【MBA】青山MBAの倍率や難易度

今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・気候変動・地球温暖化」などに特化した専門翻訳会社を経営する私・小山ケイが
母校・青学のMBAコース「青山ビジネススクール(ABS)」の
受験倍率や入試と卒業の難易度について書いていきます。
●青山MBAの倍率
●青山MBAの難易度(入学)
●青山MBAの難易度(卒業)
前回の記事は、以下のサイトからご覧になれます。↓↓↓

●青山MBAの倍率

学校が正式な数字を出していないので、教授や関係者のかたから私が直接聞いた感触から割り出したものですが、例年だいたい2倍前後のようです。

一時期3倍以上にまで上がったこともあったようですが、ここ数年は上記の数字で落ち着いている模様。

 

ただし、青山MBA(青学ビジネススクール)の場合は受験する時期によって倍率は異なる、ということはよく言われています。

その年度に3回、入試(出願時期)が行われるのですが、先日の記事でも記載しましたとおり、3回目の入試が一番、志願者数が多いゆえに倍率も高くなる、と聞きました。他校との兼ね合いがあるのでしょうか。

だから、入学後に同級生たちと言い合ったのは、「3回目に入ってきた人たちは優秀だ!」ということです。笑

残念ながら、私は気合を入れて1回目に願書を提出してしまいましたが・・・。

 なので、もし来年度、青学MBAコースへ志願されるかたで、どうしても受かりたい!(?)という場合は、できれば第1回目(10月分)に応募されるのが良いと思います。

合否は面接実施日からだいたい、1週間前後で郵送でお知らせがあります。

●青山MBAの難易度(入学)

入試の選考基準の推測については、前回までの記事で書いてあります。

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●青山MBAの難易度(卒業)

青山学院

学部であれば「偏差値」があるので、卒業の難易度は数値として表すことが可能かもしれませんが、社会人のMBAコースは他人との比較、というよりもさまざまな課題に対して自分自身が消化可能か、によって難易度が違ってくるように思います。

青山学院付近

青山ビジネススクールであれば、米国ビジネススクールのカリキュラムに基づいている、と聞いたことがあります。

 

社会人コース(Flexコース)は仕事をしながらの学業ですので、大変、は大変です。

でも、それは相対的な意味での大変さ、というよりも(超有名大学の学部であれば、偏差値があまりに高くて、まわりがペーパー試験にとにかく強くて切れ者の秀才ばかりで自分は落ちこぼれてしまう、ということはあるかもしれませんが)社会人MBAコースに入学が叶ったかたであれば、あとはご自身が初心としてお持ちであるはずの「自分の仕事に(キャリアに)生かせるように勉強する」という目標に沿って丁寧に、あらゆることを計算し、利用しながら歩(ほ)を進めれば、おのずと良い結果がついてくるはずです。

数値ではなく抽象的な表現となってしまい申し訳ないですが、そのかわりとして、 私が卒業するまでに頭に入れて行ってきたこと、を書いておきます。

 それぞれの「なぜ?」という理由も記しますので、より理解していただけるかと思います。

青山学院

1)(当然ながら、まずは)卒業要件を満たす(TOEIC/英語/単位/必修科目)。

「なぜ?」⇒卒業できなくなってしまうから。最低ラインです。

 

2)ビジネスと同じく、「人」を大切にする。

「なぜ?」⇒自分が不得意な分野は、得意な人に助けてもらうため。その人とそれぞれの得意分野をTradeするため。一緒に勉強会をしてもらうため。

自分のことを丁寧に扱ってくれる人を大切にしたい、助けたい、と思うのは人間の心理だと思います。わからないところは、教授にも頭を下げて個人的に質問に行く。教授も、人です。

aoyama business school

3)「Free Ride」はしない。

グループワークなどで、意見も言わない、調整役も買って出ない、あるいは自分の持てる情報も提供せずに、他の人たちにやってもらったことに「ちゃっかり」名を連ねて単位をもらう行為をいいます。

「なぜ?」⇒ 次回から、自分とグループワークをしてくれる人がいなくなっちゃいます。笑 

ようするに、「ずるい」。自分のためになりません。初心忘れるべからず、ですよね。

Shibuya

4)グループワークでは、正直、この人とは一緒にやりづらい、と感じる人もいます。でもそれも、勉強。こういう人とはなかなか、実際に仕事をする機会はないから、「お釈迦様が孫悟空を手のひらで転がすように、どんな人をも自分の掌(てのひら)で転がすための訓練」だと割り切りました。

「なぜ?」⇒ その人は私がもっていないすごいものを持っていて、その点では本当に勉強させてもらえるからです。

やりづらい人には、スーパーコンピュータのような天才的な頭脳があったり、ものすごい分析能力があったりします。

それをいつも、「それはどうやってやればいいの?」だとか「それを少し教えてもらってもいい?」などと質問して、その人の話をメモでも取りながらうんうん、と熱心に聞き入りましたね。

<自分が話していることをそのそばから一生懸命うなずきながらメモされて悪い気がする人、います?>

青山通り

5)座学のときは、できるだけ一回は発言するようにしていました。

「なぜ?」→ いまこの授業では自分も参加者のひとりである、であれば、自分はどんなことが今日、貢献できるのだろう、とはつねに意識するようにしていました。

座学は教授から「知」をいただくことが基本にありますが、その次にあるのが、それぞれがさらに自分のもてるものを「Give」することでそこにある「価値」が深化します。

目に見えない空間に存在する「知の共有」(宇宙のソース、なんて表現されるかたもいらっしゃいますが)こそが、社会人MBAの存在意義でありだいご味である、と私は信じて疑わなかったのです。ここが、学部までの学校とは違うところではないですか?

また何か思いついたら、どんどん書いていきます!