今日の記事では、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動・地球温暖化対策・環境CSR(企業の社会的責任)」等に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、「気候変動」の英語”Climate change”について書いています。
<もくじ>
●気候変動ーClimate change
●”Climate change”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「Sustainability(持続可能性/サステナビリティ)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●気候変動ーClimate change
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すでに世界的に通じる言葉となった感のある“Climate change.”
二度にわたって開かれた、さきの米国大統領選テレビ討論でも、”Climate change”はかならず議題としてとりあげられた、重要項目でした。
★★★★★Quoting from the official YouTube video of PBS’★★★★★
日本でも「気候変動=Climate change」ですでに20年以上も通用しています。国連でも「Climate change」を「気候変動」の意味で使用しています。
けれど、英語という語学から厳密にいうと、“change”は「変化」であって「変動」ではない。
「ピッチャーチェンジ」「ギアチェンジ」のように、いまある状態から別の状態(あるいは人)へ変わったり変えたりすることが“change”の主な意味です。
「気候変動」という時の「変動」はむしろ、株式市場で言う”Volatility”に近い。
さまざまに、予測不可能なほどに、激しく、さま変わりする。
異常な状態も含めて。
急降下して市場の安定性を脅かすこともある。あるいは、いわゆる「リーマンショック」のように世界を一瞬にして混乱させる。
「ボラティリティ」の「急降下」とは気候変動でいえば「自然な気候の変化とは考えられない異常な変化」。
「安定性」とは「専門家が予測可能な範囲内の変化を伴う自然な気候」。
「世界を一瞬にして混乱させる」とは「予測不可能な猛暑、異常な豪雨、竜巻、ハリケーン、水位の上昇、昆虫・虫の異常発生」など。
大学受験やTOEICなどのスピーチテストで、「気候変動についてあなたの考えを述べてください」と言われたら、”Climate change”と使えるようにしておく。
●「主導権争い」by 日経新聞
本日2020年11月10日づけ日経新聞に、「米国がバイデン政権に移行することで環境政策に重点を置くようになる。そうなればこの分野における各国との主導権争いが日本にとっても課題となってくるであろう」というようなことが書かれてありました。
【日経新聞から引用】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65975470Y0A101C2FF8000/
「ああなるほど」と納得したのもつかのま、よくよく考えると「ん??なんの主導権争い??」と分からなくなりました。
たしかに、バイデン氏は政治家ですし、「米国」が環境政策に重点をシフトするとなれば、これは国益にも関係してくる、と日経記者は指摘したかったのでしょう。
けれど、政治家ではなく、環境・ESG・サステナビリティ・気候変動の専門翻訳会社としてかかわってきた私としては、「それって念仏のようにSDGs!SDGs!と叫んでる上場企業と変わんないな」と感じました。
外交の駆け引きに「環境・気候変動」が「道具」となって利用される??
「我が国のESG投資率が世界で一番!」
「我が国の温室効果ガス削減制度をほかの国も受け入れること!」
「この分野では我が国の技術力が一番!」
とか???
それが本当であれば、いずれも実際にやってるのはその国の国民や企業、NGO/NPO。政治家じゃありません。
ESG投資しかり。
温室効果ガスの削減しかり。
再生可能エネルギー技術しかり。
(自国のエネルギー産業が国際市場のパイを奪えるよう、政治介入するということでしょうか・・・???)
いーじゃないですか。気候変動をはじめとする環境政策で、主導権なるものがどこかの国に握られても。
結果がちゃんとついてくるのであれば、国民・市民・子ども・後世にとってはプラスになりますよね。
ネットの世界では国境なき地球市民たち(Global Villagers by Marshall McLuhan )たちが地球号の乗組員よろしく、いいものはいい、で縦横無尽にやりとりしてますので。
「(それ)いいね!(Like!/Thumbs up!)」と。
環境にやさしい、とか、気候変動対策になる、とか、地球温暖化対策になる、とか、クリーンな空気になる、とか、水がおいしくなる、とか。
そうして、ネットの世界で「いいね!」「いいね!」とフィードバックしたりされたりする国ナンバーワンが日本、であればいい。
●”Climate change”の発音。
1) ク(ここが一番、音程が高い)
2) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「Lai」
3) ミッ
4) (母音なしで)「T」
5) チェイ
6) (鼻に向けるように)「N」
7) 「Zi」(ただし、i の母音はあまり聞こえない)
8) ク + 「Lai」 + ミッ + 「T」 + チェイ + 「N」 + 「Z(i)」
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