとえば相手とさらに深い話ができるようになります。その場ですぐに調べられれば良いですが、そんな時間的余裕がないこともたくさんあります。

なにより、ご自身がその古典を演じることがあるかもしれません。演劇人のかたなどは古典の芝居を英語としてタイトルだけでも知っておくと世界がどんどん広がっていきます。

2) 1)にも関係しますが、英語圏のジャーナリストはよく古今東西の芝居のタイトルや名セリフからヒントを得たタイトルをつけたり、それらをもじった文を書いたりします。

以前このブログでも書きましたが、私が母校青学のビジネススクールへMBA(経営管理修士号)を取りに行っていた時、スタンフォードやハーバードでも教鞭をとってらした東大からお越しくださっていたファイナンスの小林孝雄先生などは、英語の映画のタイトルや内容からヒントを得たような問題をよく作っておられました。先生のあのユーモアやセンスは英語の原題や内容を知らないと理解できません(惜しい!)。

たとえばシェークスピアの”To be or not to be. That is the question.”

もちろん英語圏の人間でもこのセリフを知らないひとはたくさんいます。けれど、俳優さんであればぜひ覚えておいてほしい。ご自身でもこのセリフを日本語でおっしゃっているかもしれないのです。著名な翻訳家の間でも長年、さまざまな解釈がなされるセリフです。

そのほか。

“April is the cruelest month.” (by TS Eliot)

“2001: Space Odyssey” (by Kubrick)

“East is East, and West is West, and never the twain shall meet” (by Kipling)

3)は仕事の幅が広がります。あまりにも聞き取れない発音だと観客側が理解できなくなってしまいます。英語圏のなかでの外国人という役であるとしても、発音はやっぱり良いに越したことはないと思います。俳優さんの場合。

楽器をされていたり音感のいい俳優さんも多いので大丈夫、うまくいくかたが多いんじゃないかな。

●プライベートで海外旅行をした際の楽しみにもなりますね。英会話ができると。

「芸能人はハワイがお好き」なんていう美白歯磨き粉のキャッチコピーがありました。年末年始をはじめ、芸能人のかたがハワイに行かれる機会は一般人と同じく多いのかもしれませんね。

オアフ島は日本人観光客も多いので日本語が通じやすいですが、日本人観光客があまり来ないような島であれば、日本語はほとんど通じません。日系のかたがときおり日本語を話してくださることもありますが、そんなことはオアフよりぐっと少ない。

現地のアメリカ人(ハワイはアメリカ合衆国ですので)と英語でやりとりするのはやっぱりなかなかに楽しいです。もちろん、ポリネシア系のかたが一番多いですが、オレゴン州に数年住んだ私からするとハワイは本土以上に多民族州だとつくづく感じます。

ゴルフでハワイ島に行ったとき、そこの受けつけのかたは白人女性でした。日本語は話せません。それゆえ、私はそのかたとはすべて英語でやりとりしました。最後に「英語を話してくれてありがとう」とホッとしたように笑顔でお礼を言ってくれたので、おそらく日本からここにゴルフで来るかたたちはあまり英語を話さないのだわ、と直感しました。

レストランでも同じです。オアフ以外に行くとなると日本語を介するスタッフがいないことは想定しておく必要があります。

コーヒー農園にコーヒーを買いに行った時も英語しか通じませんでした。「誰か、通訳いない?(Translator!)」なんて若い女の店員につっけんどんに言われて私の友人たちは私が間に入るまでムっとしてましたね。 こういうときに英語が話せるとがぜん、旅の楽しさは違ってきます。ハプニングすら楽しめます。

上島のコーヒー

(コーヒー農園にて。若い女がなにやらツンツンしてたのです。友人がクレジットカードを使おうとすると「一緒にパスポート見せて」、とかいいだす。こっちも「それってアメリカの法律に基づいてるの?(Is it American law?)」なんてしゃぁっと抗議してやりました。笑 中年女性店員などは気持ちの良い接客をしてくれたのですが、やっぱ若さですね。一瞬言葉に詰まってましたね、彼女。おとといきやがればーろー)

ハワイだけではありません。たとえば米国ニューヨーク市でミュージカルを見たりライブハウスへプライベートで行ったりするかと思います。そのときに英語が理解できればできるほど、当然ながらそれらを楽しむことができます。そして自分の仕事のインスピレーションとなるかもしれませんよね。

それは英国ロンドンも同じ。

一石二鳥にも三鳥にもなりえる語学、ぜひ身につけていい仕事をしたり素敵なプライベート送ってくださいね!


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1年前のちょうど今日、この記事を書きました。

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