「らへん」は「日本語らへん」? Where is “Rahen” in Japanese-rahen?

らへん

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「らへん」という表現について書いていきます。

<もくじ>
●「らへん」は「日本語らへん」? Where is “Rahen” in Japanese-rahen
●こんな感じでも使えるかも。いち例 by 小山ケイ。Examples based on my imagination.
●「らへん」があらゆるものにくっつけられるようになった理由を考えてみる。Contemplating why younger native Japanese people use “Rahen” to many things such as “Con-bini rahen (around/near the convenience store)”. 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。(107-0052 東京都港区赤坂5-5-9 1F MBE114 小山ケイ)

●「らへん」は「日本語らへん」? Where is “Rahen” in Japanese-rahen?

 

口語で市民権を得ている「らへん」という日本語。

 

「そこらへん (Soko-rahen)」

「あそこらへん (Asoko-rahen)」

「ここらへん (Koko-rahen)」

「らへん (Rahen)」

「らへん」は上記のとおり口語で、「~のあたり (Around some area/Area + “No-Atari” in Japanese)」という意味を表す日本語ですよね。

公的な文書には決して現れない。

けれど、日常会話ではしょっちゅう使われる。

私が自分で使っているのは指示代名詞に対してだけ。

でも10年近く前から、私より年下世代では、こんな感じでいろんなものに使う言葉になりました。

 

「カウンターらへん (Counter-rahen)」

「コンビニらへん( Con-Bini-rahen)」

「学校らへん (School-rahen)」

「教室らへん (Classroom-rahen)」

「Around」を意味したいときに、とりあえずその場所意図する部分にくっつけてみる。

なんとも便利な言葉となりました笑。

税務署がバックについた税務関係の説明会で、税理士が「その勘定科目らへんと使ってたこともあります。講師として招かれた税理士です。「へぇ。税理士でも使うんだ」と私・コヤマはびっくらこきましたね。40くらいのおやじでした。

→ 70くらいの経営者にそれをやったらどうなるか。理解されるかなぁ。

「シャッチョー、その勘定科目らへんを見てください」「???」

 

●【こんな感じでも使えるかも。いち例 by 小山ケイ】

「あの人らへん」

「コロナウイルスらへん」

「ワクチン接種会場らへん」

「アラフォーらへん」→ 「アラフォー」がすでに「40歳のあたり」という意味を持ってますので重複です。笑

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●「らへん」があらゆるものにくっつけられるようになった理由を考えてみる。Contemplating why younger native Japanese people use “Rahen” to many things such as “Con-bini rahen (around/near the convenience store)”. 

「コンビニのあたり」とか「学校のあたり」とかいうところをわざわざ、「らへん」に変えているのはきっと、カジュアルさざっくばらんさのほうがよしとされる時代となったからかなぁ、と思ったり。

★かっこいいから→

「コンビののあたり」というより「コンビニらへん」というほうが今風だから。

ましてや、「コンビニエンスストアのあたり」と言うよりずっと簡単。

 

★上品な言い回しよりカジュアルさが受ける。→

お笑い芸人のかたのカジュアルな雰囲気を真似したいから?

あやかりたいから?

 

★とりあえず、なんにでもくっつけられるから便利。

→ 場所だけではなく、部分とか気持ち、雰囲気にすらつけられる可能性あり。

よって、口語としてはおもしろいけれど、TPOによってはダメージを与えることもある可能性があるので取扱注意な言葉でもあります。

例1】 上記の税理士。→ こいつには頼まない、と私は思いましたね。雑談ではなく公(おおやけ)の講習会でこの日本語はないだろと。

例2】 公の場。とくに、中年以降が集まる場。