Gucci advertizement
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、GUCCIのYouTube広告について書いていきます。
<もくじ>
●GUCCIの広告ー「シャイニング (Shining)」へオマージュ? GUCCI advertisement video and “Shining” created by Stanley Kubrick
●”Shining”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●GUCCIの広告ー「シャイニング (Shining)」へオマージュ? GUCCI advertisement video and “Shining” created by Stanley Kubrick
昨日、いつもどおりにYouTUbeを見ていたら、GUCCIの広告動画が流れました。
「あれ・・・?」
なんとなく既視感があります。
少し前に上映されたGUCCIの映画かと思ったのですが、見覚えのある俳優さんはひとりもいません。
それよりも、画面や色使いそのものに見覚えがあるのです。
「ああ、シャイニングだ」
故スタンリー・クーブリック監督が40年もまえに撮影した映画です。
真っ赤な絨毯。
不気味なほど線対称ないで立ちの双子のおさない姉妹(髪型、表情、服装)。
そして、長い廊下を三輪車で一心に走りすぎていく、おかっぱの男の子。
→ ちなみに、過去記事でも書いたように、「シャイニング」でホテルの全景として撮影されたのは、私が約3年に渡って留学生として住んだ、Oregon州にあるTimberline Hotelです。
GUCCIのYouTube公式サイトを見てみると、「双子」が来年にかけての同社のテーマのようです。
だから、シャイニングから影響を受けたような映像が挿入されたのでしょうか。
不気味なほど線対称な印象を受ける、双子(亡霊、あるいは妄想?)のシーン。
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すじ自体はとくに「これ」といって何かを訴えているわけではありません。
ホラー映画。
原作はSteven King。
ひとりの作家が妻と幼い息子をともなってひと冬、封鎖されるコロラドの山荘で管理人として過ごす。その過程でおきる「事件」(超自然現象をともなって)、という、ひとことであらわすことができる物語。
けれど、何十年たっても、私をはじめ、こうしてGUCCIまで影響を受けている(ように見える。笑)。
↓ 日本の芸人さんでも、このパロディをされたり、話題にしたりするかたがいます。影響をうけるのでしょうね、やっぱり。
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Kubrick監督はもともと、写真家として活動していたと聞いたことがあります。
「シャイニング」のなにがカルト的な人気をはくしているのか(さいきん続編まで作られて)、考えてみると、やっぱりその強烈な映像のインパクトだと思います。
★随所にあらわれる「赤」→ 絨毯、大量の血の海、殺される人の血。
★何度もあらわれる”Redrum”という言葉→ 鏡に映った瞬間にその意味がようやく分かります。
★名優(怪優)2人と名子役(現在、大学教授とのこと)の3人による演技や表情。
★上記のように、不気味なほど線対称なふたご。
★腐乱した女性(亡霊?)
★「雪」
★広く古いホテル
★★★★★Quoting from the official YouTube video of FF★★★★★
●Shiningの発音。
1) シャイ
2) ニン
3) 「G」
4) シャイ + ニン + 「G」