今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「英会話の上達法」について書いてまいります。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。
【目次】
1) 英会話の上達方法。「私がよく聞かれること」
2) TOIECの高得点=英会話ができる。
3) カフェの店員に”Don’t you smoke?”と聞かれたら何と即答する?
4) 潜在意識とアファメーション(高らかに「宣言」)
(執筆や翻訳のご依頼は、107^0052 港区赤坂5-5-9-1F MBE114 小山ケイ 迄)
●私がよく聞かれること。「英会話の上達方法」
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「どうしたら、英語を話せるようになりますか?」「どうしたら、英会話が上達しますか?」とよく尋ねられます。先日も、街中で米紙「TIME」magazineを私が読んでいたら、
「どうしたら、英語を話せるようになりますか?」
と唐突に尋ねられました。
まったく知らない人です。
なので、一瞬ギョッとしました・・・。
会社員のかたや学生さんからもTOEICのスコアアップが目標、と話を聞くこともあります。会社でスコアの提出が義務付けられているとか、就活で特技としてアピールできるからとか、そういうことが理由だそうです。
私が卒業した青学のビジネススクール(ABS)も卒業要件として「TOEICのスコア780点以上(だったはず・・・)」を掲げてTOEICのスコアをひとつのベンチマークとしています。
●TOIEC(ペーパーテスト)の高得点=英会話ができる
そのいっぽうで、こうおっしゃるかたもいる。
「テストで満点取ったのに、ネイティブのまえでは英語がまったくでてこない」「相手が何を言ってるのか、さっぱり聞き取れない」「テストの高スコア=英語を話せるではない」
大学受験に攻略法があるように、机上の英語試験にも攻略法がある・・・?
たとえば、
1) 出題範囲が決まっている
(ビジネスやキャンパスでのやりとりを想定したもの、
2) 似たような内容が毎回、出題される。
3) リスニングの問題を読み上げているネイティブはいつも、「米語(American English)」のネイティブ(英国やオーストラリア、カナダ、アイルランド、シンガポール、インドで生まれ育った人ではなく)それも
4) 一般人ではなくて滑舌よくゆっくりと読み上げるプロである。
とか・・・?
●カフェの入り口で店員に”Don’t you smoke?”と聞かれたら、なんて即答する?
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外国語がそれなりに話せたり聞き取れたりできるまでになるには、自分の感覚や直感、潜在意識の次元にまで落とし込むような作業が必要です。
“Don’t you smoke?”
と尋ねられた非喫煙者(タバコを吸わない人)が、首を横に振りながら
“No”
と無意識に即答できるレベル。
「はい、吸いません」と言いたくて日本語の感覚で
“Yes”
と答えては喫煙席に案内されてしまいます。
英語は、相手の目線・立場と自分の目線・立場が日本語のように入れ替わったり交わったりする言語ではない。
それを潜在意識に植え付ける作業が求められる。
相手の目線で自分のことを「お父さんはね、お母さんはね、先生はな」と主語を言い換える言語ではなく。
「英語(語学)は勉強じゃない!」
「英語のリズムを音楽的な感覚でとらえよう」
とおっしゃるかたがいらしたりするのも、「机のうえで勉強するだけではなく、自分の感覚や感情にも直結させましょう」ということなのかもしれません。
では、実際にどのような作業をするか?
たくさん必要な作業のなかで今日は、私が米国四年制大学へ留学する前後から長年、実践してきた、「潜在意識に植え付けるアファメーションのやりかたを応用する」をご紹介してみたいと思います。
と言っても、「ああ、私がいままでやってきたことは、アファメーションと同じだったんだ」と気づいたのは本当に最近のことです。
●潜在意識とアファメーション(高らかに「宣言」)
潜在意識とアファメーションは、ググると関連情報がたくさん出てきます。
簡単に説明してしまえば、
「自分の目標を実現させるためには、潜在意識に「アファメーション(宣言)」という方法で植え付ける。
具体的には、「こうである」あるいは「こうなった」という自分の姿や目標を、
1) 大きな声で、
2) 強い感情をこめて、
3) 繰り返し繰り返し、
4) 唱え続けます。
すると強い感情に反応しやすい潜在意識はその「宣言」をすでに叶ったこととして行動を促す。
そう、言われています。
理屈ではなく、神秘的ですらある潜在意識の働き。
スピリチュアル?いえいえ、ユングも研究した心理学の領域でもあります。
この方法、自分が外国語をそれなりに使えるレベルに引き上げるのにも有効です。
少し時間はかかりますが。
お持ちの参考書でもかまいません、
あるいは自分のおきにいりの海外ドラマの台本でもいい。
大切なのは、自分の思い入れという強い感情がともなうものを用意するということ。
「覚えたい」
「これを覚えないと首が飛ぶ」
「この俳優さんと同じように話したい」
などなどの思い入れです。
できれば、文字で書かれたものを。
スペルも覚えられるし、その言語の法則も感覚で理解できるし、それぞれの単語の前後がくっついて発音されるliaisonも確認できるから。
私は、「これは」という言い回しを知ったとき、とにかくメモを取りまくりました。そしてそれを見ながら、毎日毎日、大声で唱えたのです。参考書も数冊、利用しました。さらに詳しいやりかたについては、また書いていきます。
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