他人からの評価による自己認識の時代。ー友人たちとの話からインスピレーション(小山ケイ)Now the era to recognize yourself by asking others “What do you think about me? Like me or not?”

Like me or not?

母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、友人たちとの女子会からインスピレーションを得て書いていきます。

 

<もくじ>
●他人からの評価による自己認識の時代。ー友人たちとの話からインスピレーション(小山ケイ)Now the era to recognize yourself by asking others “What do you think about me? Like me or not?”
●他人からの評価で自己認識している人が増えた理由。一考。

●他人からの評価による自己認識の時代。ー友人たちとの話からインスピレーション(小山ケイ)Now the era to recognize yourself by asking others “What do you think about me? Like me or not?”

昨日、ビジネススクール時代の友人たちと久しぶに会食しました。

女子会らしいとりとめのないよもやま話から身内が亡くなったり介護したりの話まで、話題に尽きることはありませんでしたが、そのうちのひとりがZ世代 (Generation Z) と一緒に仕事をしているというので会はさらに盛り上がりました。

職場の大多数がZ世代なのだそう。

私にとってのZ世代は環境意識が高くて行動的というイメージ。

でも、一般的に言われるZ世代のイメージはそれだけではないですよね。

その友人も、会議で対面のやり取りをしていても同時進行でオンライン上のチャットがいろんな人から飛んできてそれに対応するのに苦慮しているとのこと。いま、目の前にいるような人たちから、です。

別の友人がこう言ったことから話は広がりました。

「でも私はもう、あの世代にはついてけない(笑)」

「全部これ、でしょ?(と、私コヤマはスマホを親指でスワイプするしぐさ)」

「会議でもつねに「●●さんはどう思いますか?即答してください」って。同時にチャットも飛んできてすぐに返答してくれって言われるし」

「あー、分かる気がする」

「自分が思ってることつねに問われるって、アメリカ人みたいだね(と、コヤマ)。日本育ちのひとなの?」

「そう、上司は日本育ち」

「ふうん」

「トピもいっぱい立ってて、過去のいつに誰が何言ったかなんて私は覚えてられないのに、それにも返答してくださいって。もうスレッドおってくだけで大変。でも他の人たちはちゃんと覚えてるみたい」

「とにかくデジタルだよね」

「『いいね』、っしないと聞かれたりするし」

「してくれって?」

「反応がないって。いいね、ってすることが当たり前になってるのかも」

ここで私は思ったのです。

「他人からの評価で自己認識してる人が増えたのかもね。いまの時代」

それも、デジタルな世界での評価。

そして、「自己認識」はおもに高い自尊心 (self-esteem)のこと。

 

●他人からの評価で自己認識している人が増えた理由。一考。

友人たちは「考えるまえに動く人が増えた気もする」とも。

「生まれたときからスマホやSNSがあってそれに慣れて育った人がふえた」

 

デジタルのインパクトは増幅しやすい。私はそう、過去記事でも書いています。

「いいね」をたった一人がしたとしても、それを他の人も同じ人に対してすれば、その人は何人もの人から「いいね」と言われているような気がしてくる。すると、された人はまるで、「みんな」が自分を高く評価してくれているように感じる。

それが悪い影響を与えるときは、本人が望まないのに誹謗中傷による精神的なダメージになってしまいます。大勢から攻撃されているようなインパクトを受けながら。

でも、「みんな」が自分を高く評価してくれるのであれば、自分の自尊心は高められる。

それに慣れてしまった人が増えたのかもしれません。

もともと人は若ければ若いほど、自己認識を他人に委ねるようなところがあります。

私もそうでした。

そこに、デジタルの機器やSNSが入ってくれば、自己認識のための増幅器を手にしたようなものかもしれません。

さらに。

自尊心を高めてくれる要素が昔よりも限られる世の中になったのかな、とも思います。

シンプルに見える昔よりも。

それは、次のような要素。

★偏差値のような数値

★「いいね」の数

★フォロワーの数

★会社名

★肩書

★年収

★家の大きさ

 

ひと昔まえの人はおそらく、もっと違う要素で自尊心を保っていたのでは、と、私は想像してみました。

★コミュニティや宗教への奉仕

★ご近所さん(「隣組」)とうまくやっていること

★働いて、税金(あるいは年貢)を収められること

★デジタルな機器で他人からの評価がないぶん、自分で自分を納得させる精神性。

 

 

“他人からの評価による自己認識の時代。ー友人たちとの話からインスピレーション(小山ケイ)Now the era to recognize yourself by asking others “What do you think about me? Like me or not?”” への1件の返信

コメントは受け付けていません。