小山ケイの翻訳コーパスから48 – Valedictorian「総代」

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、”Valedictorian”(総代)について書いています。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから48 – ”Valedictorian”「総代」
●”Valedictorian”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●小山ケイの翻訳コーパスから – Valedictorian「総代」

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

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たしか5年ほど前のことだと思います。

Google翻訳で何気なく、「Valedictorian」と英語で入力してみました。

日本語訳が出てこない・・・。

そこで私は、「卒業生総代」と入力・登録して差し上げました。笑

「Google翻訳ってどんだけできるのかなぁ」と私の好奇心がもたげて調べたのだと思います。けれど、「なんだ、Google翻訳もまだまだだわ」と。それが自分のなかでなんとなくおかしくて、私は自身のコーパスにあえて登録しました。優秀と言われるGoogle翻訳が知ってなくて、私が知っていたから。

この言葉を自分自身に仕込んだのは、もう30年近くも前です。

米国大学に留学していたとき。

いま、Gogle翻訳でまた試しに入れてみると、私が登録したとおりに「卒業生総代」と表示されます。

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若かりし頃に米国大学へ留学していたとき、私は”Perfect Strangers”というシチュエーション・コメディ (Sit-Com)が大好きでよく観ていました。といっても、私が見ていたのは再放送版。

映画「ビバリーヒルズ・コップ」にも出ていたブロンソン・ピンチョットや舞台でも活躍していたマーク・リン=ベイカーの二人が繰り広げる「遠い親戚どおし(たしか、血のつながりはない。笑→ だから、”Perfect Strangers”)のやりとり」が軽妙で滑稽で、とにかく二人の芝居のうまさに思わず引き込まれたコメディでした。

その中のある日のエピソードが、「総代をやる」といもの。

ドラマの中で二人はしきりと、”Valedictorian”と言っています。

ピンチョットの役柄が、「東欧から来た留学生」というような設定だったので、同じく留学生だった私は親近感を感じつつ、ドラマのなかでリン=ベイカーが「総代とは」と説明するセリフをまるで、自分に説明してくれているかのように感じていたのだと思います。

こうして私は、“Valedictorian”という言葉を覚えた。

余談ですが、帰国後、何年もたってからFacebookやググった記事などで、二人とも実生活でも秀才で総代をやった経験があることを知りました。

そういうトリビアで私の好奇心や興味、「あ~おもしろい!」「すごい役者さんたちだわぁ」という感情によって、“Valedictorian”という英単語、私のなかでは”Perfect Strangers”の数々のシーンと一緒になってしっかりと無意識の領域に仕込まれているのです。

Googleに教えてあげられるほどに。笑

●”Valedictorian”の発音。

青山学院の正門
わが母校「英語の青山」。笑 Photo by Kay Koyama at my alma mater, Aoyama Gakuin, Shibuya, Tokyo.

1) 「Va」

2) 「Le」

3) ディ

4) 「K」

5) ト(ここが一番、音程が高い)

6) 「Ri」

7) アン

8) 「Va」 + 「Le」 + ディ + 「K」 + ト + 「Ri」 + アン

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