米国英語における5WとHowの発音について。米国大学卒業生であり打楽器奏者(ドラマー)である私の耳が言うことを頼りに書きます。(大学入学共通テスト・TOEIC対策/スピーキング対策?)

今日の記事では、昨日書いた「動画で勉強する”英語”」の続きで、いわゆる「5W+H」の発音について書いています。



このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事はカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」です。前回の分は下の記事です。



(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)もGMOチームへの参加が決まりました!やった。実業団からも目が離せなくなります)

このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」はこの記事から書き始めました。




●5W+Hの発音。ジャイアント馬場さんも例に出してまずWhereの音から。

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故ジャイアント馬場さんのものまねをするとき、「アッパー」という人が多いと思います。Upperに空手チョップを入れる、という馬場さんの必殺技を真似した言い方だったと私は記憶しているのですが、あのものまねのときに出す「パー」の発音が、米国英語の「R」によく似ています

あれが「Where」の「re」のあたりの音。

 

 

舌の中央部分に少し力を入れてのどの奥のほうに引っ込めるような音。よく「Rの発音は舌を巻く」と習うと思うのですが、舌先を口腔内で後ろに巻くというよりは、舌の奥のほうに少し力を入れて後ろに引くような感覚で出す音、という表現が近い気が。

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free

diary

March

crazy (my favorite word lol)

 

だから、舌先を後ろに巻くようにして出すとやっぱりなんとなく、違う音に聞こえるときがありますね。日本のミュージシャンのかたが英語で歌ってるのを聴いたときに「うーん。そこまで舌、後ろにぐるっと巻かなくても・・・」と。

 

昨日書いた「Where」。聴きとるにしても自分で話すにしても、米国nativeが発音している教材なり音楽なりを「そこだけ」、なんどもなんども繰り返し、聴いてみると良いと思います。いやになるくらい。そうすると、あるときからwhereの「R」の音が聴きとれるようになるはずです。無意識に。

ジャイアント馬場さんのものまねの「アッパー」に似た音がしたら、「where」と言っていると思って間違いない。質問問題の場合。他のWhich, When, What, Whoにはない音なので。Howはもちろん、まったく違う音。

では他の言葉はどうでしょう。

Which

When

What

Who 

How

次の項目で、「私の耳が言うこと」を頼りに、それぞれの区別について書いてみますね。

 

●Which

思うに、「W」の音は「Where」と同じく、ほとんど空気音だと思います。発音としては、「sandwich」と発音するときの「wich」に近いように聞こえます。しいてカタカナにすると、ウィッチ。魔女ですね。笑

でもしっかりと聞こえるのは「ch」の音。「チ」みたいな音。だから、たとえば聴き取り問題で聴いているのであれば、1)「ch」の音がしょっぱなのほうに聞こえて、2)おしまいは尻下がり、であれば、Whichで始まる質問文の場合が多いと思います。

 

 

Which is your favorite ice cream?

Which one do you like?

Which way should I go?

いずれの疑問文もしり上がりにはなりません。

 

● When

これも、「W」の音はほとんど空気音です。よく聴こえるのは、「エン」という音だと思います。英語の法則として、「N」の音がないがしろ(?)にされることはあまりないので、少し鼻に抜けるような音がします。そうしたら、「時(とき)」を聴かれていると思ってまず間違いないです。

語尾は上がりません。

 

 

When did you buy the stapler? 

 

★★★★★スタディサプリ人気講師、関正先生です。★★★★★

昨日書いた記事では、「Where did you buy the stapler?」でした。「Where」の「舌の中央部分をのどの奥のほうに引く音」がせず、なおかつ「エン」の音や「n」の音が聴きとれたらそれは「When」です。

 

When did you enter the business school?

When are you going to take the exam?

 




●What

少し前にこのブログで私は、米国大学に留学していたときにWritingの先生から聞いたエピソードについて書きました。

その先生いわく、「What was that?といいながら大きなキャディラック(かあるいはそれに匹敵するぐらいのものすごくガタイのごつい車)が取りすぎるのを見送ったら、その車の後部ナンバープレートにはこう書いてありました。HOAWAZAと」。

 

  小山ケイ過去記事)発音を形成するさまざまな要素

 

whの音はほとんど、空気音でふわっと抜けていくような音です。tの音も子音だけなのであまり聞こえない。一番聞こえる音は「ウワッ」というような、どこからともなく急に立ち現れて「アッ」と発音してみた、というような音です。「ワッ」と人を驚かせるときみたいな。

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●Who

日本のかわいい道路工事標識

これもふわっと風が抜けるような音が最初にします。けれど、ずっと伸ばしているわけではないので、母音の音は残りません。ずっと伸ばす発音だったら、「ウー」という音がするはずなのですが、ほとんど軽く「フ」と言ってるような感じです。

 

Who is your business partner?

Who did it?

Who am I? (I don’t know…)

 




 

●How

スタージュエリーカフェのメニュ

最初の「H」は「Huawei」というときのように、空気がふわっとするような音がしたかと思ったら、「アゥ」という音が強く、聞こえてくるはずです。明確に大きく口をあけて「あ」に近い音を出しますから、5Wよりもずっと聴きとりやすいんじゃないかな。

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